「春に秋田へ観光に行きたいけど、どこに行けばいいか分からない」とお困りではありませんか?
お米の生産量が多い県として有名な秋田県には自然が多く、四季の変化をより鮮明に感じることが出来ます。草花の芽吹く時期である春だからこそ、季節を感じる観光スポットを巡ってみてはいかがでしょうか。
今回は、春を感じられる観光スポットを7つと、秋田に行くなら併せて行っておきたい秋田の歴史について知れる施設を2つ紹介していきます。是非参考にしてみてください。
(トップ画出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/190364?title=%E8%A7%92%E9%A4%A8)
春に行きたい秋田の観光スポット『角館町武家屋敷通り』
角館は秋田のちょうど中央辺りにある町で、中でも『武家屋敷通り』は建ち並ぶ武家屋敷群が有名なエリアです。
角館は別名「みちのくの小京都」とも呼ばれており、日本の歴史と伝統が味わえる町並みが特徴的です。
特に春には「角館の桜まつり」が開かれ、武家屋敷と美しい桜のコラボレーションを楽しむことが出来ます。
桜の開花時期は4月後半から5月上旬です。春に秋田へ観光に行こうと考えているなら、桜の開花時期に合わせて観光に行ってみてはいかがでしょうか。
- 住所:秋田県仙北市角館町
春に行きたい秋田の観光スポット『角館そば』
せっかく観光に行ったなら、ご当地グルメも楽しみたいですよね。秋田グルメの中でも特に、地元角館で栽培されたそば粉を使った「角館そば」は特におススメです。
角館には多くの蕎麦屋がありますが、中でもおススメなのが『角館そば』というお店です。
こちらのお店では、玄米ならぬ玄そばを使う分だけ製粉しているため、そばの香りをより強く楽しむことが出来ます。
上記で紹介した武家屋敷通りからも近いので、桜を見に行くついでに寄るにはピッタリです。
- 住所:秋田県仙北市角館町岩瀬町17
- 営業時間:11:00~15:00(なくなり次第終了)
- 定休日:火曜 (祝日の場合は営業 翌日休み)
春に行きたい秋田の観光スポット『乳頭温泉郷』
東北地方にある秋田県は、春になっても肌寒い日が多いです。寒い中で観光して冷えた身体を温泉で温めてみませんか?
日本有数の秘湯として温泉ファンからも絶大な人気がある『乳頭温泉郷』。こちらには合計して10種類以上の多種多様な源泉が沸いており、その湯は万病に効くと言われています。
全部で7軒ある宿は趣が異なるだけでなく、それぞれで独自の源泉を引いているため、湯めぐりすることで7つの泉質が違う温泉を一度に楽しむことが出来ます。
宿泊は勿論、各温泉では日帰り入浴も楽しむことが出来るので、宿泊以外での滞在でも十分に楽しめるでしょう。
- 住所:秋田県仙北市田沢湖
春に行きたい秋田の観光スポット『田沢湖』
田沢湖は、太陽の加減や四季によって瑠璃色や深いブルーなどに表情を変える美しい湖として知られています。
湖の周辺は自然が多く、緑が芽吹く季節である春に観光することで、より季節の移り変わりを感じることが出来るでしょう。
田沢湖に行ったなら、40分かけて湖を1周する遊覧船に乗るのがおススメです。綺麗な水面と雄大な景色を間近で楽しめますよ。
上記で紹介した乳頭温泉郷からも近いので、温泉に寄ろうと考えている方は是非田沢湖にも行ってみてはいかがでしょうか。
- 住所:秋田県仙北市田沢湖
春に行きたい秋田の観光スポット『八幡平』
「八幡平」は岩手県との県境にある奥羽山脈の一部を指しており、広大な高原にたくさんの湖や沼が点在しているのが特徴です。
雄大な自然を楽しめる八幡平はトレッキングにピッタリな場所で、天気のいい日は特に多くのファンで賑わいます。
寒さが和らいでくる春こそ、トレッキングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
- 住所:秋田県仙北市・鹿角市
春に行きたい秋田の観光スポット『土田牧場』
仁賀保高原にある観光牧場「土田牧場」は、約180頭ものジャージー牛を飼育している大きな牧場です。
『日本で一番安心できるミルク』と場長が自負している、ジャージー牛乳で作られたソフトクリームは特におススメです。
牛だけでなく、ウサギやセントバーナードなどの他の動物との触れ合いや、乳しぼり体験なども出来ますよ。
気候の穏やかな春こそ、自然あふれる土田牧場でゆったりと一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
- 住所:秋田県にかほ市馬場字冬師山4-6
- 電話番号:0184-36-2348
- 営業時間:9:00~17:00
- 定休日:1~2月は休業(3~12月の営業期間中は無休)
- 料金:入場無料
春に行きたい秋田の観光スポット『白神山地』
青森県との県境に広がる「白神山地」は、屋久島と並び日本で初めて自然遺産として世界遺産に登録された場所です。
人の手が加わっていない自然が残った秘境の白神山地では、神秘的な自然の美しさを感じることが出来ます。
白神山地には15分ほどで楽しめる散策コースから、8時間掛けて巡る本格的な登山コースまで、多種多様なコースが用意されています。
気候が穏やかな春は特に、散策にも登山にもピッタリなのでおススメですよ。
- 住所:秋田県山本郡八峰町八森、山本郡藤里町域
次からは、秋田に観光に行くなら是非行っておきたい、秋田の歴史を知れる観光スポットについて紹介していきます。
おススメしたい秋田の観光スポット『なまはげ館』
秋田の伝統行事として有名な「男鹿のナマハゲ」は、国の重要無形文化財にも指定されています。
そんなナマハゲの歴史や風習を、実際に見て学ぶことが出来る資料館が『ナマハゲ館』です。
本来の行事が行われるのは、毎年大晦日の晩に限られますが、こちらの資料館では季節関係なく多種多様なナマハゲ面を見ることが出来ます。
また、こちらの資料館では本物のナマハゲの衣装を身に纏って記念撮影できるなど、他では出来ない貴重な体験が出来ますよ。
- 住所:男鹿市北浦真山字水喰沢
- 電話番号:0185‐22‐5050
- 営業時間:8:30~17:00、年中無休
- 料金:《一般》540円、《小中学生》270円
おススメ秋田の観光スポット『赤れんが郷土館』
「赤れんが館」を中心に、新館・収蔵庫の3つから構成されている『赤れんが郷土館』では、秋田の歴史や民俗・美術工芸などについて深く知ることが出来ます。
旧秋田銀行本店の本館として明治時代に建てられた「赤れんが館」は、国の重要文化財にも指定されている歴史深い建物です。
そんな建物自体にも歴史のある郷土館には企画展だけでなく、木版画家の勝平得之記念館や、人間国宝の鍛金家・関谷四郎記念室もあり、見ごたえ抜群です。
- 住所:秋田市山王一丁目1番1号
- 電話番号:018-863-2222
- 営業時間:9:30~16:30
- 休館日:年末年始(12/29~1/3)および展示替え期間(不定期)
- 料金:200円(高校生以下無料)
まとめ
今回は春を感じられる秋田の観光スポット7つと、併せて行きたいおススメ観光スポットを2つ紹介しました。
秋田には自然が多く残っているため、四季の変化をより鮮明に感じることが出来るでしょう。
また、秋田は昼中と夜での寒暖差が大きいため、観光に行く際は暑いと感じていても1枚上着を持ち歩くと安心ですよ。
観光の途中で体調を崩してしまっては、せっかくの旅行も楽しめません。体調管理は万全に行うようにしましょう。