最近、密かにアジア旅行ブームがでてきていて、そのなかでも「東洋のパリ」と名高いベトナムのホーチミンが、予算的にもリーズナブルと人気が上昇してきました。
今回はそんなホーチミンの旅行に必要な予算についてご紹介してくので、参考にしてくださいね。
ホーチミンの物価は安すぎる
ホーチミンの物価は日本の物価の2分の1になっていて、コーラ一本が40円というとんでもない安さで買うことが出来ます。
しかし、ここ10~20年の間にベトナムはとてつも成長をしていて、経済の中心地であるホーチミンは物価の高騰も起きています。
10年の間に物価が2倍近く高くなっているので、近い将来は日本と同じくらいの物価になるかもしれません。
なので、ベトナムのホーチミンへ旅行するなら、物価が上がりきってない今がチャンスなので、ぜひ情報を集めて行きましょう。
ホーチミンの物価は実際どのくらいか?
先ほどの為替の話と同じく、ベトナムの物価も安いですが、日本製やベトナム以外の国の商品だと、輸入に対して関税がかかっているので高くなっています。
- ミネラルウォーター 一本 20円~25円
- ジュース 一本 25円~60円
- ビール (ベトナム) 一本 60~80円
- ビール (輸入品) 一本 100~120円
- カップヌードル 一個 50~70円
- コーラ 一本 40~50円
- モンスターエナジー 一本 140~150円
日本と比べると大体、半分から半分以上物価が安くなっていることがわかるので、買い物の際にはそこまで費用はかかりません。
意外と近いホーチミン旅行の飛行機の予算
ホーチミンまでの飛行機の予算はシーズンにより、値段の変動がありますが65,000~70,000円ほど準備しておけば大丈夫です。
成田国際空港から出発して、ホーチミンのタンソンニャット国際空港まで直行便で行くのがおすすめですが、もっと費用を抑えたい場合は乗継便で、東京→ソウル→ホーチミンなどの方法もあります。
日本では羽田・関西・名古屋・福岡からも就航してるので、人気な旅行先である韓国やバリと同じくらいカジュアルに行けます。
日本からホーチミンは直行便で約6時間30分と比較的近いです。飛行機のなかで映画を2,3本見ていただければ、すぐにホーチミンに着きます。
出典:https://www.skyscanner.jp/flights-to/sgn/cheap-flights-to-ho-chi-minh-city-airport.html
ホーチミンでのお金の呼び方
ホーチミンに行く際にお金の呼び方を覚えておくといいかもしれません。
ベトナムでの通貨は、ベトナムドン(VND)と呼び、貨幣と紙幣を合わせるとなんと17種類もあります。
そして、ベトナムドンの中でも一番の高額紙幣は500,000ドンになります。
ゼロの数が日本より桁違いなので、多くの旅行者は必ず戸惑ってしまいます、しかし、ベトナムドンの金額を半分にしておしりにあるゼロを二つ消せば、簡単に日本円換算できるので覚えておきたい情報です。
※為替の変動もあるので、あくまでテクニックのひとつとして使いましょう
出典:https://ja.exchange-rates.org/Rate/JPY/VND
予算がとんでもなく安い!ホーチミン旅行におすすめなホテル
宿泊については、泊まるホテルのグレードも様々ありますので3つのコースで3泊4日の料金をご紹介していきます。
エコノミークラス ¥1,000~¥3,000
この予算で泊まれるホテルの種類はホステルやコンドミニアムと言った、平たく言うと民泊のようなものです。
一人旅行でホテルでのサービスを受けるよりも、外にでてホーチミンの刺激を受けたい方はこの民泊タイプがおすすめです。
このタイプの宿はトイレやシャワールームは共用、ベッドルームは3~4人部屋など、海外の方と積極的に交わりたい方にはとってもチャンスな環境です。
スタンダートクラス ¥3,000~¥5,000
3,000円くらいからになると、日本でいうビジネスホテルのように自分のプライベート空間はが守られています。
知らない人と同じ部屋で過ごすのが嫌な方は、スタンダートクラス以上のホテルに宿泊するのがおすすめです。
ベトナムはまだ発展途上なので、シャワーのお湯が突然水に変わったり、電気が消えたりするので、そこは旅行の醍醐味として広い心で受け取りましょう。
プレミアムクラス ¥10,000~¥15,000オーバー
この予算でホテルを探すとなると、プライベートの確保はもちろん、ホテル内のプールに入ることが出来て、セレブ気分を堪能することが出来ます。
日本で一泊10万円のホテル並みのサービスをベトナムでは10分の1の金額で味わうことができるので、一1度泊まってみてはいかがですか。
このクラスになってくると、ホテルのサービスとしてスパを受けられたり、各ホテルにある落ち着いた雰囲気のバー利用することが出来ます。
安くておいしいベトナムフードの予算
食事に関しては、露店やレストラン、チェーン店がありますので種類別で紹介していきます。
露店 一食 ¥150~¥300
露店はどこでも安い値段になっているので、予算的なことを考えるとコスパがいいです。
旅行の醍醐味である、良い意味で行き当たりばったり感を体験できますが、衛生面や味の良し悪しは店によって差があります。
レストラン 一食 ¥250~¥1,500
レストランは日本料理レストランや、観桜客向け、地元住民向けのレストランがたくさんあるので、料金は様々です。
味のクオリティも高く、露店に比べると衛生的な部分は安心できます。
チェーン店 一食 ¥80~¥120
ベトナムでは数多くの地元チェーン店が展開していて、お店によって営業時間が遅くまで開いてるところがあるので、食事をどこで取ろうか迷った際にはチェーン店がおすすめです。
こんなに安いの!?ホーチミン旅行でのお得な交通手段
ホーチミンでの移動手段として、タクシーと市バスとバイクタクシーがあります
タクシー 10km ¥350~¥500
ホーチミンのタクシーは市内で多く走っているので、歩道で手を振っていればすぐに乗せてもらえます。
タクシーによっては、悪徳なタクシー運転手もいて、法外な値段を請求されるトラブルも確認されています。タクシーの車両の上にタクシー会社のランプがあるのを確認してから乗るのがいいです。
市バス 10km ¥25~¥30
市バスはホーチミン市のなかを循環していて安価なのが特徴です。すぐに見つかりますが、目的地がベトナム語で書かれていて読めない場合や土地勘がない場合はタクシーを利用したほうが安心です。
バイクタクシー(Grab) ¥200~¥300
バイクタクシーは、ベトナム版Uberのようなもので、バイクタクシーのアプリで配車を行えます。
タクシーよりもすぐに自分の近くに呼ぶことができるので、とても便利な交通手段です
少ない予算でもおすすめなホーチミン旅行の土産
旅行につきものなのが、親しいかたへのお土産です。ここではおすすめのお土産を紹介していきます。
インスタントコーヒー 20パック ¥220
ベトナムのインスタントコーヒーは、地元で名産のベトナムコーヒーという練乳の入ったあまーいコーヒーになっていて、子供でも飲めるくらい飲みやすいコーヒーです。
仕事の休憩に飲むと、コーヒーのシャッキリ感と練乳のコクのある甘味で、体全体がふわぁっと癒されるので、自分のお土産としても最高です。
今回は20パックで紹介しましたが、もっと大きいパックもあり、コスパがとても良いです。
ドライフルーツ 1gあたり ¥3~5
ベトナムでは色々な市場で、ドライフルーツを販売していて、マンゴーやキウイ、そのほかにもたくさんの種類のドライフルーツがあります。
生のフルーツは空港を通って日本に持ち込むことはできませんが、ドライフルーツなら可能なのでおすすめです。
お土産として、ベトナムのフルーツを保存のきく状態で渡すと喜ばれますね
ドライフルーツを販売している店によって置いてるフルーツの種類が違います。「こんなものがドライフルーツとして出ているんだ!」と驚くこともあるでしょう。探してみるのだけでも楽しいかもしれません。
ライム塩コショウ 一個 ¥35
ベトナムのお土産として、人気の高いものになっていて、るるぶ等の旅行情報誌には必ずと言っていいほど掲載されています。
名前の通りでライムと塩と胡椒がはいっているので、いわばベトナム版クレイジーソルトです。
一振りで料理の味にコクもでるし、から揚げやステーキなどの肉料理にかけてあげると、ライムのおかげで味がさっぱりとして更に美味しくなります。
お料理好きな方、奥さんにプレゼントしてあげると料理の味の幅が広がるので、喜ばれるかもしれませんね。
インスタントフォー 一個 ¥20~¥60
ベトナムのソウルフードであるフォーをお土産として渡すのもとても喜ばれますね。
マルちゃん製麵や日清などのヌードルと同じように、お湯で作るタイプなので、お湯を注ぐだけでベトナムの味を思い出したり、感じるたりすることができます。
味付けもかなり本格的でインスタントで、作られてることを忘れてしまいます!味の種類も豊富にあるのでバラマキ用の土産として活用するのも良いですね。
缶ビール 一本 ¥60~¥80
ベトナムの地ビールは日本のビールに比べると、アルコールが薄く、ライトに飲めるのでビールが少し苦手な方もスパスパ飲めます。
ベトナムのビールを販売してる会社は333(バーバーバー)、タイガービールをはじめとして数多くありますが、全て美味しいです。
価格も日本で販売しているビールの半分の値段なので、旅行中はもちろん、お土産として親しい方に渡すのもいいかもしれません。
ホーチミン旅行4日間の予算はいくら?
ここまででベトナム・ホーチミンの物価やかかる費用についてイメージができてきたのではないでしょうか。
ホーチミンに四日間旅行行った際にかかる予算として、平均的な金額は一人当たり¥100,000~¥150,000は準備しておくと安心するでしょう。
もちろん、旅行にかかる費用を節約していけば、もっと安くなりますが、ここではあくまで旅行を純粋に楽しめる金額として算出しました。
ホーチミン旅行の予算が安くなる時期は?
ベトナムは5~10月は雨季に入っていて、突然の雷雨など天気の移り変わりが激しいです。旅行客は雨季をさけて、11~4月の乾季の時期に旅行客が集中するので割高になります。
旅費を少しでも抑えたい場合は雨季(5~10月)をねらって、行くと良いでしょう。雨は10~20分でやむことが多いのでカッパがあると便利です。
みなさんもぜひ「東洋のパリ」ベトナム・ホーチミンにこころを奪われに行ってみませんか?