出張で飛行機を利用する場合には、料金の申告の際に領収書が必要になります。しかし、はじめての場合は飛行機の領収書をどうやって発行するのか分からないですよね。
この記事では、領収書の発行方法について紹介していきます。また、領収書とあわせて必要になることがある搭乗証明書についても触れているので、参考にしてみてくださいね。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/photos/receipt-office-payment-antique-4312391/)
飛行機の領収書をもらう方法
領収書は出張で飛行機を使った場合や、確定申告などで必要になることもあります。飛行機に乗ったら、忘れずに発行して保管しておきましょう。
領収書のもらい方は、利用した航空会社によっても違いますし、購入方法によっても異なってきます。次章以降で紹介する領収書のもらい方を、一覧にまとめておくのでさらっと確認しておいてください。
- チェックイン時に発行してもらう
- 航空会社のサイトから発行する
- コンビニ支払いの場合はコンビニでもらう
- 旅行会社で購入した場合は旅行会社で発行してもらう
- 国際線はメールで送られてくる
領収書は飛行機に搭乗するときにもらえる
基本的に国内線の領収書は飛行機に乗る当日、チェックインするときに発行してもらいます。カウンターでチェックインする場合はスタッフに領収証をお願いしましょう。
チェックイン機で行う場合は、チェックイン後に「領収書を発行する」というボタンが表示されますので、それを押して発行します。
カウンターでスタッフにお願いするか、チェックイン機で領収証ボタンを押すだけなので、とても簡単に領収書を発行できますよ。
飛行機の領収書は航空会社のホームページからも発行できる
「搭乗当日は荷物を抱えていて大変だから、できれば後日発行したい」という人もいるのではないでしょうか。ホームページから領収証を発行することができる航空会社もあるので、活用しましょう。
ただし、スマートフォンからは発行できないことがあるので、パソコンから発行を依頼してくださいね。
- ANA
- JAL
- スカイマーク
- ジェットスター
ホームページの「領収書データベース」という項目から発行したり、マイページにログインして行う場合もあります。各航空会社によって違うので、ホームページで確認してみてください。
ホームページから領収書の発行をする際には予約番号や航空券番号が必要になりますので、手元に準備しておいてくださいね。
コンビニで支払った場合は領収書が発行されない?
コンビニでチケット代を支払った場合は、コンビニで領収書を受け取りましょう。料金を支払ったときにお客様控えとして渡される「受領証」を領収書として利用することができます。
コンビニでの購入の場合、基本的に航空会社での領収書発行は行っていません。
ただし、JALではコンビニで支払った場合でも、チェックインカウンターでお願いをすれば領収書を発行してくれます。領収書が必要な場合は、カウンターで発行してもらいましょう。
その際はコンビニで受け取った受領証と引き換えとなります。また、チェックイン機では発行できないので、コンビニで受け取った受領証をなくさないように注意してくださいね。
飛行機のチケットを旅行会社で購入した場合の領収書発行
チケットを旅行会社で購入した場合は、JTBやHISなどの旅行会社から領収書を発行してもらうことになります。
チケットの種類によっては航空会社でも領収書を発行してくれる場合もありますが、基本的には旅行会社で発行してもらう形となります。チケットを購入する際に領収書が必要な旨を伝えましょう。
もしすでに購入が済んでいる場合は、チケットを購入した旅行会社に問い合わせて、領収書の発行をお願いしてみましょう。
飛行機の領収書をもらい忘れたら?
「当日カウンターで領収書の発行をしてもらうつもりだったのに、うっかり忘れた」なんていうこともあるでしょう。でも大丈夫ですよ。領収書は期限内であれば、後日発行してもらうこともできるんです。
JALの場合はチケット購入から最大で1年間、領収書を発行することができます。ANAの場合には、最終区間の搭乗日から90日以内であれば領収書を発行可能です。
後日領収書を発行する場合は、前述した通り公式ホームページからの発行となります。予約番号や航空券番号が必要となりますので、準備しておきましょう。
国際線は領収書発行の仕方が違う
国際線利用の場合はチケット購入後の確認メールで領収書が送られてくるケースがほとんどです。メールではPDFファイルとして届くので、印刷して利用することができます。
購入完了後のメールは捨てずに、きちんと保管しておくようにしましょう。
ANAやJALは国際線の場合でも、ホームページで領収書を発行することができます。ピーチの場合は、マイページにログインして購入履歴から領収書の発行を依頼してください。
出張の申告には領収書とあわせて搭乗証明書が必要なケースも
出張の申告のために領収書を使う場合、搭乗証明書も併せて提示する必要があることもあるので注意してください。
搭乗証明書とは簡単に言うと、「領収書に書いている料金で飛行機に乗った」という証明をする書類のことです。
航空券は手数料を支払えば払い戻しが可能なので、航空券を買って領収書をもらってから払い戻すこともできてしまいます。つまり、領収書を不正に利用して代金を横領することができてしまうということです。
領収書の不正利用を防ぐために、搭乗証明書があります。会社によっては領収書と搭乗証明書の両方が出張の申告に必要なケースがあるので、会社の規則をしっかりと確認しておきましょう。
飛行機は領収書だけでなく搭乗証明書の発行もできる
出張費用の申告などで、領収書だけではなく搭乗証明書も併せて申告しなければならない場合もあるでしょう。搭乗証明書は領収書とは違って、飛行機に乗って到着した空港での発行になります。
搭乗証明書は「領収書に書いてある料金で飛行機に乗った」ことを証明する書類なので、実際に搭乗した後での発行になっているんです。
目的の空港に到着したら、カウンターで搭乗証明書の発行をお願いしましょう。また、ANAやJAL、スカイマーク、ピーチなどはホームページからの発行も可能です。
支払い方法によってはホームページから発行できない場合がありますが、その場合は問い合わせ窓口でお願いをすると発行してくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。飛行機を利用した際の領収書発行の仕方について、紹介しました。また、領収書とあわせて必要となる場合がある、搭乗証明書についてもお伝えしました。
購入方法や航空会社によって発行の仕方が違うことが分かったかと思います。
ただ、大半の場合は空港のカウンターやチェックイン機での発行ですし、難しい手続きもないのであまり心配する必要はありません。領収書をしっかり発行して、出張の申告などに備えてくださいね。