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一生に一度は見たい!日本の冬の絶景スポット10ヶ所を紹介!

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日本には四季折々で楽しめる様々な観光スポットがありますが、中でも冬の季節には、雪や氷によって創りだされた美しい世界が広がります。

今回は、日本にある冬の絶景スポットを10ヶ所紹介していきます。冬の季節にどこか出かけてみようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

(トップ画像出典:https://pixabay.com/get/54e0dc474e52ab14f6d1867dda6d49214b6ac3e45657794f742e72d693/canal-2094407_1920.jpg?attachment)

湖水で作られた氷のオブジェが絶景!「支笏湖祭り・北海道」

北海道の千歳市にある支笏湖(しこつこ)では、毎年1月末から2月中旬の間に「千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」が開催されます。

支笏湖は、日本の湖の中でも屈指の透明度を誇っており、環境省の水質調査では何度も日本一になっています。その透明度が抜群な湖水を使って作成されたのが、支笏湖氷濤祭り1番の見所である、氷のオブジェです。

支笏湖の湖水をスプリンクラーで噴き上げて作られ、夜には色とりどりのライトに照らされたオブジェたちが輝き、幻想的な世界を演出します。

他にも、お祭り期間中には花火大会や氷濤ウェディング、アイスカット大会などのイベントが開催され、場内では温かい食べ物や飲み物も販売されますので、北海道の寒い冬でも温まりながら楽しむことができますよ。

支笏湖祭り
  • 住所:北海道千歳市支笏湖温泉
  • 開催期間:1月下旬から2月中旬
  • 開場時間 :9時~22時※ライトアップ 16時半~22時
  • アクセス:新千歳空港、もしくはJR千歳線「千歳」から中央バスで「支笏湖」下車、徒歩3分。札幌市中心部から、車で約1時間15分

冬の季節の小樽運河は絶景スポット「小樽ゆき物語・北海道」

札幌市の北西に位置し明治期から商都として栄えた小樽市は、北海道を代表する観光地の1つです。札幌から電車で約30分とアクセスも抜群で、国内外問わず多くの観光客が訪れます。

小樽市では、毎年11月から2月にかけて「小樽ゆき物語」が開催されます。小樽市のシンボルともいえる「小樽運河」が特別に青いイルミネーションに照らされて「青の運河」となり、多くの観光客を惹きつけます。

運河プラザでは、ワイングラスを積み上げた高さ3mの「ワイングラスタワー」や、漁業で使われるガラス製の浮き玉約150個に電飾を施した「浮き玉ツリー」が飾られ、絶好の写真スポットとしても人気です。

冬の北海道の観光として、「硝子の街 小樽」として相応しい幻想的な世界を演出する「小樽ゆき物語」を、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

小樽ゆき物語
  • 住所:北海道小樽市色内2-1-20 小樽運河プラザ、JR小樽駅、ほか市内各所
  • アクセス:JR函館本線小樽駅から徒歩5分(小樽運河プラザ)
  • 開催期間:11月上旬から2月中旬

雪に覆われた冬の季節の街並みが幻想的!「銀山温泉・山形」

「銀山温泉」は、山形県の北東部・尾花沢市にある温泉街です。大正時代に建てられた木造多層建築の旅館が立ち並び大正ロマンの漂う街並みは、温泉のシンボルとしても人気です。

長い間秘湯として扱われておりましたが、1983年に放送されたテレビドラマ『おしん』の舞台として一躍有名になりました。また、ジブリ作品『千と千尋の神隠し』の街のモデルになったともいわれております。

四季ごとに情緒ある景色を楽しむことができる銀山温泉ですが、特にオススメなのが冬の季節。毎年1月から2月にかけて積雪が深くなり、雪に覆われた銀山温泉の街並みは、なんとも神秘的でノスタルジックな光景です。

特に、ガス灯が照らす夜の街並みは幻想的ですので、銀山温泉に訪れる際には日帰りではなく、昼夜どちらも楽しめる宿泊がオススメですよ。

銀山温泉
  • 住所:山形県尾花沢市大字銀山新畑
  • アクセス:東北自動車道尾花沢 → (国道347号線) → 銀山温泉 。山形新幹線利用/山形 → 奥羽本線急行で40分 → 大石田バスで15分 → 尾花沢のりかえ40分 → 銀山温泉 
  • ※お車でお越しの際に、村山市からの県道29号線(背あぶり峠)は、決して通行しないで下さい。
  • 冬の観光シーズン:1月から2月が積雪のピーク

スノーモンスターと呼ばれる樹氷は絶景!「蔵王の樹氷・山形」

宮城県と山形県の両県南部の県境に位置し、東北地方最大級のスキー場として有名な蔵王連峰には、別名“スノーモンスター”と呼ばれる「樹氷」が辺り一面に広がり、壮大な景色を眺めることができます。

蔵王の樹氷は、高山帯に生息するアオモリトドマツの枝や葉に、日本海から吹く風に乗って運ばれた雲粒が着氷することでできるもので、気温マイナス5度以下という厳しい条件下の中で形作られます。

国内で樹氷を見られる場所は少なく、蔵王は樹氷の条件を全て満たした数少ない樹氷の観光地の1つです。夕方からは、樹氷がライトアップされ、昼間とはまた違った壮大な景色を眺めることができますよ。

蔵王の樹氷
  • 住所:山形県山形市蔵王温泉
  • アクセス:JR山形新幹線山形駅→蔵王温泉バスターミナルバス
  • ライトアップ:12月下旬から3月上旬

日本夜景遺産にも認定された光景!「湯西川温泉・栃木」

湯西川温泉は、栃木県日光市の日光国立公園の中にある温泉地であり、壇ノ浦の合戦に敗れ逃れてきた平家落人が落ち延びた場所として知られる、歴史の古い温泉です。

冬になると辺り一面すっぽりと雪に覆われてしまう湯西川温泉では、毎年1月から3月の間に「湯西川温泉かまくら祭」というスノーフェスティバルが開催されます。

特に、ミニかまくらのライトアップは1番の見所。約1000個にもおよぶミニかまくらがライトアップされる光景は日本夜景遺産にも認定されておりますので、ぜひ一度見てみてくださいね。

湯西川温泉
  • 住所:栃木県塩谷郡栗山村大字湯西川
  • アクセス:野岩鉄道湯西川温泉駅から東武ダイヤルバス「湯西川温泉」行きで約35分、終点「湯西川温泉」下車
  • かまくら祭:1月下旬から3月上旬

冬の季節しか見られない天然の氷柱は絶景「三十槌の氷柱・埼玉」

埼玉県の秩父市には「秩父三大氷柱」と呼ばれる氷柱の観光スポットがありますが、その中の1つである「三十槌の氷柱(みそつち)」は唯一の天然の氷柱であり、冬の人気の観光スポットとです。

三十槌の氷柱の場所は、秩父市大滝にある「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」と「つちうちキャンプ場」の近くの荒川河川敷で、毎年1月上旬から2月中旬までが氷柱の鑑賞期間となっております。

また、夜にはライトアップも行なっており、幻想的な光景を楽しむことができますよ。観光の際には、カイロなどの防寒グッズや、トレッキングシューズなどの滑りにくい靴を持参すると便利です。

三十槌の氷柱
  • 住所:埼玉県秩父市大滝4066
  • アクセス:バス利用/西武秩父駅から西武観光バスの[急行]三峯神社線に乗り「三十場(みそば)」で下車→徒歩15分でウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場へ。車利用/ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場、つちうちキャンプ場から徒歩約10分
  • 期間:1月上旬から2月中旬

世界遺産の夜のライトアップが絶景!「白川郷・岐阜」

岐阜県にある「白川郷」は、世界遺産にも選ばれた「合掌造り集落」をはじめ、様々な観光スポットが存在しており、特に冬の季節にはライトアップが施されるため、国内外問わず多くの観光客が訪れ賑わっています。

中でも、夜のライトアップによって田んぼや池などの水面に合掌家屋が写りこむ「逆さ合掌造り」という現象や、天守閣展望台から眺める合掌集落はとても綺麗で、ノスタルジックな光景を楽しむことができますよ。

世界遺産にも選ばれた日本を代表する冬の観光地を、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。2019年からは“ライトアップの観光は予約制”となっておりますので、詳しくは公式HPをご確認ください。

白川郷
  • 住所:岐阜県大野郡白川村荻町
  • アクセス:車利用/東海北陸自動車道荘川IC~国道158・156号線。電車利用/JR高山線高山駅→濃飛・北陸鉄道バス50~60分
  • 冬のライトアップ:1月〜2月の日曜日
  • 公式HP:https://shirakawa-go.gr.jp

500本の木が並ぶ冬の絶景スポット「メタセコイア並木・滋賀」

「メタセコイヤ並木」は、滋賀県マキノ町にあるマキノ高原へと続く全長2.4kmの並木道です。樹高12mほどのメタセコイアの木が約500本も立ち並ぶ道路で、季節によって様々な景色を観ることができます。

平成6年には、読売新聞社の「新・日本街路樹百景」に選定され、人気のスポットとなっております。

そんなメタセコイア並木の観光にオススメな季節は冬。雪化粧を纏ったメタセコイア並木は何とも壮大で、まるでドラマや映画のワンシーンのような景色を楽しむことができますよ。

冬の季節の観光は1月から2月がベストシーズンです。マキノ高原には「白髭神社」や「海津大崎」などの観光スポットもありますので、メタセコイア並木を観光する際にはぜひ訪れてみてくださいね。

メタセコイア並木
  • 住所:滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
  • アクセス:北陸自動車道・木之本インターから国道8号線→国道303号線→国道161号線を南下(約30分)。JRマキノ駅からコミュニティバス・マキノ高原線で約6分「マキノピックランド」下車すぐ
  • 冬の観光シーズン:1月から2月にかけて

冬の積雪日にしか見られない絶景スポット「貴船神社・京都」

京都の奥座敷・貴船にある「貴船神社」は、四季折々で美しい風景を見られることや、縁結びのパワースポットとして女性の観光客を中心に人気のスポットとなっております。

貴船神社の本宮では、冬の季節限定で「積雪日限定ライトアップ」が開催されます。2018年度は、1月中旬から2月末までの土曜日のみ開催されました。

ライトアップされた貴船神社はとても美しく、風情のある光景を見ることができますよ。ただし、ライトアップは神社に行けば必ず見られるという訳ではなく、開催するかどうかは当日の15時にならないと分かりません。

ライトアップの開催については当日に貴船神社の公式HPや、公式ツイッターで確認できますので、ライトアップを一度でも見てみたいという方は、事前に情報をチェックしておくことをオススメします。

貴船神社
  • 住所:京都市左京区鞍馬貴船町180
  • アクセス:貴船口駅下車、京都バスに乗り換え「貴船」下車
  • ライトアップ:1月中旬から2月末までの土曜日
  • 公式HP:http://kifunejinja.jp
  • 公式ツイッター:https://twitter.com/kifunejinja

毱灯篭が照らす冬の温泉地が絶景スポット「黒川温泉・熊本」

「黒川温泉」は、熊本県・阿蘇の奥地、大分県との県境に位置した温泉地です。今でこそ熊本を代表する温泉地として人気がありますが、実は2000年頃までは中々客足が安定せず、秘境の温泉だったとのこと。

黒川温泉では、冬の風物詩として「湯あかり」が、毎年12月末から3月末まで開催されます。竹ひごを編んで作られた毬灯篭(まりとうろう)が温泉地に飾られ、幻想的な世界を演出します。

もともとは、放置竹林から地域の環境を守るために、竹の間伐・再生活動の一環として始まりました。地元の関係者やボランティアさんの手で1つ1つ丁寧に作られた毱灯篭は、温泉地を明るく照らします。

イベント期間中には、インスタグラムで「湯あかりフォトコンテスト」も開催されます。入賞者には宿泊券等の豪華商品もあるので、あなたのお気に入りの1枚を投稿してみてはいかがでしょうか。

黒川温泉
  • 住所:熊本県阿蘇郡南小国町黒川
  • アクセス:熊本駅→熊本空港→小国ゆうステーション→黒川温泉
  • 湯あかり開催期間:12月下旬~3月末

日本全国には、冬の絶景スポットがたくさんある!

今回は、日本にある冬の絶景スポットを紹介しました。日本は四季があるおかげで、季節によって様々な絶景スポットを楽しむことができます。

また、冬や雪というと、北海道や東北地方のイメージがありますが、関西や九州方面でも冬の季節に楽しむことのできる観光スポットはたくさんあります。

冬休みや、年末年始のお休みの時期にどこか出かけてみようか考えている人は、ぜひ今回紹介した日本各地の絶景スポットを訪れてみてはいかがでしょうか?

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