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愛媛のオススメ温泉地4選!泉質・効能も紹介!

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旅行の醍醐味といえば観光地を周ること、食事などがありますが、温泉を楽しみたいという人もいますよね。

歩き回って疲れた体で温泉に入れば、1日の疲れも癒されることでしょう。そうすれば、次の日も思い切り観光を楽しめますね。

そこで、当記事では愛媛のオススメの温泉地を、泉質・効能と共に4つ紹介します。

トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/845072?title=%E9%81%93%E5%BE%8C%E6%B8%A9%E6%B3%89

日本三古湯の1つ!愛媛を代表する「道後温泉」

道後温泉は3000年の歴史を持つ、日本三古湯の1つです。596年には聖徳太子も訪れており、良質な温泉を記念して石碑を建てたと言われています。

当温泉地は本館、飛鳥乃湯泉、椿の湯の3つの建物に分かれており、本館は国の重要文化財にも指定されています。

重要文化財を実際に利用できる貴重な建物です。愛媛に来た際は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

レトロな外観、内装は鑑賞するだけでも楽しく、まるで明治時代にタイムスリップしたかのような趣きです。

基本情報
  • 【名前】道後温泉
  • 【住所】愛媛県松山市道後湯之町5-6
  • 【電話】089-921-5141

国の重要文化財である道後温泉の魅力を紹介!

出典:https://dogo.jp/onsen/honkan

道後温泉は1894年に建てられた建物であり、レトロな内装が特徴的です。神の湯と呼ばれる浴槽がメインとなっています。「湯釜」と呼ばれる大きな円柱形の湯口は、道後温泉本館の独特な雰囲気を作りだしています。

また、本館では茶菓子を食べことが出来るほか、縁側で涼むことも可能です。

2019年現在は保存修理中に伴い霊の湯、2・3階の休憩室、又新殿を利用出来ませんが、工事中しか楽しめないプロジェクトマッピングを開催中。

手塚治虫が描いた「火の鳥」とコラボレーションを行い、火の鳥のオリジナルアニメーションを公開しています。

愛媛・道後温泉の泉質と効能

道後温泉の泉質は、アルカリ性単純泉です。トロトロした湯が特徴であり、刺激が少なく湯治にも適しています。

18本の源泉を有している当温泉では、20度から55度の源泉をブレンドして約42度の適温で入浴することが可能です。

全国的にも珍しい無加温、無加水の源泉掛け流しである道後温泉に行ってみてはいかがでしょうか。

泉質・効能
  • 【泉質】アルカリ性単純泉
  • 【効能】神経痛、関節痛、疲労回復、胃腸病、冷え性

山と自然に囲まれた愛媛の「奥道後温泉」

奥道後温泉は、道後温泉から約4km離れた山間部に位置する温泉です。自然に抱かれた「松山の奥座敷」と呼ばれており、鳥のさえずりを聞きながらバードウォッチングを楽しむ人や自然散策をする人も多いです。

秋になると紅葉も楽しめるので、散策を楽しんだあとに奥道後温泉に入浴するのも良いですね。きっと、疲れも癒されることでしょう。

基本情報
  • 【名前】奥道後温泉
  • 【住所】愛媛県松山市
  • 【電話】不明

愛媛・奥道後温泉の泉質と効能

奥道後温泉の源泉はアルカリ性の単純硫黄温泉です。美しい肌を作る湯としても名高く、美人の湯とも呼ばれています。

道後温泉とは違い、温泉は肌にぴりつく感じがあります。湧出量も豊富であり、毎分400リットルを誇る温泉地です。

泉質・効能
  • 【泉質】単純硫黄温泉
  • 【効能】関節痛、切り傷、肩こり、冷え性、慢性皮膚病、慢性婦人病、高血圧症、糖尿病、動脈硬化症

愛媛・鈍川渓谷に湧く「鈍川温泉」

鈍川温泉は、「二十一世紀に残したい四国の自然100選」に選ばれた名勝地に湧く温泉です。

奥道後玉川県立自然公園内にあり春は桜や山菜料理を、夏には清流のせせらぎやキャンプを、秋には紅葉を、冬にはいのぶた料理を、楽しむことが出来ます。

なお、いのぶたとは猪と豚の雑種のことです。地元の人にも定評があり、いのぶた鍋を食べるために訪れる人も多いです。

基本情報
  • 【名前】鈍川温泉
  • 【住所】愛媛県今治市玉川町鈍川
  • 【電話】不明

愛媛・鈍川温泉の泉質と効能

鈍川温泉は、アルカリ性の温泉のため美肌効果が期待できる美人の湯です。また、ラドン保有量が高い温泉でもあり、神経痛によく効くと言われています。

これは、ラドンが脂肪に溶けやすい性質であり、脂質が多い神経の髄鞘(ずいしょう)に作用しているからだと言われています。

泉質・効能
  • 【泉質】アルカリ性冷鉱泉
  • 【効能】神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器症、冷え性、病後回復、健康増進、疲労回復

四国初の国民保養温泉地「湯の浦温泉」

湯の浦温泉は、瀬戸内海国立公園のほぼ中心にある温泉です。桜井海岸や石鎚山を眺望できる立地であり、海水浴や森林浴を楽しんだあとに温泉に行くことが出来るでしょう。

当温泉は四国で初めて国民保養温泉地に選ばれたことでも有名です。国民保養温泉地とは温泉の利用効果が期待でき、療養泉であること、湧出量が豊富であること、が条件となっています。

また、道の駅「今治湯の浦温泉」には温泉スタンドがあり、湯の浦温泉の源泉を持ち帰ることが出来ます。

温泉スタンド
  • 【料金】100円/100リットル
  • 【給湯時間】7:00~21:00
  • 【注意事項】飲用の温泉ではないので、飲まないようにしましょう。
基本情報
  • 【名前】湯の浦温泉
  • 【住所】愛媛県今治市湯ノ浦
  • 【電話】不明

愛媛・湯の浦温泉の泉質・効能

湯の浦温泉は、ラドンを多く含む良質な温泉として、湯治場としても利用されてきました。上記で書いたようにラドンは脂肪に溶けやすいため、神経痛によく効きます。

また、当温泉は温度が低いため心臓や肺に負担をかけずに入浴することが可能です。そのため鎮静、催眠作用があり、動脈硬化症、高血圧、神経疲労、不眠症などにも効果があります。

四国初の国民保養温泉地を、湯治場として利用するのも良いですね。

泉質・効能
  • 【泉質】アルカリ性冷鉱泉
  • 【効能】神経痛、筋肉痛、関節痛、動脈硬化症、高血圧症、疲労回復、不眠症、慢性消化器症、健康増進

愛媛の温泉まとめ

愛媛には日本三古湯である道後温泉や、四国初の国民保養温泉地などの魅力ある温泉地があります。きっと、どこの温泉地に行こうと悩んでしまうのではないでしょうか。

温泉地選びに悩んだときは地域や泉質、効能を比べて、決めるのも良いですね。下記の表で各温泉地の特徴をまとめたので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

名前 地域 泉質 効能
道後温泉 松江市 アルカリ性単純泉 神経痛、関節痛、疲労回復、胃腸病、冷え性
奥道後温泉 松江市 単純硫黄温泉 関節痛、切り傷、肩こり、冷え性、慢性皮膚病、糖尿病
鈍川温泉 今治市 アルカリ性冷鉱泉 五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器症
湯の浦温泉 今治市 アルカリ性冷鉱泉 健康増進、不眠症、高血圧症、動脈硬化症、疲労回復

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nakagawa saori
旅と純喫茶巡りが好きです。 21都道府県、5カ国を旅した経験を元に、記事を書いています。 旅先で純喫茶に入るのが、趣味です。