日本とウラジオストク間は、2020年から飛行機の直行便がスタートします。それにともない今、ウラジオストクへ観光する人が増えています!
当記事では、「これからウラジオストクへ行きたい!」という方のために、直行便を就航している航空会社の料金や所用時間について紹介しますね。
ウラジオストク空港から市街地までの移動手段も紹介しているので、ぜひ読み進めてみてください。
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【日本ーウラジオストク】飛行機の直行便は?
まず初めに、当記事は日本で最も国際線の利用者数が多い成田空港と、ウラジオストク空港を基準にしています。
成田空港とウラジオストク空港間は、直行便の飛行機が就航しているのでしょうか。筆者が調べたところ2020年2月9日現在、オーロラ航空とS7エアラインズで直行便が就航していました。
両航空会社とも、ロシアの航空会社です。「日本語が通じないと不安だから、日本の航空会社で行きたい…」と不安の方に朗報なのですが、2020年から日本の航空会社でも直行便がスタートします!
次の章で、いつ頃から直行便が始めるのかなど詳しく説明しますね。
2020年から日本の航空会社で直行便スタート!
2020年からは、ANAとJALで日本とウラジオストク間の直行便がスタートします。ANAは3月16日から、JALは2月28日から就航開始です。
「日本の航空会社を利用したい!」という方には、嬉しいお知らせですね!日本の航空会社が、ウラジオストクに定期便を飛ばすのは初めての試みです!
日本の航空会社で直行便の就航がスタートすれば、海外の航空会社に抵抗感がある方でも、気軽にウラジオストクへ旅行にいけますね。
成田空港以外にもウラジオストク行きの直行便はある?
料金や所用時間をわかりやすくするため、成田空港とウラジオストク空港を基準に説明しましたが、日本国内の他の空港は直行便があるのか気になりますよね。
筆者が調べたところ、ウラジオストク行きの飛行機が発着している空港として、新千歳空港があることがわかりました。
- 成田空港:航空会社により異なる、17:00〜着(航空会社により異なる)
- 新千歳空港:月・水・土曜運行、19:40着
成田空港は週によって異なりますが、基本的には毎日運航しており、1日に1〜2便が飛んでいます。
新千歳空港は、月・水・土曜日しか運行しておらず、1日に1便が飛んでいます。
両空港とも、17:00より前にウラジオストクに到着する直行便はありませんでした。
次の章で、各航空会社の料金や所用時間を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【日本ーウラジオストク】飛行機の料金や所用時間は?
日本とウラジオストク間の直航便を就航している航空会社は、2020年3月16日以降は、オーロラ航空・S7エアラインズ・ANA・JALの4社になります。
各航空会社の料金や所用時間を表にまとめたので、ぜひご覧ください。料金は往復料金、所用時間は往路の時間を記載しています。
航空会社 | 料金 | 所用時間 |
オーロラ航空 | 50,000円 | 2時間30分 |
S7エアラインズ | 38,172円 | 2時間35分 |
ANA | 45,040円 | 2時間15分 |
JAL | 44,880円 | 2時間45分 |
最も安い料金でいける航空会社は、38,172円のS7エアラインズであり、最も早い時間でいける航空会社は2時間15分のANAです。
ちなみに、オーロラ航空とS7エアラインズはロシア通貨である「ルーブル」を日本円に換算した値段を記載しているので、利用する時のレートにより価格が前後します。
【日本ーウラジオストク】国際線に乗る時の注意事項
国際線を利用する際の注意事項もあるので、紹介しますね。国際線の場合は、液体物の機内持ち込みに制限があるので注意が必要です!
機内に持ち込める液体物は、100m以下の容器に入っていて、容量1L以下のジッパー付きのプラスチック袋に入っているものだけです。
容量1L以下の袋は、縦20cm×横20cmのマチがないものです。袋を買う際は、サイズを確認してから購入してくださいね。もし買い忘れても、空港内で販売しているので安心してください。
ペットボトルは持ち込めないので、機内で飲みたい人は手荷物検査が終わったあとに購入しましょう。
飛行機でウラジオストクに到着後の移動手段は?
成田空港とウラジオストク空港間で直行便を就航している航空会社を紹介しましたが、ウラジオストク空港に到着したあと、市街地までどのように移動すれば良いのか分からず不安になりますよね。
初めての地域に行くなら、あらかじめ移動手段を知っていた方が安心です。では、実際にどのような移動手段があるのでしょうか。
筆者が調べたところ、空港から市街地まで移動できる公共交通機関は、タクシー・バス・電車の3つがありました。
次の章から、各公共交通機関について詳しく説明していきますので、ぜひ読み進めてくださいね。
飛行機でウラジオストク空港到着後の移動手段①タクシー
まず初めに紹介する移動手段は、タクシーです。空港からウラジオストク市街地までは、一律1,500ルーブル(2,565円)です。
一律料金が決まっていて、ぼったくりの被害にあう心配がないのは嬉しいですね!所用時間は目的地によって異なりますが、1時間弱で到着します。
タクシーカウンターが空港の1階ロビーの中央付近にあるので、タクシーを利用する方はタクシーカウンターへ向かいましょう。行き先をカウンターにいる人に伝えれば、ドライバーに伝えてくれます。
ロシア語が話せない人でも、安心して利用できますね。ロビーには直接話しかけてくるドライバーもいますが、タクシーカウンターを利用する方が安全ですよ。
飛行機でウラジオストク空港到着後の移動手段②バス
次に紹介する移動手段は、バスです。空港と市街地を繋ぐバスの料金は、200ルーブル(342円)であり、スーツケース1つにつき100ルーブル(171円)が加算されます。
終点のウラジオストク駅までは、1時間強です。ウラジオストク駅行きのバスに乗りたい場合は、107番のバスを利用しましょう。
空港の出口を出て、道を渡るとバス停がありますよ。出発前に運転手が料金を回収するので、そのときに支払ってください。
支払い方法は現金のみなので、あらかじめ日本円をルーブルに両替してから利用してくださいね。
飛行機でウラジオ崇徳到着後の移動手段③電車
最後に紹介する移動手段は、電車です。空港とウラジオストク駅を繋ぐ電車の料金は、普通席で250ルーブル(428円)、ビジネス席で380ルーブル(650円)です。
普通席は3席並びで、ビジネス席は2席並びとなっています。スーツケースを持っている人は、ゆったり座れるビジネス席がおすすめですよ。ウラジオストク駅までは、55分くらいで到着します。
安くて早いので電車移動は便利ですが、1日5往復のみで最終電車は17時台です。日本発の飛行機は夕方に到着することが多いので、最終電車に間に合わない場合があります。
そのため、最終電車まで時間的余裕がある人におすすめの移動手段です。到着時間が17時前後の場合は、タクシーやバスでの移動も視野に入れておいた方が良いでしょう。
日本とウラジオストクの時差は?
最後に日本とウラジオストクの時差について紹介します。日本とウラジオストクの時差は1時間で、日本の方が遅れています。
「日本の方が日付変更線に近いのに、なぜ日本の方が遅れているの?」と疑問に思う方もいることでしょう。日本の方が1時間遅れている理由は、ロシアが標準時間を1時間進めているからです。
海外は日本より時間が遅れていることの方が多いので、時間が進んでいる地域に行くのは新鮮ですね!
日本ーウラジオストク間の飛行機まとめ
日本とウラジオストク間で直行便を就航している航空会社や、ウラジオストク空港から市街地までの移動手段について紹介しました。
成田空港とウラジオストク空港間を就航している、航空会社の料金や所用時間は下記の表の通りです。
航空会社 | 料金 | 所用時間 |
オーロラ航空 | 50,000円 | 2時間30分 |
S7エアラインズ | 38,172円 | 2時間35分 |
ANA | 45,040円 | 2時間15分 |
JAL | 44,880円 | 2時間45分 |
安く行きたい方はS7エアラインズを、早く行きたい方はANAを利用するのがおすすめですよ。
また、ウラジオストク空港から市街地までの移動手段は、タクシー・バス・電車の3つがありますがおすすめはタクシーです。
料金はバスや電車と比べて高くなりますが、発車時間を気にせずに利用できるので便利ですよ。一律料金が設定されているので、タクシーカウンターで手配して貰えば、ぼったくりの被害にあう心配もいりません!
是非この記事を、ウラジオストクへ旅行へ行く際の参考にしてくださいね。