夏の定番レジャースポットである海に面していない岐阜県ですが、夏の観光地としておすすめの場所がたくさんあります。
夏の緑豊かな自然に囲まれてゆったりできたり、標高が高くて景色が美しいを眺めたりできる観光地が多く、夏の避暑地にもなることも人気の理由になっています。
近年の猛暑が続く夏を涼しく快適に過ごしたくはありませんか?であれば岐阜県はぴったりの旅先です!
この記事では、そんな岐阜県の夏を堪能できるような観光地を9つ厳選したので、読み進めて岐阜の旅の参考にしてみてください。
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E5%A4%8F%E3%80%80%E5%B1%B1&sl=ja&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&mdlrlrsec=all)
夏を快適に過ごせる岐阜県の観光地① 乗鞍岳
最初に紹介するのは、3,000m級の山なのに誰でも登山に挑戦することができる『乗鞍岳』です。
日本百名山のひとつ乗鞍岳は、北アルプス(飛騨山脈)の南端に位置し、剣ヶ峰(3026m)を最高峰に、23の峰と7つの湖、8つの平原からなる中部エリアを代表する名山です。
(出典:https://norikuradake.jp/about/)
これほど標高が高くて本格的な登山になりそうな山なのに誰でも挑戦できる理由は、標高2702m地点までバスで向かうことができるからです。
これは富士山の5合目よりも高く、「バスで走れる標高としては日本一!」だから登山経験がなくても安心できますよね。
夏には写真のような、高山植物の花畑がとても美しく、国の天然記念物指定の「雷鳥」にも出会える可能性があります。
標高が高くて夏でも涼しいので、丁度良い快適な気候の中で大自然と触れ合うことができます。
夏を快適に過ごせる岐阜県の観光地② 飛騨大鍾乳洞
2つ目に紹介するのは、夏の暑い日差しも届かない自然の洞窟『飛騨大鍾乳洞』です。
飛騨大鍾乳洞は、ヘリクタイトと言う珍しい曲がり鐘乳石が多いことでも知られる、日本一の標高900mに位置する鍾乳洞です。
何億年もの歳月をかけて自然が作り上げた鍾乳石がライトアップに反射し、神秘的な空間を作り上げます。
洞窟内の気温は1年を通して低く、平均すると約10度程になります。夏季は20度近くまでしか気温が上がらず、涼むにはうってつけの場所ですね。
敷地内には「大橋コレクション」という美術品が展示されている場所もあり、目玉の展示物である大きな金塊を目にすることができます。
- 【住所】 岐阜県高山市丹生川町日面1147
- 【電話番号】 0577-79-2211(飛騨大鍾乳洞観光株式会社)
- 【営業時間】 4~10月:8時~17時 11~3月:9時~16時
- 【入場料金】 一般、大人:1100円 小・中学生:550円
- 【公式サイト】 飛騨大鍾乳洞&大橋コレクション
夏を快適に過ごせる岐阜県の観光地③ 新穂高ロープウェイ
3つ目に紹介するのは、日本唯一の2階建てロープウェイに乗って新緑の山々を眺められる『新穂高ロープウェイ』です。
ロープウェイの終着点は標高が2156mもあって気温が低いため、夏に訪れると丁度新緑の季節になります。
ロープウェイからは美しい新緑の大地を見下ろせるだけでなく、日本で3番目に高い山「穂高岳」がある連峰、北アルプスまで見渡せます。
雄大な自然の中に飛び込むことができる、最高の避暑地と言えるでしょう。
夏を快適に過ごせる岐阜県の観光地④ 宇津江四十八滝
4つ目に紹介するのは、マイナスイオンいっぱいの森林浴で心身のリフレッシュができる『宇津江四十八滝』です。
宇津江四十八滝とは滝の名前ではなく、名のついた13の滝を始めとした大小無数の滝を総称した呼び名のことです。
滝がある一帯が県立自然公園として整備されてコースになっており、階段や上り坂はありますが、約1時間程で園内を回りきることができるようになっています。
無数の滝の中でも写真にもある「王滝」は高さが18.8mもあり、自然の迫力に圧倒されます。木々に囲まれた水辺は涼しく、夏の避暑地としてもおすすめです。
近くには「しぶきの湯 遊湯館」という温泉施設があり、露天風呂はもちろん、岩盤浴も予約なしで入れます。
- 【住所】 岐阜県高山市国府町宇津江3235-86
- 【電話番号】 0577-72-5526(飛騨国府観光株式会社)
- 【営業時間】 24時間
- 【入場料金】 協力金 大人:200円 子供100円
- 【公式サイト】 宇津江四十八滝温泉
夏を快適に過ごせる岐阜県の観光地⑤ 道の駅 パスカル清見
5つ目に紹介するのは、キャンプや森林浴、川遊びまで楽しめる『道の駅 パスカル清見』です。
道の駅なのでレストランや売店があるのはもちろんのこと、芝生広場や水が綺麗な川まであり、キャンプもできるレジャー施設としても利用できます。
また、道の駅周辺の道を「せせらぎ街道」と言い、道路沿いに美しい緑が広がってドライブも最高です。
自然に囲まれた心が落ち着く場所で、ドライブや夏の定番レジャーを満喫してみてください。
- 【住所】 岐阜県高山市清見町大原858-1
- 【電話番号】 0576-69-2321
- 【営業時間】 9時~18時 レストランは11時~17時30分
- 【入場料金】 無料
- 【公式サイト】 道の駅 パスカル清見
夏を快適に過ごせる岐阜県の観光地⑥ 白川郷
6つ目に紹介するのは、世界遺産にも登録されている合掌造り集落『白川郷』です。
三角形の屋根が特徴の住宅が立ち並ぶ白川郷は、冬の雪が降り積もった幻想的な景色が人気ですが、実は夏にもおすすできる観光地なのです。
夏の緑生い茂る自然の中に集落があり、歴史の深さと子供の頃の夏休みのような懐かしさを感じることができます。
また、今でも人が住んでいる集落であり、現代の生活と昔の生活が調和した「生きている世界文化財」とも言われる名所です。
- 【住所】 岐阜県大野郡白川村荻町
- 【電話番号】 05769-6-1013(白川郷観光協会)
- 【営業時間】 9時~17時
- 【入場料金】 車でお越しの際の駐車料金のみ(1000円)
- 【公式サイト】 白川郷観光協会
夏を快適に過ごせる岐阜県の観光地⑦ 牧歌の里
7つ目に紹介するのは、夏の花々が咲き乱れる花畑と、のびのびと生活している動物達が見られる『牧歌の里』です。
広い園内にはカメラを埋め尽くすほど花畑が広がり、季節ごとに様々な花が咲き乱れます。
夏には、満開のひまわりやマリーゴールド、スパーチュニアなどが楽しめますよ。
牧歌の里は牧場でもあるので、馬や羊、牛などの牧場には定番の動物達や、うさぎやモルモットなどの小動物も飼育されています。
動物ふれあいエリアでは小動物と触れ合うことができ、愛くるしい表情の動物たちに癒されることでしょう。
体験コーナーも充実しており、ハーバリウムやアロマキャンドルなどを手作りすることもできちゃいます。
子供を連れて家族で行っても、カップルで行っても、1日中のんびりと楽しめる場所です。
- 【住所】 岐阜県郡上市高鷲町鷲見2756-2
- 【電話番号】 0575-73-2888
- 【営業時間】 時期と曜日によって変動するので、営業案内ページを参照してください。
- 【入場料金】 時期によって変動するので、営業案内ページを参照してください。
- 【公式サイト】 ひるがの高原 牧歌の里
夏を快適に過ごせる岐阜県の観光地⑧ 付知峡
8つ目に紹介するのは、自然豊かな避暑地として知られている峡谷『付知峡』です。
整備されている付知峡遊歩道を散策していると、美しい川や滝が次々と現れ、自然が作り上げた景色に魅了されます。
神秘的な光景にたどり着くには写真のような吊り橋を渡る必要があり、普段体験できないスリルも味わうことができます。
施設内には「宮島キャンプ場」と「アオミキャンプ場」という2つキャンプ場があるので、そこで1泊するのも夏ならではの楽しみ方ですよ。
- 【住所】 岐阜県中津川市付知町1区下浦地内
- 【電話番号】 0573-82-4737「付知町観光協会」
- 【営業時間】 24時間
- 【入場料金】 無料
- 【公式サイト】 付知町観光協会
夏を快適に過ごせる岐阜県の観光地⑨ アクア・トトぎふ
最後に紹介するのは、世界最大級の淡水魚水族館『アクア・トトぎふ』です。
約220種、25,000点の魚類や両生類が飼育されており、見るだけでなくさわって体験できる生き物も展示されています。
自然環境を忠実に再現しているので、魚や生き物たちの本来の姿を観察できるのも魅力の一つです。
また、観覧車や子供たちが夢中になる遊具、バーベキュー施設などがある『オアシスパーク』が隣接しており、無料で入場できます。
夏には、水遊びや魚のつかみ取りのイベントも開催されており、天気の良い日にはここで思いっきり遊んで食べるのもおすすめですよ。
岐阜県は海がなくても山や川が最高!
岐阜県には夏の定番である海がありませんが、紹介したように自然豊かな山や、そこを流れる綺麗な川がたくさんあります。
緑溢れる山に行ったことがない人は、一度行くとその美しさと自然の雄大さに魅了されてしまうでしょう。
山奥で涼んだり、自然に囲まれてキャンプをしたり、川辺でバーベキューをしたりと、夏の山でしかできないレジャーで楽しんでみてはいかがでしょうか?
この記事を参考に、標高の高い「海なし県ならではの自然」を満喫してみてください。