クレジット機能やポイント付与など、何かと便利な「イオンカード」。しかし、「あまり使う機会がなかった」と解約を考えている方もいるでしょう。
とは言うものの、解約するにあたって「手続きの仕方が分からない」「貯まったポイントってどうなるの?」など、いろんな疑問が浮かぶと思います。
そんな方のために、今回はイオンカードの解約方法について分かりやすく解説します。退会前に確認すべきことや注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/財布-お金-クレジット-カード-2125548/)
イオンカードの解約は種類によって方法が異なる
イオンカードは、カードの種類によって解約方法が異なります。様々な種類がありますが、基本的には以下の4つに分けることができます。
- イオンカードセレクト→イオン銀行コールセンターに連絡して解約
- 銀行提携のイオンカード→各銀行の窓口に連絡して解約
- イオンSuicaカード→退会届を取り寄せてカードを返却して解約
- その他のイオンカード→オンラインまたは電話で解約
イオンカードセレクトは、「クレジット機能」「電子マネーWAON機能」「キャッシュカード機能(イオン銀行)」を備えたオーソドックスなイオンカードです。
次の章からは、それぞれの解約方法について具体的に解説していきますね!
イオンカードセレクトの解約方法
イオンカードセレクトは、イオン銀行がカード管理をしているので、「イオン銀行コールセンター」に解約を申し出ましょう。
- カード情報が分かる物を手元に用意する
- イオン銀行コールセンターに電話をかける
- 自動音声ガイダンスに従って番号を押す
- オペレーターに解約の旨・必要な情報を伝える
- 届いた資料に必要事項を記入し、申請して解約完了
イオンカードを解約したら、各自でカードを処分するようにしましょう。
なお、通常の「コールセンター」と「イオン銀行コールセンター」は別物なので、間違えないように気を付けてくださいね!
- 電話番号:0120-13-1089
- 受付時間:9:00~18:00・年中無休
銀行提携のイオンカードの解約方法
銀行と提携しているイオンカードは、それぞれの銀行窓口に解約の旨を伝えましょう。該当するカードは、以下の4種類が挙げられます。
- 荘銀イオンカード
- とりぎんイオンカード
- 三重銀イオンカード
- 福銀イオンカード
なお、下記の電話番号は、各銀行の総合窓口となります。イオンカード専用の窓口ではないので、初めにカード解約の旨を伝えると良いでしょう。
- 荘内銀行(荘銀イオンカード):0120-019-874(平日9:00〜17:00)
- 鳥取銀行(とりぎんイオンカード):0120-86-6915 (平日9:00〜19:00)
- 三重銀行(三重銀イオンカード):0120-001-250(平日9:00〜17:00)
- 福岡銀行(福銀イオンカード):0120-788-324(休業日を除く平日9:00〜20:00)
イオンカードSuicaカードの解約方法
イオンSuicaカードは、解約手続きをする際にカードを返却する必要があります。
「MyPage(オンライン)」または「コールセンター」から退会届を取り寄せ、イオンSuicaカードを同封して郵送するようにしてください。
MyPageを利用する場合
MyPageを利用する場合、「イオンスクエアメンバーID」と「パスワード」を入力してログインする必要があります。(ログインページはこちら)
退会届には氏名やカード番号など必要事項を記載し、イオンSuicaカードを同封して指定先まで郵送してください。
コールセンターを利用する場合
コールセンターを利用する場合、カード情報が分かる物を手元に用意しておきましょう。
退会届が届いたら必要事項を記載し、イオンSuicaカードを同封して郵送してください。
なお、毎月23日前後の数日間・毎月2日前後の時期は、コールセンター混み合いやすいです。電話が繋がりにくいときは、日時をずらして連絡しましょう。
- 電話番号:0570-071-090(または043-296-6200)
- 受付時間:9:00〜18:00・年中無休
その他のイオンカードの解約方法
ここまで紹介したイオンカード以外は、「暮らしのマネーサイト(オンライン)」や「コールセンター」から解約ができます。
大抵のイオンカードはオンラインから解約でき、具体的な流れとしては以下のようになります。
- 「暮らしのマネーサイト」内にあるメニューを選択
- 「お客さまサポート」を開き、「クレジットカード退会受付」を選択する
- 注意事項を確認し、「ログインして解約手続き」のボタンを押す
- 確認事項を読み、各項目にチェックを入れる
- アンケートに答えて解約を確定する
カード情報も必要になるので、カードを手元に用意してから解約手続きを行いましょう。
解約が完了した後は、各自でカードを処分するようにしてくださいね!
なお、「イオンセプコカード」「新潟県生協カード」「東北電力生協カード」「イオンコーポレートカード」は、コールセンターに連絡して解約を行います。
- 電話番号:0570-071-090(または043-296-6200)
- 受付時間:9:00〜18:00・年中無休
イオンカードを解約できるのは本人のみ
ここまでイオンカードの解約方法を紹介しましたが、基本的にカード名義人本人が手続きを行わなければなりません。
どの解約方法でも本人情報の確認・入力が求められるので、必ず本人(カード名義人)が手続きをしてくださいね!
なお、本人が手続き出来ない場合(カード名義人が亡くなっているなど)、コールセンターに連絡すれば代わりの人が手続きを行えます。
- 電話番号:0570-071-090(または043-296-6200)
- 受付時間:9:00〜18:00・年中無休
イオンカードの解約する前に確認すべきこと
イオンカードを解約する際は、「ポイント残高」と「未払いの有無」を確認しておきましょう。
これらを確認しておけば、貯めたポイントを損したり、支払いで慌てたりすることもなくなりますよ。
ポイント残高
イオンカードのサービスには、「ときめきポイント」や「WAONポイント」などがありますが、解約と同時に貯まったポイントは失効します。
ポイントが残っている場合は、解約前に使い切ったり、電子マネーにチャージしたりすると良いでしょう。
未払いの有無
分割払いやリボ払いなどで未払いがある場合、支払いが完了するまで引き落としが続きます。
残金などが気になる場合は、完済してから解約するなど計画的に手続きをすると良いでしょう。
解約するとポイントが貯まらなくなるので、一括返済してから解約するのも1つの方法ですね!(利用残高の返済方法はこちら)
イオンカードの解約における注意点
イオンカードを解約すると、「ETCカード」や「家族カード」など、他のサービスが使えなくなるので注意が必要です。
自動的に解約されることを知っていないと、「ETC専用レーンでゲートが開かなかった」「家族カードに貯まっていたポイントが失効してしまった」など、想定外の失敗が起きてしまうかもしれません。
なので、ETCカードを利用している方は、忘れないうちに車からカードを外しておきましょう。
また、家族カードを利用している場合、家族の方に解約したことを必ず伝えてくださいね!(解約前に相談しておくとより安心です。)
イオンカードは解約しても再入会が可能
イオンカードを解約後、もしかしたら「またイオンカードが使いたい」となる場合もあるでしょう。
1度解約をした方も再入会ができますが、「以前入会してたから審査はなし」ということはなく、再度審査を通過しなければなりません。
審査基準は公表されていませんが、「2回目だから厳しくなる」という情報は聞いたことがないので、余程のことがない限り断られることはないでしょう。
なお、カードの入会特典は、基本的に初回発行時のみということも頭に入れておきましょう。
イオンカードの解約方法まとめ
今回は、イオンカードの解約方法について紹介しました。改めて紹介した内容を簡単にまとめてみますね!
- イオンカードの種類によって解約方法が異なる
- 基本的にカード名義人本人が手続きを行う
- 解約前にポイント残高と未払いの有無を確認する
- 解約するとポイントやサービスが失効する
手続き自体は簡単ですが、貯まっていたポイントやETCなどのサービスは、解約と同時に失効してしまいます。
イオンカードはメリットが多いカードなので、よく考えてから解約を申し込むことをおすすめします。