誰もが利用するAmazonのサービスの一つ、Kindle(キンドル)をご存知ですか?
Kindleとは電子書籍サービスで「読書したくても本を持ち運ぶのが面倒」「手軽に読書したい」といった悩みを一挙に解決できます。
今回はKindleの概要や紙の本との違い、使い方などを紹介していくので、最後までお読みください。
Kindle(キンドル)は無料の電子書籍
Kindle(キンドル)とはAmazonが展開する電子書籍サービスで、プライム会員になるとPrime Readingの中で利用できます。
無料作品の数は多くはないものの「人間失格」や「夢を叶えるゾウ」といった名作や、堀江貴文さんやDAIGOさんといった著名人の本も含まれており、少ないながらも良質なコンテンツが勢揃いです。
もし物足りないという方は、有料の本を購入するか、読み放題の幅が広がるKindle Unlimitedがおすすめです。
Kindle Unlimitedについては後ほど詳しく説明しますね。
Kindle(キンドル)が紙よりも優れている点①持ち運びやすい
普段は紙で読書している方の中には「別に紙の本でも問題ないよ」と考える人もいるでしょう。
しかし、そんな方にこそ見て欲しい、紙の本よりも優れたポイントがあるのです。3つ紹介します。
1つは持ち運びの手軽さ。Kindleはアプリや専用端末にダウンロードした本のデータが保存されるため、何冊ダウンロードしても持ち運びは端末のみです。
スマホであれば電車やバスの中でも気軽に読めますし、新しい本が読みたい時も手軽にダウンロードできるため書店に行く必要もありません。
Kindle(キンドル)が紙よりも優れている点②価格
基本的にKindle版と紙の本ではKindle版の方が安いです。Prime Readingの対象であれば無料ですし、有料の場合でも大体一割ほど安くなっています。
これは印刷代や人件費がかからないという理由だけでなく、書店では自由に書籍の割引ができない制度があるからです。
紙の本は定額ですが電子書籍の場合はこの制度が適用外ですから、自由に価格を変動させられるのです。
Kindle(キンドル)が紙よりも優れている点③スラスラ読める
紙の本で読んでいると、分からない単語があると辞書で調べる、重要なところをペンでメモする、文字が小さいからメガネをかけて読むなど、道具を揃えておかないとスラスラ読めない場合があります。
一方でKindleがあれば、これらの問題を全て解決。画面上の文章をタッチしながらなぞることで、ラインが引かれ単語の意味を表示したりマーキングしたりできます。
文字も見やすいサイズに自在に変えられるので、メガネも必要ありません。
Kindle(キンドル)の使い方
ここまでKindleがいかに優れているかを説明してきました。続いてKindleの使い方を端末ごとに説明していきます。
スマホとPCの場合
まず下記のアプリをダウンロードし、Amazonアカウントにログインしましょう。
続いてコンテンツのダウンロードです。Prime版の場合はKindle内でダウンロードできます。
一方、有料の本を購入する場合はAmazonのサイトにてKindle版を購入することでダウンロードされます。
読みたい本があれば直接検索欄に入力で済みますが、そうでなくともジャンルごとに分かれているので、小説でも雑誌でも、すぐに読みたい本が見つかるでしょう。
専用端末の場合
Kindle Paperwhiteなどの専用端末の場合は、以下の手順になっています。
- 使用言語の選択
- Wi-Fiに接続する
- Amazonのアカウントを連携する
日本語を選択し、接続したいWi-Fiのパスワードを入力します。
続いて既存のAmazonアカウントにログインするために、メールアドレスか電話番号、パスワードを入力すると設定完了です。
設定完了後はホーム画面が開き「ストア」に飛ぶと、端末上で本の購入やダウンロードができます。またスマホやPCと同様にAmazonのサイトでもダウンロードは可能です。
Kindle(キンドル)を利用するための端末について
KindleはスマホやPCでも利用できますが、他にも専用端末があるのでご紹介します。
Amazon Kindle
- 価格:8980円~
- 容量:8GB
- 解像度:167ppi
- サイズ:160mm × 113mm × 8.7mm
- 重量:174g
- 接続:Wi-Fi
- カラー:ブラック、ホワイト
専用端末の中で最も安いスタンダードなモデルです。解像度の低さと防水性に対応していないのが難点で、漫画や雑誌を読みたい方やお風呂で読みたい方には向きません。
しかし価格が他のモデルより遥かに安いので、小説だけを読む方やお風呂で読まない方で価格を抑えたい場合におすすめです。
Kindle Paperwhite
- 価格:13980円~
- 容量:8GB/32GB
- 解像度:300ppi
- サイズ:159mm × 141mm × 3.4-8.4mm
- 重量:Wi-Fi:188g
- 接続:Wi-FiまたはWi-Fi + 無料4G
- カラー:ブラック、トワイライトブルー、プラム、セージ
Amazon Kindleのグレードアップ版で、防水性と解像度の向上、容量の増加、接続様式などが変更点です。
最も人気なモデルで評判も良く、迷った場合はKindle Paperwhiteをおすすめします。
接続の際にWi-Fiに4Gがつくので、スマホのようにWi-Fiがない場所でも使用できます。
しかし自宅にWi-Fiがあり、外に持ち出さないという方はWi-Fiのみで良いでしょう。
Kindle Oasis
- 価格:29980円~
- 容量:8GB/32GB
- 解像度:300ppi
- サイズ:160mm × 113mm × 8.7mm
- 重量:174g
- 接続:Wi-FiまたはWi-Fi + 無料4G
Kindle OasisはKindle Paperwhiteの上位互換で、価格も二倍近く跳ね上がります。それで何が変わるかというと、読みやすさへのこだわりです。
7インチとサイズが大幅にアップしたり、持ち手部分にページ送りボタンがあり片手でもページをめくれたりと読者目線に立って作られています。
とはいえ大半の人がKindle Paperwhiteで満足しているため、よほど読みやすさを追求している人以外にはおすすめしません。
Kindle(キンドル)の専用端末を選ぶ際の広告とは?
上記で説明しませんでしたが、各専用端末を購入する際に広告の有無を選択する必要があります。
「広告なら邪魔だろうし、無くした方がいいのでは?」と思う方もいるでしょう。しかし、スマホサイトに表示されるようなそれほど邪魔なものでなく、読書中には表示されません。
スリープ画面やホーム画面下部などに表示されるのみで、スリープ画面でスワイプすると一瞬で消え、ホーム画面下部でもその存在に気づかないほど目立ちません。
さらに広告ありにすると広告なしよりも2000円安く購入できるので、好みは分かれますが筆者的には広告ありがおすすめです。
Kindle Unlimitedでは格段にコンテンツが増える
Kindle Unlimitedは月額980円で、プライム会員時よりも豊富なコンテンツが読めるサービスです。
どれほどの違いかというと、Prime Readingでは和書・洋書合わせて数百冊に比べて、KIndle Unlimitedは和書12万冊以上、洋書120万冊以上と大差をつけています。
小説やビジネス本などでより著名な書籍が増えるだけでなく各種専門書も取り扱われています。
Kindle Paperwhiteなどの専用リーダーを購入する際に3ヶ月分の無料体験もついてくるので、ぜひ試してみてください。
本を購入するならセール時がおすすめ
AmazonのサイトではKindleの日替わりセールと月替わりセールが行われているため、その期間中に購入すると安く購入できます。以下でそれぞれ見ていきましょう。
Amazonのビッグセール
セール | 開催時期 | セール概要 |
初売り | 1月上旬 | 40%オフ以上 |
プライムデー | 7月中旬 | 最大70%オフ |
Kindle本ストア○周年キャンペーン | 10月下旬 | 最大50%ポイント還元 |
ブラックフライデー | 11下旬 | 最大70%オフ |
サイバーマンデー | 12月上旬 | 最大70%オフ |
こちらはKindle本ストア○周年キャンペーンを除くと、Amazonの商品全体がセール対象となったものです。
一年に5回もあるので、いずれかのタイミングで合わせてKindle本をお試しください。
日替わり・月替わりセール
日替わりセールは毎日3冊ずつ、月替わりセールは毎月20冊ずつ入れ替わります。
共に割引率は50%~70%ほどで、カテゴリーも小説やビジネス、自己啓発、専門書など多岐に渡ります。
不定期のKindleセール
他にも不定期でKindleセールが行われています。本の中でも「ビジネス書キャンペーン」「語学関連本キャンペーン」「ライトノベルフェア」などジャンルごとでセールが行われています。
いち早く情報を掴むために、Kindleストアの公式TwitterアカウントやAmazonのメルマガ「Kindle本デリバーズ」などを見ておくと良いでしょう。
Kindle(キンドル)でおうち時間を快適に
今回はKindleの使い方や紙の本との違い、専用端末などをご紹介しました。
Kindleは場所を取らずに手軽に読書ができ、小説や雑誌、漫画などあらゆるコンテンツを格安で楽しめます。「紙の本が好き」という方でも、一度試すとハマることでしょう。
「家で過ごす時間が増えたけれど、ダラダラしてばかりいる」という方は、有意義な時間を過ごすためにもこれを機にKindleで読書ライフを始めませんか?