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【全国各地】歴史を肌で体感せよ!坂本龍馬をめぐる、ゆかりの地9選

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幕末の英雄、坂本龍馬。この人物のゆかりの地を今回紹介をしていきます。坂本龍馬ゆかりの地を訪れてみて、当時の龍馬がどんな景色、場所を見て歩いたのかを見てはいかがですか?

この記事では、京都・高知・東京・長崎といったように、全国各地の坂本龍馬ゆかりの地を紹介していきます。

坂本龍馬のゆかりの地 ① 京都祇園・円山公園(京都)

まず初めに紹介をする坂本龍馬ゆかりの地は、京都祇園にある円山公園の「坂本龍馬・中岡慎太郎両先生銅像」です。全国各地に多くある坂本龍馬像の中でも、有名な像です。

この2人は、ともに土佐藩の郷士でしたが脱藩をして、龍馬は海援隊を、慎太郎は陸援隊を結成します。共に薩長同盟と大政奉還の立役者であると同時に、最後に近江屋で暗殺をされてしまったという関係があります。

円山公園へは、東山駅から徒歩で10分で行くことが出来ますよ。また近くには清水寺があり、円山公園から二寧坂、三寧坂と歩いていき、清水寺まで行くのもおすすめです。

基本情報

坂本龍馬のゆかりの地 ② 近江屋跡(京都)

次に紹介する坂本龍馬ゆかりの地は、近江屋跡です。この地は坂本龍馬が中岡慎太郎とともに暗殺をされてしまった、醤油屋「近江屋」の跡地です。

龍馬は額に致命傷を受けてその場で絶命、一緒にいた慎太郎は深手を負って、2日後に死亡をしました。偉大な二人の死を忘れぬように、跡地には、石碑が建てられています

龍馬が暗殺をされたのは、1867年11月15日。その日は坂本龍馬33歳の誕生日でした。

京都河原町駅からは徒歩3分で、近江屋跡地に行くことが出来ます。河原町通りという比較的大きな通りにあるので見つけるのは容易でしょう。

基本情報
  • 住所:〒604-8033 京都府京都市中京区 河原町通蛸薬師下ル塩屋町

坂本龍馬のゆかりの地 ③ 桂浜(高知)

坂本龍馬といえば、「高知にある桂浜!!」とイメージをする人も多いと思います。月の名所ともいわれている桂浜ですが、ここの龍頭岬には龍馬像があります。

美しい桂浜と迫力のある龍馬像を同時に楽しむことが出来るゆかりの地になっています。

龍頭岬の小高い丘に設置をされている龍馬像ですが、10月から11月にかけては高さ13.5mにも及ぶ、大きな像を近くで見ることが出来るイベント「龍馬に大接近」が開催されます。

桂浜までは、高知駅からバスで30分ほどで行くことが出来ます。高知ICからは、20分ほどで行くことが出来るので、ぜひ訪れてみてください。

基本情報

坂本龍馬のゆかりの地  ④ 維新の門(高知)

次に紹介するのは、躍動感のある8人の志士の銅像です。高知県の西部にある、自然豊かな山間の小さな町、檮原町にこの銅像はあります。

檮原町にゆかりのある、6人の志士(前田繁馬、那須信吾、吉村虎太郎、中平龍之助、掛橋和泉、那須俊平)に加えて、澤村惣之丞と坂本龍馬が銅像になっています。

この8人の関係性として、皆が龍馬の脱藩を協力をした身として、銅像になって残されています。維新の門の行き方として、須崎ICから車で国道197号を愛媛方面へ50分ほどで行くことが出来ます。

かなりICからは離れていますが、時間をかけていく価値は非常にある、坂本龍馬ゆかりの地になっています。

基本情報

坂本龍馬のゆかりの地 ⑤ 坂本龍馬脱藩の道(高知)

檮原町には、上記で紹介をした維新の門に加えて、「坂本龍馬脱藩の道」もゆかりの地として有名です。

龍馬脱藩の道の途中には、美しい棚田や脱藩協力者の那須俊平・信吾屋敷跡、国の重要無形民俗文化財にも登録をされている三嶋神社などがあります。

また、この龍馬脱藩の道は「坂本龍馬脱藩の郷 ゆすはらであいの会」が龍馬脱藩の道を地元のガイドさんと一緒に巡ることが出来るウオーキングガイドがあります。

ガイド1名につき3,000円で10人ほど対応をしているので、興味がある方はぜひ参加をしてみてください。

基本情報
  • 住所:〒785-0621 高知県高岡郡梼原町太郎川

ガイドの詳しい紹介について見る

坂本龍馬のゆかりの地 ⑥ 日根屋道場跡(高知)

次に紹介する坂本龍馬ゆかりの地は、龍馬が少年時代に、剣術修行のため通っていた日根屋道場の跡です。

道場跡の南側には龍馬が泳いだとされる鏡川があり、その付近には龍馬が西洋事情を教え大きな関心を与えた、河田小龍の塾跡もあります。日根屋道場跡には車で10分ほどで行くことが出来ます。

近くには龍馬の生まれたまち記念館の駐車場があるので、記念館にも足を運んでみてください。これらの日根屋道場跡や記念館のガイドをしてくれる「龍馬の生まれた街歩きガイド」というのがあります。

記念館内の土佐観光ガイドボランティアが個人であれば大人1人につき700円、団体であればガイド1名につき2,500円で約10人対応をしています。詳しい龍馬の歴史を知りたい人はぜひ利用をしてみてください。

基本情報
  • 〒780-0901 高知県高知市上町2丁目10−30

龍馬の生まれた街歩きガイドについて詳しく見る

坂本龍馬のゆかりの地 ⑦ 品川区立北浜川児童遊園(東京)

東京で2体しかない龍馬像のうちの1体がここ、品川区立北浜川児童遊園にあります。ちなみにもう1体の龍馬像は、特別養護老人ホーム「サン・サン・赤坂」にありますよ。

ここはアメリカのペリー率いる、黒船が来航した際に龍馬が土佐藩の湾岸警備で待機した場所です。再び来航をした際にも防衛のために、付近に浜川砲台を8つ築いたそうです。

その砲台の復元されたものが公園内に1つだけあります。また、龍馬像は基本ブーツを履いて銅像にされていますが、ここの龍馬像は草履を履いていて、全国的にも有名な場所になっています。

京急本線、立相川駅から徒歩4分ほどで遊園に行くことが出来るので、もし東京の近くに住んでいる人ならおすすめですね。

基本情報
  • 住所:〒140-0011 東京都品川区東大井2丁目25−22

坂本龍馬のゆかりの地 ⑧ 若宮稲荷神社(長崎)

次に紹介をする坂本龍馬ゆかりの地は、楠木正成を祀っている若宮稲荷神社です。楠木正成は幕末の志士に非常に人気のある武将でした。

若宮稲荷神社の近くには龍馬が所属をした、日本で最初の貿易商社である亀山社中があります。

坂本竜馬は楠木正成を崇拝していたと言われていたので、亀山社中の近くにある若宮稲荷神社に参拝していたのではないかと考えられているようです。

境内には、めったにない坂本竜馬の小型の銅像があるので、一緒に写真を撮ってみてはいかがですか?

基本情報
  • 住所:〒850-0802 長崎県長崎市伊良林2丁目10−2
  • 電話番号:095-822-5270

坂本龍馬のゆかりの地 ⑨ 聖福寺(長崎)

最後に紹介をする坂本龍馬ゆかりの地は、日本初の海難審判「いろは丸事件」の談判をした聖福寺です。

この事件は龍馬が乗ったいろは丸と紀州藩船の明光丸が瀬戸内海で衝突をしたという海難事件です。その際の最初の談判は、広島の鞆の浦でしたが、2度目の談判はこの聖福寺で行われました。

この談判によって、龍馬は紀州藩に賠償金を払わせることで勝利をしますが、お金以上に民間の海援隊が藩に賠償をさせたとして、龍馬の名を世の中に知れ渡るきっかけになりました。

基本情報
  • 住所:〒850-0053 長崎県長崎市玉園町3−77
  • 電話番号:095-823-0282

坂本龍馬ゆかりの地まとめ

今回は、坂本龍馬ゆかりの地について紹介をしました。全国各地で比較的、駅からも訪れやすいゆかりの地を紹介していきました。

ほとんどのゆかりの地に龍馬像があったり、龍馬を紹介する看板があったりします。それらを見ながら、「龍馬は当時どんな事を考えていたのだろう」と考えてみるのもいいですね。

本記事で紹介をした坂本龍馬ゆかりの地以外にもたくさんの坂本龍馬に関する観光スポットはあります。ぜひ、他の観光スポットも探しながら、ゆかりの地を訪れてみてください。