「お酒が好きだから、今度の関西旅行には酒造見学をプランに入れたい!でも、関西の酒造見学スポットってどこにあるの?」と思っていませんか?
歴史の長い蔵元を訪れ、伝統的な製法を楽しむことは、お酒好きにとって楽しい時間になることでしょう。
そこで今回は、試飲も可能な関西の酒造見学スポットを5つご紹介します!関西での酒造見学を考えている方は、ぜひ参考にしてください!
関西の酒造見学スポット① 京都府:月桂冠大蔵記念館
CMなども放映されており高い知名度を誇る月桂冠。その本社の目の前にあるのが、「月桂冠大蔵記念館」です。お酒の製造や歴史などを見学することができます。
見学した後は、大吟醸・焼酎・プラムワインなど多様なお酒の試飲も楽しむことができます。
- 住所:京都府京都市伏見区南浜町247
- 電話番号:075-623-2056
- 営業時間:9:30~16:30
- 入場料金:大人400円 中高生100円
- 公式サイト:http://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/museum/
- アクセス方法:京阪本線中書島駅から徒歩5分
月桂冠カフェでスイーツも楽しめる!
月桂冠大蔵記念館と同じ敷地内に「月桂冠カフェ」というお店があり、酒カステラや酒まんじゅうなど、ここでしか味わうことのできないお酒スイーツをいただくことができます。
酒造見学・試飲を楽しんだ後は、ぜひこのカフェにも足を運んでみてくださいね!
また、公式サイトには大蔵記念館周辺のスポットが記載された観光マップもアップされています。酒造見学を終えた後の、旅のプランの参考してみてはいかがでしょうか?
関西の酒造見学スポット② 兵庫県:神戸酒心館
神戸酒心館は清酒「福寿」の醸造元です。無料の試飲はもちろん、大吟醸・吟醸・純米を飲み比べる利き酒も人気を呼んでいます。見学は3つのコースがあり、内容は以下の通りです。
- Aコース(ビデオ + 利き酒 + お買物)
- Bコース(ビデオ + 福寿蔵見学 + 利き酒 + お買物)※Bコースのみ2日前までに予約が必要
- Cコース( 利き酒 + お買物)
- 住所:兵庫県神戸市東灘区御影塚町1-8-17
- 電話番号:078-841-1121
- 営業時間:10:00~19:00
- 入場料金:無料
- 公式サイト:https://www.shushinkan.co.jp/
- アクセス方法:石屋川駅から徒歩約8分
神戸酒心館はお酒だけじゃない!
神戸酒心館はお酒はもちろん、料理もすごいんです!同敷地内に「さかばやし」という料亭があり、月によって変わる新鮮な海・山の幸やお蕎麦を堪能することができます。
酒蔵の横にあるというだけあり、お酒が進むものを提供してくれそうな予感がプンプンします。酒蔵見学の後は、絶品の料理をいただきながら神戸酒心館で作られたお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか?
- 住所:兵庫県神戸市東灘区御影塚町1丁目8-17
- 電話番号:078-841-2612
- 営業時間:11:30~14:30 17:30~22:00
- 入場料金:無料
- 公式サイト:https://www.shushinkan.co.jp/sakabayashi/
関西の酒造見学スポット③ 滋賀県:岡村本家
滋賀にある岡村本家は、江戸時代から続く木艚袋搾りによる酒造りを行っている酒造です。「金亀」というお酒を製造しています。
酒造の見学は、予約なしでいつでも参加でき、釜場や麹室といった酒造りに必要な設備を実際に見ることができます。
なお、「各設備の解説を聞きたい」という人は、公式サイトにアクセスして予約フォームから見学の予約をしましょう。事前に予約しておけば、従業員の方が詳しく設備の解説してくれますよ。
- 住所:滋賀県犬上郡豊郷町吉田100
- 電話番号:0749-35-2538
- 営業時間:9:00~17:00
- 入場料金:無料(解説付き見学は公式サイトから予約が必要)
- 公式サイト:https://kin-kame.co.jp/
- アクセス:豊郷駅より徒歩20分
岡村本家の蔵祭りに参加しよう!
岡村本家では、年に2回「蔵祭り」を開催しています。蔵祭りでは、以下のような内容を行っています。
- 30分の解説付き蔵見学
- 生酒や樽酒の販売
- 岡本本家が製造する全種類のお酒の試飲・販売
- 酒粕詰め放題(参加料500円)
蔵祭りでは、通常時では予約が必要な「解説付きの蔵見学」を予約なしで行っています。
また、岡村本家で取り扱うお酒の試飲・販売や参加費500円で酒粕詰め放題も行っているようです。
他にも地元の物産品販売コーナーや参加費無料の子供向けお菓子すくい取りなども開催されていて、大人も子供も楽しめる内容となっています。
開催日程に関しては、岡村本家のオンラインストアで確認できます。もし、旅行の時期と蔵祭りの時期が合えば、蔵祭りに参加してみてください。
関西の酒造見学スポット④ 大阪府:北庄司酒造店
豊かな自然と美しい湧き水に恵まれ、大正時代から3代に渡って受け継がれている北庄司酒造店。先人の知恵によって生み出された伝統的な製法を、間近で堪能することができます。
北庄司酒造店は淡麗に流されず、日本酒本来のうまみを追及したお酒を試飲で味わうことができます。
また、大阪という土地柄もあってか、店員さんの明るい人柄も評判の良い酒蔵です。噂ではとびっきり可愛い看板女将がいるようですが、それは行ってのお楽しみです…
- 住所:大阪府泉佐野市日根野3173
- 電話番号:072-468-0850
- 営業時間:9:00~16:00
- 入場料金:500円(試飲とおつまみ付き)
- 公式サイト:http://www.kitashouji.jp/profile/index.html
- アクセス方法:日根野駅から徒歩約15分
北庄司酒造店といえば蔵しっくホール!
北庄司酒造店には、蔵しっくホールというスペースがあります。ここではジャズコンサートやフラダンス、三味線の発表会などが行われています。
足を運んだ日に運よくイベントが行われていれば、それらを楽しむことができます。ホール内は木造のため音の反響も良く、地元の方に愛されるスペースとなっているようです。
大勢での貸し切り利用の場合は、一週間前までに予約をする必要があります。公式サイトのURLからお店にお問い合わせください。
- 住所:大阪府泉佐野市日根野3173
- 電話番号:072-468-0850
- 営業時間:9:00~17:00
- 入場料金:ホール使用料15,000円+空調費5,000円(3時間未満の場合)
ホール使用料:30,000円+空調費10,000円(3時間以上8時間未満) - 公式サイト:http://www.kitashouji.jp/profile/index.html
関西の酒造見学スポット⑤ 滋賀県:川島酒造
1865年の創業以来、飲み手の健康を常に考えながら新たな酒を生み出し続けてきた川島酒造。
近年、外国人のお客さんが増えているのもあってか、製造方法などについて非常に分かりやすく説明してくれています。「酒造見学は初めて」といった方にオススメの酒蔵です。
- 住所: 滋賀県高島市新旭町旭83
- 電話番号:0740-25-2202
- 営業時間:10:00~16:00
- 入場料金:無料
- 公式サイト:https://www.sake-kawashima.co.jp/
- アクセス方法:新旭駅から徒歩14分
川島酒造では実際の道具に触れることができる!
川島酒造では、酒造りの道具が展示されているコーナーがあり、そこでは実際に道具に触れることができます。
他にも先代の女将さんが趣味で始めたという油絵も展示されています。酒造見学と絵を同時に楽しめるのは川島酒造だけにしかない強みです。
また、12月から3月までの間に訪れると冬の仕込み作業を見学することができます。平成の水百選にも選ばれた「針江の水」を使用する、こだわりの仕込みをぜひご覧になってはいかがでしょうか?
関西の酒造見学スポット まとめ
今回は、関西の酒造見学ができるスポット5つについて紹介しました。最後に今回紹介したものをおさらいしておきましょう!
- 月桂冠大蔵記念館(京都府)
- 神戸酒心館(兵庫県)
- 今西酒造(奈良県)
- 北庄司酒造店(大阪府)
- 川島酒造(滋賀県)
今回は厳選して5つご紹介しましたが、関西特に近畿圏には、たくさんの歴史ある酒蔵が存在します。
ぜひ、今回の記事を参考に、素敵な酒造見学をお楽しみください!