アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』聖地巡礼スポットをストーリー順に紹介！

2006年に初めて放送され、アニメブームの中心となったビッグタイトル『涼宮ハルヒの憂鬱』。その聖地巡礼情報をこの記事で紹介していきます。

おおよそストーリー順にスポットをまとめたので、アニメの話の流れを感じつつ記事を読んでいただけるはずです。

この記事を読むことで、聖地巡礼の旅計画立案の助けになれば幸いです。ぜひ最後まで読んでみてください。

（アイキャッチ画像出典：https://pixabay.com/ja/photos/日没-空-日の出-雲-島-3102754/）

『涼宮ハルヒの憂鬱』の舞台はどの地域？

『涼宮ハルヒの憂鬱』の舞台となっているのは、兵庫県西宮市です。

西宮市を中心に半径およそ6km以内に聖地が集中していますので、手軽に移動して各スポットを巡れることができますよ。

聖地巡礼の際に拠点にしやすい西宮北口駅を中心に公共交通機関も充実しており、市内の移動も比較的しやすくなっています。

また西宮市内ではシェアサイクルの取り組みも行われており、街中に設置されたサイクルポートから必要な時に自転車をレンタルできるので、聖地巡礼の心強い味方になります。

『涼宮ハルヒの憂鬱』聖地巡礼①：西宮北高校

第１話から高頻度で登場する、ハルヒたちの通う「北高」のモデルとなっているのは、原作者の谷川氏がかつて在籍していた兵庫県立西宮北高校です。

校門や校舎の構造など再現度はかなり高くなっていますが、SOS団の部室があった校舎は現実には存在しない架空の建物のようです。

また原作者の谷川氏の在学していた当時と、アニメ化にあたって現地をロケハンした時の校内の様子がだいぶ異なっていたため、原作小説との描写の違いもみられます。

当然ですが敷地内には関係者以外立ち入れませんので、聖地巡礼の際は節度を守り、外側からそっと眺めて楽しみましょう。

『涼宮ハルヒの憂鬱』聖地巡礼②：にしきた公園

SOS団の集合場所としてハルヒが毎度指定する「駅前公園」のモデルがここ、にしきた公園です。第3話で初めて登場し、以降何度も登場するスポットですね。

アニメ本編に登場する緑色の時計塔は2009年の改装工事で一度撤去されていますが、多くのファンからの要望により2014年に再び設置されました。『ハルヒ』シリーズがいかに愛されているかが伺えますね。

阪急西宮北口駅の北改札口を出てすぐ目の前にあるため聖地としてのアクセスも非常に良く、訪れやすいスポットの一つです。

『涼宮ハルヒの憂鬱』聖地巡礼③：自家焙煎珈琲屋ドリーム

SOS団のメンバーが集まって打ち合わせを行っていたカフェは、自家焙煎珈琲屋ドリームという喫茶店がモデルになっています。この珈琲屋ドリームも第3話で初登場し、その後何度も登場するスポットです。

自家焙煎珈琲屋ドリームは2017年に移転しており、アニメで描かれている風景は移転前の立地になるため現在は全く同じ風景を見ることはできません。移転後の店舗情報は以下のカラーボックスで紹介しています。

アニメ通りの風景を見ることはできないものの、移転後も店内の雰囲気は変わっていないため、レトロな落ち着いた雰囲気の中で珈琲や食事を楽しむことができます。

にしきた公園から徒歩5分ほど北へ行くとたどり着けるので、『涼宮ハルヒの憂鬱』聖地巡礼ツアーの際に珈琲屋ドリームを拠点にする方は多いようです。

『涼宮ハルヒの憂鬱』聖地巡礼④：夙川公園

第3話にて朝比奈みくるがキョンに自らの正体を告白した公園がここ、夙川公園（しゅくがわこうえん）です。

作中では「祝川」という表記がされていますが、これは夙川の音からとっているのでしょうね。

夙川公園は桜の名所として知られており、春になると川沿いの桜が一斉に咲いた美しい眺めを堪能できます。

正式名称は「夙川河川敷緑地」といい、河川全体が公園として整備されている都市公園で総延長は4kmに渡るため散歩コースにも適したスポットです。

『涼宮ハルヒの憂鬱』聖地巡礼⑤：西宮市立中央図書館

同じく第3話にて、長門がキョンと共に訪れた図書館のモデルになっているのがこの西宮市立中央図書館です。

阪神本線香櫨園駅（こうろえんえき）から徒歩5分という好立地で、館内も広く快適に過ごせるスポットです。

裏話ですが、アニメではなく原作小説の同シーンでは、この西宮市立中央図書館ではなく、西宮市立北口図書館が舞台として描かれているそうですよ。

西宮市立中央図書館には駐輪場はありますが駐車場がないので、車で聖地巡礼をする際はご注意を。

『涼宮ハルヒの憂鬱』聖地巡礼⑥：中央運動公園多目的グラウンド

第7話にてSOS団と上ヶ原パイレーツが対決した野球場のモデルはここ、西宮市中央運動公園の多目的グラウンドです。

この野球場もかなり細部まで描き込まれており、観客席までしっかり再現されています。

2020年2月17日時点で施設からの告知が出されており、その告知によると中央運動公園の再整備事業につき今後工事などが行われていくそうですが、2020年中は利用可能とのことです。

予約して利用料金を支払えば市外の人でも利用できるそうなので、「隅々まで聖地を巡礼し尽くしたい！」という猛者はチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。

『涼宮ハルヒの憂鬱』聖地巡礼⑦：樋之池市民プール

かの有名な「エンドレスエイト」にて、SOS団みんなで（視聴者視点では何度も）遊びに来る市民プールのモデルがこちら、樋之池市民プールです。（「エンドレスエイト」は、第12話～第19話で放送）

苦楽園から徒歩10分ほどの立地で、こちらも作中で凄まじい再現度になっています。現地に行けばほぼ作画通りの景色になっていることがわかるはずです。

構造としては、50mプールと幼児用プールがあるのみなので、高校生が遊びに来るスポットとしては少し物足りなさはあるかもしれません。

しかし利用料金は一般のプール施設と比べるとかなりリーズナブルなので、お金をかけずに夏の暑さを凌ぎたい時にはうってつけですね。

兵庫県西宮市が聖地公式認定

兵庫県西宮市は、一般社団法人アニメツーリズム協会がアニメファンの投票により毎年認定する「訪れてみたい日本のアニメ聖地88か所」において、2019年版の聖地として正式に認定されています。

西宮市は『涼宮ハルヒの憂鬱』だけでなくその関連作品である『長門有希ちゃんの消失』などの舞台にもなっており、国内外からおよそ3万もの投票があったことで選出されたのです。

聖地認定を記念した式典では聖地認定プレートが贈呈され、記念の御朱印スタンプも実装されました。

プレートは野村証券西宮支店に、御朱印スタンプは自家焙煎珈琲屋ドリームにそれぞれ設置されました。現地に行かれた際はぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

以上が『涼宮ハルヒの憂鬱』の聖地巡礼スポットの情報まとめです。この記事でご紹介したスポットは下記の通り。

関連作品も含めて沢山のファンに愛された『涼宮ハルヒの憂鬱』。舞台となった兵庫県西宮市には例年数多くのファンが訪れています。

この記事を読むことで、聖地巡礼の旅をより効率的に、より隅々まで楽しんでいただけたら幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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