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ソウルで便利な4つの移動手段!観光におすすめの交通系ICカードも紹介!

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日本でも大人気のソウルですが、いざ観光するとなると「移動手段って何があるのかな?」と気になりますよね。また、「料金は高いのかな?」と心配になっている方もいるでしょう。

この記事では、ソウル観光でおすすめの4つの移動手段について紹介します。各交通機関の特徴や料金、ソウル観光に便利な交通系ICカードについても紹介するので、ぜひ最後までご覧下さい。

(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/電車-列車-地下鉄-韓国-2435279/)

ソウルの主要な移動手段

出典:https://pixabay.com/ja/photos/韓国-ソウル-ソウル駅-4323683/

日本からも多くの観光客が訪れるソウルには、交通機関が網羅されており、観光中も移動に困ることはありません。特にソウル観光で利用することが多い移動手段は、以下の4つとなります。

移動手段一覧
  • 地下鉄(首都圏韓国鉄道)
  • バス
  • タクシー
  • 高速鉄道(KTX)

上記の移動手段を利用すれば、ソウル各地に移動することが可能です。各交通機関を紹介した後、支払い時に便利な「T-money」(交通系ICカード)について、詳しく解説します。

ソウルでおすすめの移動手段①地下鉄

出典:https://pixabay.com/ja/photos/電車-列車-地下鉄-韓国-3297853/

ソウル市民の足であり、日本人観光客もよく利用するのが地下鉄(首都圏韓国鉄道)です。ソウル市内の観光であれば、市内中心部を網羅している1号線〜9号線の利用がメインとなります。

路線によって色分けされており、各駅には番号が振られているので、比較的利用しやすい交通機関となっています。

利用者 現金 T-money
一般(19歳以上) 1,350ウォン(約135円) 1,250ウォン(約125円)
青少年(13〜18歳) 1,350ウォン(約135円) 720ウォン(約72円)
子供(6〜12歳) 450ウォン(約45円) 450ウォン(約45円)
6歳未満 大人1人が同伴で3人まで無料

※上記の料金は、10km以内の基本料金です。(日本円は1ウォン=0.1円で計算)

料金は移動する距離によって変動し、10〜50kmの間は5km毎に100ウォン、50kmを超えると8km毎に100ウォンが追加されます。(一部料金形態が異なる路線もあります。)

現金で利用する方は、駅の券売機で「1回用交通カード」の購入が必要です。プラスチック製のカードとなっており、購入時には保証金(500ウォン=約50円)が加算された合計金額で表示されます。

使用済みの1回用交通カードは、改札口付近に設置されている「換金機」に投入すれば、保証金の返金を受けられます。

ソウル市内の人気スポットには地下鉄で行くことが可能なので、地下鉄の駅近くにホテルを予約すると便利です。

路線図:KONEST

ソウルでおすすめの移動手段②バス

出典:https://unsplash.com/photos/n1FJg5gEBaE

地下鉄と同様に、ソウル市民の足となっているのがバスです。地下鉄では行き届かない所もカバーしており、ソウル市内を縦横に走行しています。

路線一覧
  • 幹線バス(ブルー):都心部・副都心部と郊外を繋ぐ長距離バス
  • 支線バス(グリーン):バスの停留所、地下鉄の駅を繋ぐバス
  • 循環バス(イエロー):市内都心部・副都心部を循環するバス
  • 広域バス(レッド):ソウルと京畿道(キョンギド)などの近郊都市を結ぶバス(急行バス)
  • マウルバス(グリーン):支線バスの補助的役割をするバス

ソウルのバスは乗車の際に料金を支払いますが、車内には両替機が設置されていないので、予めお金を崩しておく必要があります。

基本的に5,000ウォン・10,000ウォン札が使えないので、現金で支払う場合は1,000ウォン札や硬貨を用意しておきましょう。

バスの種類 現金 T-money
一般(19歳以上) 青少年(13〜18歳) 子供(6〜12歳)
幹線バス(ブルー)
支線バス(グリーン)
1,300ウォン
(約130円)
1,000ウォン
(約100円)
450ウォン
(約45円)
1,200ウォン
(約120円)
循環バス(イエロー) 1,200ウォン
(約120円)
800ウォン
(約800円)
350ウォン
(約35円)
1,100ウォン
(約110円)
広域バス(レッド) 2,400ウォン
(約240円)
1,800ウォン
(約180円)
1,200ウォン
(約120円)
2,300ウォン
(約230円)
マウルバス(グリーン) 1,000ウォン
(約100円)
5.500ウォン
(約550円)
300ウォン
(約30円)
900ウォン
(約90円)

※6歳未満の乳幼児は、大人1人が同伴すれば3人まで無料となります。

ソウルでおすすめの移動手段③タクシー

出典:https://unsplash.com/photos/WXXh0aeQ3hk

自由に市内を移動したい方は、タクシーの利用がおすすめです。日本と同様に、空車のタクシーであれば道沿いで拾うことも可能です。観光で主に利用するタクシーは、以下の2種類となります。

タクシーの種類 料金 特徴
一般タクシー
  • 基本料金:3,800ウォン(約380円)
  • 追加料金(距離料金):100ウォン(約10円)/132m
  • 追加料金(時間料金):100ウォン(約10円)/31秒
  • 車体はシルバー・オレンジ
  • 料金が安い
  • サービスは千差万別
  • 基本的に外国語は不可
模範タクシー
  • 基本料金:6,500ウォン(約650円)
  • 追加料金(距離料金):200ウォン(約20円)/151m
  • 追加料金(時間料金):200ウォン(約20円)/36秒
  • 高級感のある車体(黒色)
  • 料金は割高
  • サービスが安定している
  • 日本語に対応できる運転手が多い

模範タクシーは台数が多くないので、基本的には一般タクシーの利用が多くなります。

近距離の移動や目的地と反対方向から乗車をすると、乗車を拒否される場合があるので注意が必要です。

また、深夜帯のタクシーは割増料金となります。中には、メーターを利用しなかったり、遠回りをしたりするなど悪質なタクシーもいるので注意しておきましょう。

ソウルでおすすめの移動手段④高速鉄道

出典:https://pixabay.com/ja/photos/韓国-鉄道-交通-列車-車-4886525/

韓国の各主要都市を結ぶ高速鉄道(KTX)は、日本でいう新幹線のような移動手段であり、ソウル郊外や他の主要都市へ移動することができます。

ソウル市内だけではなく、他の都市への観光も考えている方におすすめの移動手段です。

目的地 所要時間 料金
ソウル→釜山(プサン) 約2時間40分 59,800ウォン(約5,980円)
ソウル→木浦(モッポ) 約2時間35分 53,100ウォン(約5,310円)
ソウル→慶州(キョンジュ) 約2時間10分 49,300ウォン(約4,930円)
ソウル→大邱(テグ) 約1時間50分 43,500ウォン(約4,350円)
ソウル→全州(チョンジュ) 約1時間45分 34,600ウォン(約3,460円)
ソウル→江陵(カンヌン) 約2時間00分 27,600ウォン(約2,760円)

※上記の料金は、大人の片道料金です。列車によって停車駅が異なるので、所要時間は目安として参考にして下さい。

乗車券は、 KTXの駅にある窓口や自動券売機から購入できます。また、公式サイトから予約・決済をすることができますが、予約完了後に乗車券を印刷する必要があります。

自動券売機での購入は、クレジットカードが主体となっており、現金が使用できない券売機もあるので注意が必要です。

KTXは「信用乗車方式」となっているため、駅に改札がありません。車内で乗車券を確認するので、すぐに取り出せるようにしておきましょう。

KTXは基本的に座席指定となります。乗車券に記載されている「号車」「座席番号」を確認してから席に着くようにしましょう。

公式サイト:KORAIL

ソウルの交通系ICカード【T-money】

ソウルの交通機関を利用する上で便利なのが「T-money」です。日本でいう「Suica」のような交通系ICカードであり、カードにお金をチャージして利用します。

利用可能な交通機関
  • 地下鉄(首都圏韓国鉄道)
  • バス
  • タクシー(T-moneyのマークがあるタクシーのみ)
  • 高速鉄道・急行列車(KTXなど)

※一部利用できない車両・路線もあります。高速バスや郊外を走行する鉄道(KTXなど)は、発券窓口にてT-moneyを利用することが可能です。

他にも、T-moneyに対応している「コンビニ」や「飲食店」、「スーパーマーケット」などでも利用することができます。次の章では、T-moneyの購入場所について紹介します。

T-moneyの購入場所

ソウル観光で便利なT-moneyは、以下の場所で購入することができます。

購入場所
  • 地下鉄の駅構内
  • コンビニ(T-money加盟店)
  • 街頭販売店

T-moneyは、「カード型」「ストラップ型」などの様々な種類があり、購入する場所によってデザインが異なります。また、購入するT-moneyの種類によって、金額も変動します。

金額の目安
  • 一般的なカード型:3000ウォン(約300円)
  • キャラクターデザイン等があるカード型:4000ウォン(約400円)
  • 携帯ストラップ型:6,000〜8,000ウォン(約600〜800円)

T-moneyのチャージ方法

まず、T-moneyを利用するためには、カードにお金をチャージしなければなりません。チャージが出来る場所は、以下の通りです。

チャージをする場所
  • 地下鉄の券売機
  • コンビニ(T-money加盟店)
  • 街頭販売店
  • 一部のATM

T-moneyへのチャージは、ウォンの現金のみ使用可能であり、1,000ウォン単位でチャージすることができます。

1回1,000〜90,000ウォン(約100〜9,000円)、合計500,000ウォン(約50,000円)までチャージすることが可能です。

T-moneyの利用方法

各交通機関・ショッピングでのT-moneyの利用方法は、以下のようになります。

利用方法
  • 地下鉄:乗降車時に改札にあるカードリーダーへタッチ
  • バス:乗降車時に車内にあるカードリーダーへタッチ
  • タクシー:支払い時に車内にあるカードリーダーへタッチ
  • 鉄道:チケットを購入できる発券窓口で利用可能
  • コンビニ:商品と共にT-moneyを渡す

特に注意したいのが、T-moneyの残高です。支払い金額よりも残高が少ない場合、現金と併用して利用ができないので注意が必要です。

T-moneyの残高は、「地下鉄の窓口」や「コンビニ(T-money加盟店)」などで確認することができます。

また、「T-Money Balance Check」などのアプリでも残高を確認することが可能です。

T-moneyは、地下鉄の窓口やコンビニ(T-money加盟店)にて払い戻しができます。払い戻しの詳細については、下記のサイトから確認することができます。

T-moneyのメリット

最後に、T-moneyのメリットについて紹介します。T-moneyの主なメリットは、以下の通りです。

T-moneyのメリット
  • 地下鉄・バスの料金が安くなる
  • チケットを購入する手間が省ける
  • 細かいお金を用意する必要がない
  • 乗り換え割引が受けられる

T-moneyを利用すると、地下鉄(首都圏韓国鉄道)・バス間で乗り換えを行う際に割引が適用されます。

割引が適用されるのは、降車してから30分以内(21:00〜翌日7:00までは1時間以内)となり、4回まで乗り換えが可能です。

乗り換えの詳細については、以下のサイトから確認することができます。

降車時にT-moneyをカードリーダーにタッチしていない場合、乗り換え割引を受けることができません。

ソウルの移動手段まとめ

今回は、ソウル観光に便利な移動手段を紹介しました。紹介した移動手段を利用すれば、ソウル各地に移動することが可能です。

特に地下鉄は利用しやすく、ソウル市内を網羅しているので、地下鉄の駅近くのホテルを予約すると移動も楽になります。

最後に紹介した「T-money」は、観光客もよく利用する交通系ICカードです。お金を崩したり、チケットを購入したりする手間が省けるので、交通機関を多用する方には特におすすめです。

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ゆうと
SEOライター歴4年。金融、インテリア、格安SIMなど複数メディアにてGoogle検索上位を獲得。 無類のバスケ好きで幼い頃からNBA(特にレイカーズ)の大ファン。 現在は漫画・アニメ鑑賞にどハマり中。