「ANAカードのJCBを発行しようか迷っているんだけど、申し込みをする前に特徴について知りたい」
クレジットカードを発行する前に、特徴などについて知りたいと思う人は多いのではないでしょうか。年会費がかかるなら、なおさらですよね。
そこで、この記事ではANAカードのJCBの特徴について紹介します。ANAカードを発行しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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ANAカード・JCBの種類
ANAカードの特徴などを紹介する前に、ANAカードのJCBの種類について紹介しますね。
JCBは一般(交通系IC一体型も選択可能)・学生用・ZERO・ワイド・ゴールド・プレミアムカードの6つがあります。
他のクレジットカード会社と比較すると「ZEROカード」というカードが用意されているのが特徴です。
ZEROカードは学生を除く18歳から29歳以下の人が対象であり、5年間は年会費がかかりません。
JCBの場合、学生カードを除く全てのカードで「スターウォーズ」デザインのカードを選択できます。スターウォーズファンの人は、JCBを発行するのがおすすめですよ。
ANAカード・JCBのマイルの貯め方は?
ANAカードのJCBは、どのようにマイルを貯めるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
クレジットカード会社問わずANAカードは、クレジット決済やANAの航空券を購入したときにマイルを貯めることができます。
マイルの還元率は、カードによって異なりますので詳しくは以下の表を確認してくださいね。
クレジット決済 | ANA航空券の購入 | |
一般(交通系IC一体型) | 100円=0.5マイル | 100円=1.5マイル |
学生 | 100円=1マイル | 記載なし |
ZERO | 100円=0.5マイル | 100円=1.5マイル |
ワイド | 100円=0.5マイル | 100円=1.5マイル |
ゴールド | 100円=1マイル | 100円=2マイル |
プレミアム | 100円=1マイル | 100円=3マイル |
クレジット決済をするよりも、ANAの航空券を購入したときのほうがマイル還元率は高いです。
またクレジット決済をすることで直接マイルが貯まるという訳ではなく、クレジットカード会社のポイントをマイルに移行することでマイルが貯まります。
ポイントをマイルに移行する際、カードによっては「マイル移行手数料」がかかるので注意してくださいね。マイル移行手数料については、のちほど詳しく説明します。
一部カードはEdyをチャージするだけでも貯まる!
ANAカードのJCBは、すべてのカードにEdyをつけることができます。ゴールド・プレミアムカードの場合、支払いをするときだけでなく、チャージをするときにもマイルが貰えますよ!
- 支払い時:200円につき1マイル
- チャージ時:200円につき1マイル
チャージをしたときにマイルを貰えるのはゴールド・プレミアムカードだけですが、支払い時はEdy搭載カードならどのカードでもマイルが貯まりますよ。
JCBのポイントからマイルへ!「マイル移行手数料」とは?
「マイル移行手数料」とは、クレジットカード会社のポイントをマイルに移行するときにかかる手数料です。マイルの還元率やカードによっても、料金は変わってきます。
1ポイント10マイル | 1ポイント5マイル | |
ZERO | ー | 無料 |
一般・ワイド | 5,500円(年間) | 無料 |
学生用・ゴールド・プレミアム | 無料 | 無料 |
マイルを移行するときには、1ポイントを、10マイルに移行するコースと5マイルに移行するコースがあります。1ポイントを5マイルに移行するコースは手数料がかかりませんが、還元率が低いです。
ZEROカードは1ポイント5マイルのコースのみですが、他のカードはコースを選ぶことができます。
学生用・ゴールド・プレミアムカードは、どちらのコースも無料なので1ポイント10マイルのコースを選択した方が良いでしょう。一般・ワイドカードは、マイルの移行量などを考えて決めるのがおすすめです。
ANAカードのマイル有効期限は?
ANAカードは、マイルの有効期限が3年間なので注意しましょう。マイルが失効する前に、買い物をしたりスタバカードやiTunesカードに交換したりするのがおすすめですよ。
また、クレジットカード会社のポイントを失効直前にマイルにすれば、その分有効期限が長くなりますよ。クレジットカード会社のポイントの有効期限は以下の通りです。
- 一般:獲得してから2年
- ゴールド:獲得してから3年
- プレミアム:獲得してから5年
※ZEROや学生用カードについては、記載がありませんでした。
一般カードのポイントの有効期限は2年間ですので、ポイントが失効する直前にマイルへ移行すると、ポイントを獲得してから約5年間はポイントまたはマイルとして利用することが可能です。
ANAカード・JCBなら自動的に旅行傷害保険がつく!
ANAカードのJCBは、持っているだけで自動的に「旅行傷害保険」がつきます。(プレミアムカードに関しては、自動で付帯されるのか記載がなかったので注意しましょう。)
旅行のたびに保険に入らなくて良いので、旅好きの人にとっては嬉しいサービスですね。最高補償額はカードによって異なりますので、詳しくは以下の表を確認ください。
海外旅行傷害保険 | 国内航空傷害保険 | 国内旅行傷害保険 | |
ZERO | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
一般・学生用 | 1,000万円 | 1,000万円 | なし |
ワイド | 5,000万円 | 5,000万円 | なし |
ゴールド | 1億円(5,000万円) | 5,000万円 | 5,000万円 |
プレミアム | 1億円 | 5,000万円 | 1億円 |
ZEROカードは、旅行傷害保険がつかないので注意しましょう。また、ゴールドカードの海外旅行傷害保険は、航空券やツアー代をANAカードで支払うと最高1億円の補償がでます。
カードでの支払いがない場合は、海外旅行傷害保険の最高額は5,000万円です。ANAカードで支払いをすればマイルが貯まり、海外旅行傷害保険の最高補償額も高くなるので、カード払いをするのがおすすめです。
ANAカード・JCBはラウンジが使える?
ANAカードのJCBは、一部のカードでラウンジが利用できます。ゴールド・プレミアムカードは、JCBの空港ラウンジを、プレミアムカードではANA国内線ラウンジを利用できます。
もちろん、料金は無料なので搭乗時間までラウンジでゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
JCBの空港ラウンジは、ソフトドリンクが飲み放題、新聞や雑誌が読み放題です。ANA国内ラウンジは、空港ラウンジのサービスに加えて、アルコールが飲み放題だったり、無料Wi-Fiを使用できたりしますよ。
ANAカード・JCBの入会キャンペーン
次にANAカードのJCBの入会キャンペーンについて紹介しますね。入会キャンペーンは、JCB主催のものとANAカード主催のものの2つがあり、どちらにも参加することができます。
JCBの入会キャンペーン
JCBの入会キャンペーンでは、条件を満たすことでクレジットカード会社のポイントを貰うことができます。
- Web明細サービス「MyJチェック」に登録
- クレジット決済を行う
MyJチェックに登録 | 10万円以上利用 | 50万円以上利用 | 100万円以上利用 | |
一般 | 1,200マイル相当 | 1,500マイル相当(+300マイル) | 6,000マイル相当(+2,000マイル) | 17,400マイル相当(+5,400マイル) |
学生 | 1,200マイル相当 | 1,500マイル相当(+300マイル) | 6,000マイル相当(+2,000マイル) | 17,400マイル相当(+5,400マイル) |
ZERO | 1,200マイル相当 | 1,500マイル相当(+300マイル) | 6,000マイル相当(+2,000マイル) | 17,400マイル相当(+5,400マイル) |
ワイド | 1,200マイル相当 | 1,500マイル相当(+300マイル) | 6,000マイル相当(+2,000マイル) | 17,400マイル相当(+5,400マイル) |
ゴールド | 4,500マイル相当 | 1,500マイル相当(+300マイル) | 6,000マイル相当(+2,000マイル) | 17,400マイル相当(+5,400マイル) |
プレミアム | 6,000マイル相当 | 1,500マイル相当(+300マイル) | 6,000マイル相当(+2,000マイル) | 17,400マイル相当(+5,400マイル) |
クレジット決済の利用額に応じて貰えるマイル数は、カードのアップグレードをした人と新規登録した人で異なります。
新規登録をした人は、表のカッコ内に書かれているマイルもプラスで貰うことができますよ。
例えば、アップグレードした人が10万円以上利用したときに貰えるのは1,500マイル相当ですが、新規登録した人は1,800マイル相当を貰える、ということになります。
ANAカードの入会キャンペーン
ANAカードの場合は、絶対に貰える入会特典と条件を達成することで貰える入会キャンペーンがあります。
- ANAの航空券を購入
- クレジット決済を行う
入会特典 | ANAの航空券を購入 | 20万円以上50万円未満 | 50万円以上100万円未満 | 100万円以上 | |
一般 | 1,000マイル | 1,000マイル | 3,000マイル | 10,000マイル | 27,000マイル |
学生 | 1,000マイル | 1,000マイル | 3,000マイル | 10,000マイル | 27,000マイル |
ZERO | なし | 1,000マイル | 3,000マイル | 10,000マイル | 27,000マイル |
ワイド | 2,000マイル | 1,000マイル | 3,000マイル | 10,000マイル | 27,000マイル |
ゴールド | 2,000マイル | 5,000マイル | 3,000マイル | 10,000マイル | 27,000マイル |
プレミアム | 10,000マイル | 5,000マイル | 3,000マイル | 10,000マイル | 27,000マイル |
入会特典とANAの航空券を購入したときに貰えるマイル数は、カードによって異なるので注意しましょう。
ANAカード・JCBの年会費
最後に各カードの年会費について紹介しますね。カードによって年会費は異なりますので、入会の前によく考えてからカードを選びましょう。
一般 | 学生 | ZERO | ワイド | ゴールド | プレミアム |
2,200円(初年度無料) | 在学期間中無料 | 5年間無料 | 7,975円 | 15,400円 | 77,000円 |
ZEROカードは5年間無料ですが、それ以降の年会費については記載がないため分かりませんでした。
ANAカードは、カード継続時に入会特典と同じマイル数を貰えるので、実質的にはもう少し年会費が安くなると考えることができます。
また入会キャンペーンがあるので、初年度は記載の年会費よりも実質安いと言えるでしょう。
まとめ
ANAカードのJCBについて紹介しました。他のクレジットカード会社と大きく異なる点は、ZEROカードがあるということでしょう。
ZEROカードは旅行傷害保険が付かず、マイル移行時は1ポイント5マイルのコースしかありませんが、年会費は5年間無料です。
また、ZEROカードを除くANAカードのJCBは、旅行傷害保険が自動的に付いてくるのが強みです。持っているだけで旅行傷害保険が付くので、よく旅行に行く人は持っておくと便利でしょう。