「飛行機内へ持ち込む手荷物の重量制限以内に抑えるおすすめな方法はあるの?」という悩みを解決してくれるエアポートジャケット(Airport jacket)について紹介します。
最近、非常に人気の高いLCC(格安航空会社)は、格安なチケットは魅力的なんですが、重量制限が7㎏以内と厳しく設定されており、超えてしまうと追加料金も発生してしまうんです。
そこで、そんな悩みを解決してくれる最終兵器エアポートジャケットが登場したので、どのようなアイテムなのか順番に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
トップ画像出典元:(https://www.kickstarter.com/projects/244427582/the-airport-jacket-wearable-luggage-for-the-freque)(https://pixabay.com/photos/plane-aircraft-take-off-sky-50893/#content)
エアポートジャケットとは?
エアポートジャケット(Airport jacket)とは、最大15㎏の荷物をジッパー付きのポケットに収納して羽織ることのできるコートです。
利用していない時や飛行機に搭乗した後は、手荷物をポケットに入れたまま備え付きのダッフルバックに収納でき、座席上の収納棚・前の座席の下に置くことができます!
空港で受託手荷物を預け入れる手間を省き、飛行機内に持ち込める手荷物の重量制限を解決してくれる非常に素晴らしい近未来的な商品なんですね。
そこで、次の章では簡単にエアポートジャケットを作るきっかけを紹介していきますね。
エアポートジャケットができたきっかけは?
プロダクトデザイナーであり夫のアンドリュー・ベンケと、ビジネスパートナーである妻のクレア・マーフィーが旅行中に体験したことから生まれたアイデアなんです。
この夫婦は、まだ乳幼児だった我が子を連れて旅行に行きました。その旅行の帰り道、オーストラリアのホバート国際空港で手荷物の重量制限に引っかかってしまったのです。
そのまま通過する場合は、「チケット代よりも割高な追加料金を支払うか手荷物を整理してください!」ということで、手荷物を整理することにしたのです。
重量制限をクリアするために、上着のポケットに着替えや小型の電子機器類、子供のおむつや、おもちゃなどをできるだけ詰め込みました!
その甲斐あって、なんとか手荷物検査の重量制限をクリアすることができ、追加料金を支払わずに済んだのです。
このときの苦い経験と詰め込んで解決した体験が元となり、画期的なエアポートジャケットが生まれました。
次に、「15㎏の手荷物と言われてもピンとこないですよね?」そこで実際にエアポートジャケットにはどれくらいのどのようなモノが収納できるのかを紹介していきますね。
エアポートジャケットにはどれくらいモノが入るの?
エアポートジャケットは、丈の長さが調節可能で、冬用なら最大14個のジッパー付きポケットがあり15㎏ほど収納することができます。
そのジッパー付きのポケットには、以下のモノが収納可能ですので、参考にしてみてくださいね。
- ノートパソコン2台とiPad(充電器も収納可能)
- 靴下2組、ジーンズなどのズボン類1本、Tシャツ5枚
- その他洗面用具などの日用品類、カメラ
- パーカーなどの上着1枚や靴、サンダル1つずつ
荷物が多い方でなければ、その他に身の回り品であるショルダーバックやハンドバック、小さ目なリュックを1つ持てば、1泊2日分の宿泊セットは余裕で収納可能なんです!
夏用の場合でも8個のジッパー付きポケットがあり、6㎏ほど収納できるんです。これだけでもジェットスターなどのLCC(格安航空会社)の重量制限7㎏に匹敵しますね!
次に実際にエアポートジャケットは、どのような使用方法があるのかを紹介していきますので、ぜひ画期的なコートをチェックしてみてくださいね。
エアポートジャケットの使用方法は?
エアポートジャケットは、大容量なバックになったり、冬の防寒着にもなったりと大変便利なコートです。
使い方は至って簡単で、コートのポケットにひたすら荷物を詰め込んでジッパーを閉めます。
荷物を入れ終わったらコートを羽織って手荷物検査を受け、その後機内に乗り込んだらコートを脱いで中身ごと丸めます。
丸めたコートをダッフルバックに入れて座席上の棚または前の席の下に収納するだけです。
ダッフルバックは機内持ち込み手荷物のサイズ規定(55㎝×40㎝×25㎝)を満たすように作られているため、羽織らずに手荷物としても検査を受けられますよ!
次に、エアポートジャケットを羽織って保安検査場での手荷物検査は通過できるのかについて簡単に紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
エアポートジャケットで保安検査場を通過できるの?
機内持ち込み手荷物(身の回り品)の重量・サイズ制限をなんなく突破できるとされているエアポートジャケット。
このような画期的なコートを着て「本当に手荷物検査をパスできるの?大丈夫なの?」という疑問をお持ちの方は多いと思います。
プロダクトデザイナーのベンケ氏によると、エアポートジャケットはチェックイン前と手荷物検査時だけに着ればいいので、全く問題ないとのことです。
ベンケ氏は「空港の保安検査場で行われる検査はあくまでも荷物の中身ををチェックすることで、荷物をどのように運んでいるかは重要ではないのです。」とおっしゃっています。
使い方さえ間違わなければ、これまで実際にコートを使用してきましたが、保安検査場での手荷物検査で引っかかるようなことは、一度もなかったとベンケ氏は語っています。
次に、エアポートジャケットの種類・カラー展開などを紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
エアポートジャケットの種類について
エアポートジャケットの種類は、男女ともに春夏用と秋冬用に分かれています。
カラー展開に関しては、黒一色のみですが、季節ごとに生地の厚さなどを変えているだけではなく、デザインも豊富なんですね。以下にまとめましたので、参考にしてみて下さいね。
- 【春夏用】:フォーマルなデザインの「The Tailored Traveler」
- 【春夏用】:カジュアルなフード付きの「The Hooded Traveler」
- 【秋冬用】:フォーマルなデザインの「The Sleek Traveler」
- 【秋冬用】:カジュアルなデザインの「The New York Traveler」
なかでも、秋冬用のコートには暖かくて柔らかいウール生地が使用されており、機能美だけにはとどまらず防寒着としても優秀なんです。
また、コートの丈の長さは腰までのショート丈とミドル丈、ロング丈の3段階調節付きなんです。その日の服装に合ったコーディネートが楽しめますね。
ポケットの数は、腰までのショート丈は8つあり、そこから3つずつ増えミドル丈は11つ、ロング丈は14つとなっております!(※ジッパーにて取り外し可能)
次に、エアポートジャケットのサイズ展開について紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
エアポートジャケットのサイズについて
エアポートジャケットは荷物を15㎏詰め込める他、ダッフルバックにも変幻自在する魅力的なコートということはわかって頂けたと思います。
また、サイズ展開は、男女ともにXSから4XL(XXXXL)まであります。なので、大抵の方は着ることのできる幅広いサイズ展開も魅力的な要素の1つです。
さらに、カラー展開は黒のみですが、季節ごとに生地を変えていたり、デザインも豊富だったりと魅力的なコートなんですよ!
次に、エアポートジャケットの気になるお値段について紹介していきますので、ぜひ確認してみて下さいね。
エアポートジャケットの気になるお値段は?
こんなに多機能で抜群の収納力を持ち、見た目もお洒落な「最終兵器」エアポートジャケットの気になるお値段について紹介します。
現在、デザイナーのアンドリュー・ベンケとクレア・マーフィー夫婦は、アメリカにあるクリエイターやアーティストを支援する会社に出費を募っているんです。
出費する金額によって購入できるバリエーションも異なりますが、おおよそ以下のような価格になりますので確認してみてくださいね。
- 【春夏用の価格】:日本円で約21,000円(※フォーマル・カジュアル共に)
- 【秋冬用の価格】:日本円で約26,000円(※フォーマル・カジュアル共に)
ここまでの画期的なコートをおおよそ3万円以内で春夏用や秋冬用のフォーマル・カジュアルタイプのものを購入できます。
手荷物検査をスムーズに通過することができ、追加料金(超過料金)の発生が防げる魅力満載なコートですね。
次に、エアポートジャケットは「どんな方におすすめなのか?」という疑問にお答えして終わりたいと思いますね。
画期的なエアポートジャケットはこんな方におすすめ!
LCCを利用する方で、数日の国内・国外への短期的な出張が多いビジネスマンや、荷物が多くなりがちな乳幼児連れでの旅行に出かける方におすすめです。
LCCは破格な価格でチケットを購入できるものの、受付カウターに預け入れる場合、1つ目から有料となり無駄な失費が増えます。
また、機内持ち込み手荷物の重量制限も7㎏と厳しく設定されており、超えてしまうと4,000~6,000円程の追加料金が取られます。
長期的な滞在には向いていませんが、LCCなどを利用しなるべく格安に出張したり、弾丸ツアーなどをしたりする方には無駄な失費が抑えられるためおすすめなんです!
受付カウターに手荷物を預け入れないことで、預け入れる時間と到着後手荷物がコンベアを流れてくるのを待つ時間が省けますね!
また預けた手荷物が空港で紛失したり、最悪なくなったりしてしまうロストバゲージ(ロスバゲ)の心配もなくなりすね。
ぜひ、以上のことに思い当たることがあるならばエアポートジャケットは非常に便利かつ安心な面ももってますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
エアポートジャケットまとめ
本記事は、手荷物検査じの重量制限をなんなくクリアできる画期的なコートである”エアポートジャケット”について簡単に紹介してきました。
最大15㎏の荷物をポケットに収納したまま羽織り、手荷物検査を通過した後は、備え付けのダッフルバックになるという優れものなんですね。
また、デザインも男女ともに春夏・秋冬用にフォーマルとカジュアル2タイプを用意しているので、スーツや普段着などにも合わせやすいんです!
日本のLCC(格安航空会社)の厳しい重量制限でも通用するかどうかは保証できませんが、それでも「試してみたい!」という方は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。