あなたは「海外でネットを使って、高額の料金を請求された」と聞き、心配に思っていませんか?
ソフトバンクユーザーであれば海外向けの定額サービスが用意されているので、それを使えば高額な料金が請求されることはありません。
この記事ではソフトバンクユーザー向けのサービスや、海外でインターネットにつなげるための方法について紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.softbank.jp/mobile/service/global/overseas/)
海外のネット使用が高額になってしまう理由とは?
結果から言うと、海外でネットを使用してしまうと料金が高額になってしまう理由は、国内での料金データプランが海外では適用されないからなのです。
海外でデータ通信を行う際には、データローミングという日本国内の電波が届かない海外において、現地の電波を自動的に拾う機能が働きます。
このデータローミングはネットに困らないためのとても便利な機能ではあるのですが、通信を行えば行うほど高額な請求につながってしまうというわけなのです。
ソフトバンクユーザーが海外でネットを安く使用する方法は?
ソフトバンクユーザーが海外でネットを使う際に、値段を安く済ませるための方法を3つ解説していきます。
この3つの方法のいずれかを行えば、海外に行っても料金を気にせずにネットを利用できるでしょう。
- 海外にいる間はデータローミングをオフにする
- 海外にいる間はスマホの機内モードを利用する
- ソフトバンクの海外向け定額サービスを利用する
これから、この方法について一つずつ解説していきますので、あなたがやりやすいと思う、あなたに合った方法を選んでみてください。
海外にいる間はデータローミングをオフにする
前述の通り、海外のネット通信で料金を高額にしている原因はデータローミング機能によるものですので、スマホの設定でデータローミングをオフにしておく方法があります。
「それではネットが使えないのでは?」と疑問の声が聞こえてきそうですが、データローミングをオフにしていてもWi-Fiをオンにしておけばネット通信が可能です。
海外は、公共Wi-Fiが日本よりも広まっている国が多くありますし、空港カウンターで海外で使えるWi-Fiルーターをレンタルすることもできます。
ちなみに、データローミングをオフに設定しても、割高な国際電話料金を使えば通話自体は行うことができます。
データローミングをオフにするには?
スマホのデータローミング機能をオフにする方法をみていましょう。
ここでは一般的な設定方法をご紹介しますが、設定の方法は機種によって異なる場合もありますので、どうしてもわからない場合は端末の説明書に従ってください。
iPhoneの場合
- 設定画面で「モバイル通信」をタップする
- 「モバイルデータ通信」をオフにする
androidの場合
- 設定画面から「もっと見る」
- 「モバイルネットワーク」をタップする
- 「データローミング」をオフにする
海外にいる間はスマホの機内モードを利用する
携帯電話の回線を遮断する機内モードに設定することで、通話料金や通信料金は全くかからなくなります。
機内モードは、データ通信だけでなく通話もできなくなることは注意が必要です。
そしてこちらも、Wi-Fiは使用できるため、ネット通信はWi-Fiを通して行うことができます。
緊急の連絡を受け取るようにしたい場合はデータローミングをオフ、万が一でも国際電話を使いたくない時は機内モードの設定をするなど、分けて使うと効果的にネットを使用できます。
ソフトバンクの海外定額サービスでネットを利用する
ソフトバンクは海外旅行するソフトバンクユーザーの為に、パケット定額サービスを2つ用意してくれていますのでご紹介します。
- ソフトバンクのアメリカ放題
- ソフトバンクの海外パケットし放題
この二つの海外定額サービスを利用して、料金を気にせず、お得に海外旅行を楽しみましょう。
それではこれらのサービスについて詳しく説明していきますので、あなたに合ったものをみつけていきましょう。
ソフトバンクのアメリカ放題でネットを使用する
アメリカ放題というサービスは、名前の通りソフトバンクユーザーがiPhoneをアメリカ本土やハワイの滞在時に、通話とネットが使い放題になるサービスです。
ソフトバンクのiPhoneとiPadのみであることと、アメリカ以外の国では適用されないことが注意点ではありますが、ネットの使用が無料で無制限の上に、日本との通話も完全無料というお得なサービスです。
月額料金は980円で使用できますが、まれに料金無料とするキャンペーンも行われているようなのでこまめに公式サイトをチェックしてみてください。
アメリカ放題は、iPhoneの設定画面でキャリアが「Sprint」になっている状態であれば自動的に適用されます。
アメリカ本土、ハワイ、プエルトリコ、バージン諸島のスプリントネットワーク (アラスカ州・モンタナ州の一部地域、グアム・サイパンは除く)
ソフトバンクの海外パケットし放題でネットを使用する
海外パケットし放題というサービスは、アメリカ以外の国やandroidユーザーなどのアメリカ放題が適応されない場合に適用されるサービスです。
料金は一日のパケット使用量によって変動し、一日のパケット使用料が25MBまでは0円~1980円/日、それ以上の場合は2980円/日の定額となります。
この場合一日とは旅行先の現地時間ではなく、日本時間を基準としていて、0時から23時59分までを指しているので注意が必要です。
適用可能エリアはたくさんあり、ここでは紹介しきれないので公式サイトで検索してみてくださいね。
ソフトバンクのサービスとレンタルWi-Fiでお得なのは?
海外でネットを使用する方法としてレンタルWi-Fiとソフトバンクのサービスがありますが、料金としてはどちらがお得なのでしょうか?
今回はレンタルWi-Fiとして有名な「グローバルWi-Fi」と「イモトのWi-Fi」を例にして、ソフトバンクのサービスと料金の比較をしていきましょう。
アメリカ放題とレンタルWi-Fiの料金比較
一日にかかるアメリカに行った場合のアメリカ放題とレンタルWi-Fiの比較表を見てみると、ダントツでアメリカ放題がお得なのがわかります。
アメリカ放題 | グローバルWi-Fi | イモトのWi-Fi | |
料金 | 【1日 定額料金】 980円/日※キャンペーンなどで変動あり |
【4G高速プラン】
通常プラン 1170円/日 大容量プラン 1470円/日 超大容量プラン 1670円/日 無制限プラン 2370円/日 ※キャンペーンなどで変動あり |
【4G/LTE WiFi (高速)】
500MB/日 1580円/日 1GB/日 1880円/日 使い放題 2380円/日 ※キャンペーンなどで変動あり |
ご利用可能データ容量 | 日本で加入しているデータ定額サービスの容量からデータ通信を行う | 通常プラン 300MB/日
大容量プラン 600MB/日 超大容量プラン 1.1GB/日 無制限プラン |
上の通り、500MBと1GB、使い放題プランがあります。 |
海外パケットし放題とポケットWi-Fiの料金比較
次に、一日にかかるアメリカ以外の国に行った場合の海外パケットし放題とレンタルWi-Fiの比較表をみてみましょう。
海外パケットし放題は、ネットを使わなければ0円からスタートなので「ネットを使うつもりはないけど、万が一の為にネットにつながっていてほしい」などの場合に使うことになるでしょう。
一方でレンタルWi-Fiは一番安いプランでも300MBや500MBまで使えるので、ある程度ネットを使う予定があるなら、海外パケットし放題よりもレンタルWi-Fiの方が無難でお得だと言えます。
海外パケットし放題 | グローバルWi-Fi | イモトのWi-Fi | |
料金 | 【25MB未満のご利用】
0円~1,980円/日 【25MB以上のご利用】 定額2,980円/日 |
【4G高速プラン】
通常プラン 1170円/日 大容量プラン 1470円/日 超大容量プラン 1670円/日 無制限プラン 2370円/日 ※キャンペーンなどで変動あり |
【4G/LTE WiFi (高速)】
500MB/日 1580円/日 1GB/日 1880円/日 使い放題 2380円/日 ※キャンペーンなどで変動あり |
ご利用可能データ容量 | 無制限 | 通常プラン 300MB/日
大容量プラン 600MB/日 超大容量プラン 1.1GB/日 無制限プランがあります。 |
上の通り、500MBと1GB、使い放題プランがあります。
|
ソフトバンクで快適に海外でネットを楽しみましょう
今回は海外旅行好きのソフトバンクユーザーのための、海外でネットに繋ぐ方法と高額請求の対策方法をまとめてきました。
海外旅行といえば自分の知らない道を歩くケースがとても多くなると思うので、お店を調べたり、道を調べたり、観光スポットを調べたりするために、海外でネットに繋ぐ方法を学ぶのは必須と言えるでしょう。
この記事を読んで、あなたが高額請求に悩まずに海外旅行でネットを楽しんできてもらえれば私もうれしく思います。