春になると、気温も上がりお出かけする選択肢も増えてきて、『桜』を見るために山梨県へと観光に出かける人も多いでしょう。
数ある観光スポットの中から今回は、『山梨県で春におすすめな桜の観光地10選』を紹介します。春に山梨県で観光を考えている方は、ぜひとも参考にしてみてください。
山梨県の春の桜観光スポット①:河口湖畔北岸
河口湖は山梨県富士河口湖町にある湖で、天気が良ければ富士山も見える場所です。
富士山の一番見える絶好のポイントは、湖畔の北岸です。例年の見ごろとしては、4月中旬から下旬にかけてで、200本の桜が咲きほこります。
毎年花見のシーズンになると、『富士・河口湖さくら祭り』が行われます。このお祭り期間中は、日没から桜のライトアップが行われ、昼とは違った桜を堪能することができます。
- 住所:山梨県南都留郡富士河口湖町
- アクセス:河口湖駅から車で約10分ほど
- 電話番号:なし
山梨県の春の桜観光スポット②:甲府城
『甲府城』は、山梨県甲府市にあり甲府駅からも非常に近い距離にあります。江戸時代に、徳川家康に対抗するための戦略拠点として築かれ、西側の備えとして重要性を保つという歴史的な背景がありました。
お城周りも石垣や水溜など、立てた当時のままのものが多く歴史を近くで感じることができます。
甲府城は、石垣の周りにある桜が4月上旬に咲き誇ります。花見やお城周りを見学する方が非常に多いですよ。
- 住所:山梨県甲府市丸の内一丁目18番1号
- アクセス:甲府駅から東方向に車で約5分ほど
- 電話番号:055-237-5702
山梨県の春の桜観光スポット③:岩殿山丸山公園
『岩殿山丸山公園』は山梨県大月市にあります。大月市は富士山の眺めが日本一美しい街と言われていて、「岩殿山丸山公園」からはその富士山を眺めることができます。
片道1時間の登山をした先、標高634mの場所に位置する公園は、地元の登山家の方々に人気です。
300本以上の桜咲き誇り、ソメイヨシノは4月上旬、ヤエザクラは4月下旬に楽しむことができます。
また公園内では、『さくら祭り』が行われます。こちらは、花見専用の座席が用意されているのでそこから桜を眺めることができますし、夜になると岩殿山丸山公園に咲いている桜がライトアップされます。
- 住所:山梨県大月市賑岡町強瀬81-1
- アクセス:大月駅から徒歩で30分
- 電話番号:不明
山梨県の春の桜観光スポット④:不老園
『不老園』は、山梨県甲府市の甲府盆地にある約5万平方メートルの山を切り崩した梅園です。
園内には、30種類2,000本以上の観覧用の花梅木、赤松、桜、もみじなどが栽培されています。
また春の時期に合わせ不老園は、2月1日から3月下旬にかけて営業を行っています。梅の種類は、20種類以上もあり様々な梅を目で楽しむことができますよ。
- 住所:山梨県甲府市酒折3丁目4-3
- アクセス:中央道「一宮御坂IC」で降り、R20号(甲府バイパス)へ出て約15分
- 電話番号:055-233-5893
山梨県の春の桜観光スポット⑤:武田神社
『武田神社』は、山梨県甲府市にありお正月の三が日には参拝客が約10万人訪れます。
武田神社は、歴史上の人物である武田信玄とゆかりのある神社で、御祭神が祀られています。
3月下旬から4月上旬ごろに見頃を迎え、甲府駅から武田神社までの約2キロにわたり桜並木を目で楽しめます。
武田信玄の命日について
武田信玄の命日である4月12日には、『武田二十四将騎馬行列』が行われます。これは、武田神社を出発し市内一円のパレードを行う祭りです。
- 住所:山梨県甲府市古府中町2611
- アクセス:甲府駅からバスで10分
- 電話番号:055-252-2609
山梨県の春の桜観光スポット⑥:身延山久遠寺
『身延山久遠寺』は、山梨県南巨摩郡にあり年間多くの観光客が参拝に訪れます。境内には287段の石段があり、それを登りきると、本堂や2009年に建てられた五重塔を見ることができます。
久遠寺の裏に設置されているロープウェイを使って山頂に行くと、富士山や甲府盆地、駿河湾や南アルプス連峰などの大パノラマを満喫できますよ。
桜の見ごろは3月下旬から4月上旬。樹齢400年の2本のシダレサクラもあり、大きく垂れさがるその姿を見ようと毎年多くの観光客が訪れます。
- 住所:山梨県南巨摩郡身延3567
- アクセス:東京方面から中央自動車経由で約2時間
- 電話番号:0556-62-1011
山梨県の春の桜観光スポット⑦:山高神代桜
日本三大桜として有名な『山高神代桜(じんだいさくら)』は、山梨県北杜市の実相寺にある桜です。
樹齢は約2000年以上、根元・幹回りが約12メートル、樹高は約10メートルもあり、日本最古の巨木として、大正時代に国指定天然記念物第一号となりました。
桜の見ごろは4月上旬から中旬にかけてで、桜は山高神大桜と言われている『エドヒガンザクラ』以外にもソメイヨシノなども見られます。
天気が良ければ近くの日向山も見ることができ、ロケーションとしても非常に最高です。
- 住所:山梨県北杜市武川町山高2763
- アクセス:中央自動車道 須玉ICから車で約15分、小淵沢ICから約30分
- 電話番号:0551-26-2740
山梨県の春の桜観光スポット⑧:金櫻神社
『金櫻(かなざくら)神社』は山梨県甲府市にある神社で、山梨県の中でも1・2を争うパワースポットとして有名です。
病気平癒・健康成就・災厄除け・金運・縁結び・子宝などのご利益を得ることができると言われています。
桜の見ごろは、4月下旬から5月上旬までと遅めで、ソメイヨシノをはじめ5種類以上、500本近くの桜が咲き誇ります。
また本殿脇では、『鬱金(ウコン)の桜』という大ぶりな薄黄色の桜を見れ、なかなか見かけない桜を楽しむことができますよ。
- 住所:山梨県甲府市御岳町2347
- アクセス:中央道韮崎ICから約30分、甲府昭和ICから約45分
- 電話番号:055-287-2011
山梨県の春の桜観光スポット⑨:神田の大イトザクラ
『神田の大イトザクラ』は、山梨県北杜市の八ヶ岳の中腹にあり、標高820メートルの高知にある大きなエドヒガンザクラです。
大きさは、幹の周りは約8メートル、樹高は約9メートル、枝張りが20メートル余りと実際に見てみると非常に圧倒されるでしょう。
1959年には山梨県の天然記念物として指定され、地元では『花が一斉に開くときは豊年』という言い伝えがあります。
- 住所:山梨県北杜市小淵沢町松向2767
- アクセス:小淵沢ICから車で約15分
- 電話番号:不明
山梨県の春の桜観光スポット⑩:さくら温泉通り
『さくら温泉通り』は山梨県笛吹市にある温泉地で、桜の観光シーズンになると観光客がたくさん訪れます。
桜並木は、さくら温泉通りの近津用水沿いから約900メートルの長さにわたり続き、あたり一面がピンクに染まります。
遊歩道には、ウッドデッキが設置されており、ここでお花見を楽しむこともできますよ。また夜になるとライトアップが行われ、日中と違う景色を堪能できます。
- 住所:山梨県笛吹市石和町川中島
- アクセス:中央自動車道一宮御坂ICから約15分
- 電話番号:052-262-4111
まとめ
山梨県の春におすすめな桜の観光スポット10選を紹介してきました。山梨県には、桜を見るときに歴史を感じられるものや、天然記念物に登録されている樹木が多いのが特徴的です。
また武田神社や金櫻神社、久遠寺や甲府城など、桜以外でも観光するスポットが多いのも魅力的でしょう。
ぜひとも春に山梨県で観光に訪れる際には、今回おすすめした10個のスポットを参考にしてみてください。