岐阜の人気温泉地といえば下呂温泉ですよね。下呂温泉に行く予定だけど、温泉の他にどんな観光スポットがあるか知りたい!という方へ向けて、今回は下呂温泉のオススメ観光スポット5つを紹介します。
さらに、人気のお宿3選も併せて紹介しています。宿泊先が決まっていない方は、是非この記事を参考にしてくださいね。
日本三名泉で美人の湯とも呼ばれている下呂温泉を、思いっきり楽しみましょう。
【岐阜】下呂温泉の観光スポット①下呂温泉合掌村
「下呂温泉合掌村」は、白川郷などから移築した合掌造りの古民家を集約させ、昔ながらの集落を再現した野外博物館です。
敷地内には、国指定重要文化財の旧大戸家住宅や民族資料館、影絵昔話館”しらさぎ座”、陶芸体験ができる”飛騨工房”、食事処”蔵時記の森”など観光スポットが盛りだくさん。
特にオススメは旧大戸屋住宅。日本最大級の4階建住宅は内部の保存状態もよく、昔使っていた生活用具が多数展示されています。当時の暮らしを肌で感じられるとても良いスポットです。
- 【住所】岐阜県下呂市森2369
- 【電話】0576-25-2239
- 【営業】8:30~16:30(食事処は9:00~16:00)
- 【定休日】不定休(電話でお問い合わせください。)
- 【料金】大人:800円、小・中学生:400円(体験、食事は別途)
- 【アクセス】JR高山線下呂駅〜濃飛バス停「合掌村」すぐ
【岐阜】下呂温泉の観光スポット②温泉寺
「温泉寺」は下呂温泉の白鷺(しらさぎ)伝説に登場する、薬師如来が祀(まつ)られているお寺です。その昔、白鷺に身を変えた薬師如来が源泉を伝えたと言われています。
このお寺には温泉の歴史が記されている”湯文”などの貴重な文化財が所蔵されています。また、本堂にある薬師如来像の下から霊泉が湧き出ており、体の痛いところにかけると治癒するとの言い伝えがあるとか。
173段の石段を上がったところに本堂があり、境内からは下呂の町並みを一望できます。
お寺の敷地内には無料の足湯もあるので、景色を楽しみながらくつろげます。秋には紅葉のライトアップもあるのでオススメですよ。
- 【住所】岐阜県下呂市之島680
- 【電話】0576-25-2465
- 【営業】9:00~16:30(11月の紅葉ライトアップ時は21:00まで)
- 【定休日】無休
- 【料金】300円(拝観料)
- 【アクセス】JR高山線下呂駅より徒歩15分
【岐阜】下呂温泉の観光スポット③足湯の里「ゆあみ屋」
「ゆあみ屋」は下呂温泉街の有名なお土産屋で、店頭には24時間利用できる無料の足湯もあります。
こだわりの卵を使った”温泉玉子”の他に、ソフトクリームと温泉玉子を合わせた”温玉ソフト”、下呂の牛乳や玉子などこだわりの食材で作った”ほんわかプリン”と、ここでしか食べられないスイーツが様々。
無料の足湯はいつでも利用可能なので、スイーツを食べながらくつろげます。スイーツ以外に、温泉水を配合した肌に優しい石鹸や化粧水などのオリジナルコスメが販売されているのも、このお店の特徴です。
下呂温泉は美人の湯とも言われています。美肌成分を含んだコスメは、女性へのお土産にオススメですよ。
- 【住所】岐阜県下呂市湯之島801-2
- 【電話】0576-25-6040
- 【営業】4月~11月:9:00~21:00、12月~3月:9:00~18:30
- 【定休日】無休
- 【料金】足湯:無料、温玉ソフト:410円、ほんわかプリン:360円
- 【アクセス】JR高山線下呂駅より徒歩7分
【岐阜】下呂温泉の観光スポット④いでゆ朝市
「いでゆ朝市」は、下呂温泉合掌村の入り口下で開催される朝市です。毎年3月中旬から11月下旬にかけて開催され、多くの観光客や地元の人で賑わっています。
農家直送の野菜や、特産品のトマトジュースにブルーベリージャム、地酒、和雑貨のお店が軒を連ねています。地元で作っている味噌やこんにゃくも売られており、値段も非常に安いのでオススメ。
朝市は店主さんと会話をしながら、ゆっくり買い物ができる楽しい観光スポットです。是非行ってみてください。
- 【住所】岐阜県下呂市森2369
- 【営業】3月下旬~11月下旬:8:00~12:00
- 【定休日】無休
- 【アクセス】JR高山線下呂駅〜濃飛バス停「合掌村」すぐ
【岐阜】下呂温泉の観光スポット⑤道の駅「南飛騨小坂はなもも」
「南飛騨小坂はなもも」は、飛騨小坂温泉郷や巌立峡近くにある観光拠点(道の駅)です。お土産選びや温泉、食事が楽しめる人気のスポットです。
地元産の野菜や特産品が販売されている他、炭酸源泉の日帰り温泉も。また、飛騨のコシヒカリを使用した鉱泉がゆや飛騨牛カレーなどのご当地グルメも堪能できます。
オススメは飛騨産のえごまを使用したオリジナルタレの五平餅。週末には行列ができるほど人気のグルメです。敷地内にある”喫茶はなもも”では、鉱泉がゆのモーニングが食べられるので朝に訪れるのもオススメですよ。
家族や友人と車で下呂に観光へ来た際は、是非立ち寄ってみてくださいね。
- 【住所】岐阜県下呂市小坂町赤沼田811-1
- 【営業】4月~11月:8:00~17:00、12月~3月:8:00~16:30
- 【定休日】無休
- 【アクセス】中部縦貫自動車道「高山IC」より50分
【岐阜】下呂温泉の人気宿①ホテルくさかべアルメリア
ここからは宿泊施設を紹介します。多くの観光客が訪れる下呂温泉で、特に人気のお宿を厳選しているので是非参考にしてくださいね。
「ホテルくさかべアルメリア」は下呂の絶景を一望できるリゾート型ホテル。2018年に楽天トラベルでゴールドアワードと日本のお宿アワードを受賞した人気のお宿です。
ヒノキ造りの露天風呂から、下呂の雄大な自然と温泉街の夜景を楽しむことができます。客室は、オリエンタルな雰囲気のアジアンルーム、和室と洋室のベーシックルームなど幅広く用意されています。
夕食は、和洋中50種類以上のメニューと飲み放題がついたディナーバイキングが人気。お寿司やカニ、サラダにデザートまで盛りだくさんで、子供から大人まで楽しますよ。
さらに、館内では専用シアターでニューハーフショーやポールダンスショーが開催されています。老舗の古風なお宿が多い下呂温泉の中で、リゾート感が堪能できるオススメのホテルです。
- 【名称】下呂温泉 ホテルくさかべアルメリア
- 【住所】岐阜県下呂市幸田1811
- 【電話】0576-24-2020
- 【アクセス】電車:JR下呂駅より送迎バスで3分、車:中津川ICより約60分
【岐阜】下呂温泉の人気宿②水明館
「水明館」は飛騨川沿いに4つの建物を構えた、1932年創業の老舗旅館。下呂温泉にあるお宿の中で、知名度はナンバーワンです。
露天・展望・ヒノキ風呂と3種類の大浴場に加えて、貸切風呂も2つ完備。客室は和室や洋室の他、畳敷きとじゅうたん敷きが一室にまとまった和洋室など、様々な部屋が用意されています。
食事は5種類の料理があり、旬の食材を楽しめる部屋食と和洋中それぞれのレストランを選べます。バーやカラオケもあるので、食事の後も楽しい時間を過ごせますよ。
また、館内に展示されている横山大歓など著名な芸術家の作品を、解説付きで案内してくれる「館内ツアー」も人気。1日中いても飽きないオススメのお宿です。
- 【名称】下呂温泉 水明館
- 【住所】岐阜県下呂市幸田1268
- 【電話】0576-25-2801
- 【アクセス】電車:JR下呂駅より徒歩3分(シャトルバス有)、車:中津川ICより約60分
【岐阜】下呂温泉の人気宿③小川屋
「小川屋」は東海地区最大級、約100畳空間の畳風呂で有名な老舗旅館。創業から70年以上経過したこの旅館では、100年続く旅館を目指して、伝統と革新の新たなおもてなしに挑戦しています。
100畳空間の畳風呂は、和のくつろぎ代表である畳と温泉を融合させた「小川屋」ならではの温泉です。肌触りが柔らかく滑りにくいので、子供やお年寄り、体の不自由な人も安心して楽しむことができます。
他にも、幻想的な雰囲気の大浴場”薬師の湯”、眺望が自慢の露天風呂”河鹿の湯”、微細気泡でお湯が白く見える女性専用風呂”ホワイトイオンバス”など、特徴のあるお風呂が様々。
夕食は、厳選した飛騨牛や地元の野菜を使った郷土料理が食べられます。朝食は、小川屋の特徴である約50種類の体に優しい料理がバイキングで楽しめます。朝から食べ過ぎには注意してくださいね。
- 【名称】小川屋
- 【住所】岐阜県下呂市湯之島570
- 【電話】0576-25-2118
- 【アクセス】電車:JR下呂駅より徒歩8分(シャトルバス有)、車:中津川ICより約60分
この時期の観光がオススメ!下呂温泉のイベント紹介
下呂温泉では、季節ごとに様々なイベントが開催されています。ここではオススメのイベントを紹介しますので、観光の予定を決める際に参考にしてみてください。
下呂温泉まつり
温泉まつりは下呂温泉で最大のイベント。5頭の龍が練り歩く龍神火まつり、みこしやサンバのパレード、花火大会や歌謡祭など盛りだくさんの内容で行われています。
毎年8月1日、2日、3日、4日の計4日間で開催され、日によってイベント内容も変わります。どの日に行っても楽しいこと間違いなしです。
紅葉ライトアップ
前述した温泉寺の秋イベント。11月中旬から下旬にかけて、紅葉のライトアップが見られます。足湯で温まりながら、綺麗な景色を楽しめるオススメのイベントです。
冬の花火
毎年12月から3月にかけて、毎週土曜日の夜に飛騨川の河畔から花火が上がります。オススメは12月の花火。世界花火師競技会で世界一となった、花火師が演出する”花火ミュージカル”が見られますよ。
JR下呂駅から徒歩3分ほどの川沿いで開催されています。冬に観光するなら土曜日は外せませんね。
下呂温泉までのアクセス
電車の場合
JR名古屋駅からJR高山本線の「特急ワイドビューひだ」が非常に便利です。乗り換えもなく、1時間30分ほどでJR下呂駅に到着します。
車の場合
車の場合は2パターン。ひとつは高速で小牧I.C.まで行き、そこから先は国道41号を使うと約2時間で到着します。
もうひとつは高速で中津川I.Cまで。中津川I.Cを降りたら国道19号を257号を使って約1時間で到着できます。関東方面から出発の方は中津川I.C、関西方面から出発の方は小牧I.Cがオススメです。
まとめ
ここまで下呂温泉のオススメ観光地スポット5つと人気の宿3つを厳選して紹介しました。
下呂温泉は日本三名泉のひとつとして有名で、日本人だけでなく海外からも多くの観光客が訪れています。温泉街に行くと、歩くだけで癒されたり、穏やかな気持ちになったりしますよね。
旅館などでゆっくり過ごすのも醍醐味ですが、今回紹介したような観光スポットに行って、旅行を満喫するのもオススメですよ。
観光を楽しんで、温泉でくつろいで、是非良い思い出を作ってくださいね。