旅が大好きなのに、いろいろ事情があって、今は家にいなければ行けない時もありますよね。
そんな時は、お家で旅の映画を見るのが一番です!旅がテーマの映画を見れば、旅気分が味わえますよ。
この記事では、旅をテーマにした映画や、ロケ地が観光地の映画、アニメのロケ地を訪れるアニメーションツーリズムについて書きました。
旅に出たくても今は行けないというあなたは、これを読めば、きっと楽しめますよ。ぜひ最後まで読んでくださいね。
旅する女性の映画『食べて、祈って、恋をして』
最初にご紹介する、ジュリア・ロバーツ主演の2010年の映画『食べて、祈って、恋をして』はまさに旅する女性の映画です。
ジャーナリストのエリザベス(演・ジュリア・ロバーツ)は夫と離婚し35才で、人生を変えようと旅にでます。
エリザベスは、イタリアで美味しいものをたらふく食べ、インドで瞑想にふけり、バリで恋に落ちます。イタリア、インド、そしてバリ島。ロケ地は女性が旅したくなるような、素敵な場所ばかりですよ。
映画『ダージリン急行』でインド横断の旅気分
次にご紹介するのは、2008年公開のアメリカ映画『ダージリン急行』です。映画タイトルのとおり、インドを横断する列車旅行の旅を描いた映画です。
ストーリーは、父親の死をきっかけに疎遠になっていた3兄弟が、長男の呼びかけで、3人でインド横断の列車の旅にでかけることになります。ところが、そんな彼らに予想外のことが起こるのでした。
3兄弟の列車の旅は、そのまま兄弟たちの心の再生の旅でもあります。とても心の暖まるストーリーです。
旅好きのあなたは映画を見ながら、インドを横断する列車の旅を楽しむことができますよ。
クラシックな映画『ローマの休日 』
ローマの休日は、1955年に製作されたアメリカ映画です。オードリー・ヘップバーンの気品のある可愛らしさが、きわだつクラッシックな映画です。
ストーリー
某国の王女アン(演・オードリー・ヘップバーン)は、ヨーロッパ歴訪の途中でちょっとした冒険心から、滞在先の大使館を抜け出し、こっそりローマの街に出ていってしまいます。
ひとりローマの街に出たアン王女は、偶然新聞記者のジョンと知り合いました。
最初はちょっと風変わりな娘に困っていたジョンも、その娘がアン王女であると気がつきます。ジョンはお忍びで遊びまわっているアン王女の記事を書いて、特ダネを狙おうと計画するのですが…。
ロケ地
『ローマの休日』というタイトルのとおり、この映画では、スペイン広場やフォロ・ロマーノ、コロッセオ、トレヴィの泉など、ローマの主要な観光地がロケ地となっています。
映画を見ているだけで、あなたもローマを旅する気分になれますよ。
猫がたまらなく可愛い映画『旅猫リポート』
可愛い猫はみんな大好きですね。次にご紹介する映画は、2018年の映画『旅猫リポート』です。人気作家・有川浩の同名ベストセラーを実写映画化した、ロードムービーです。
主演は福井蒼汰、猫・ナナの声は高畑充希です。ストーリーは、野良猫のナナは交通事故に遭ったところを、心の優しい青年・悟(演:福井蒼汰)に助けられます。
それ以来、悟とナナは幸せに暮らしていたのですが、悟は事情があってナナを手放さなくてはならなくなりました。悟はナナのために、ナナと一緒に飼い主を探す旅に出でます。
見た後、とても優しい気持ちになれる映画ですよ。猫のナナの名演技にも注目です。
映画の舞台はロンドン・リアル猫の恩返し
次にご紹介する映画は、「リアル猫の恩返し」とも言える、『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』です。この映画は実話をもとに作られています。映画を見れば舞台になったロケ地にもいってみたくなりますよ。
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』
2017年の映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』は、麻薬中毒の孤独なストリートミュージシャンの青年の再生と、その青年を助ける猫の物語です。
ストリートミュージシャンのジェームス(演:ルーク・トレッダウェイ)はある日、自宅アパートで、傷ついた一匹の虎猫に出会います。
なけなしのお金で猫を介抱したジェームスに、その後次々と奇跡のような幸せが訪れるのでした。この映画では、ボブ本人もボブ役として出演していますよ。
映画の舞台ロンドン
孤独な青年に寄り添う猫の可愛らしさが胸をうつ映画です。世界中から観光客が訪れる、華やかなコヴェントガーデンをはじめロンドンがロケ地になっています。
猫好きで、イギリスが好きな方、ロンドンに行ってみたい方にはおすすめの映画ですよ。
世界的観光名所になった銅像の犬『ハチ公物語』
次にご紹介するのは、1987年の『ハチ公物語』です。渋谷の駅で、亡くなった主人をずっと待ち続けた、忠犬ハチ公の実話をもとにした映画です。ハチの飼い主、上野秀治郎役は仲代達也が演じています。
2007年には、リチャード・ギア主演で『HACHI』約束の犬』としてリメイクされました。
渋谷のハチ公の銅象は、今では世界的な観光名所です。ハチは死後、剥製にされ、上野の国立科学博物館に展示されています。青山霊園には、ハチのお墓があります。
ハチ公ファンの方はぜひ、ハチゆかりの地を訪ねてみてください。
アニメ映画のロケ地を旅する
今や日本を代表するコンテンツになったアニメーション映画。アニメには、日本各地の風景が描かれていて、『聖地巡礼』として、アニメのロケ地を旅するのが、ちょっとしたブームになっていますね。
アニメとロケ地
ヒット作、『君の名は。』は岐阜県の飛騨高山や長野県の諏訪湖、東京が舞台です。『時をかける少女』では、東京国立博物館や豊島区の坂道、中井駅付近が描かれています。
『Just Because!』『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』『TARI TARI』『つり球』『刀使ノ巫女』は神奈川県藤沢市が舞台になっています。
関東のロケ地
関東はよくアニメの舞台になっていますね。東京や神奈川、千葉、埼玉のロケ地は、あなたもよく知っている場所があるでしょう。
映画秩父3部作で、秩父市を旅する
次にご紹介するのは、アニメの聖地巡礼の中でも、得に有名な埼玉県の秩父市を舞台にした映画をご紹介します。
2013年公開の映画「あの日みた花の名前を僕たちはまだ知らない」2015年公開の「心がさけびたがっているんだ」2019年公開の「空の青さを知る人よ』この3作品は、秩父3部作として有名です。
秩父市はアニメツーリズムに力を入れていて、西武秩父駅前の秩父観光情報館や、道の駅秩父などでは、アニメ舞台探訪マップを配布しています。
この3作品には、埼玉県秩父市内の実在する建物、風景が多く登場します。ロケ地を旅すると、映画の世界が目の前に広がり、とても楽しいですよ。
映画『あの花』のロケ地を訪れる旅
続いて、秩父3部作一つで、秩父市のアニメツーリズムのさきがけとなった、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を取り上げてご紹介します。監督は長井龍雪です。
ストーリー
小学生の、宿海仁太(じんたん)、本間芽衣子(めんま)、安城鳴子(あなる)、松雪集(ゆきあつ)、鶴見知利子(つるこ)、久川鉄道(ぽっぽ)は大の仲良しです。いつも山の中の秘密基地で、遊んでいました。
ところがある日、本間芽衣子(めんま)が足を滑らせ、転落死してしまいます。そのため5人の少年、少女たちは、心に深い傷を負うのでした。
時がたち、5人は高校生になりました。ある日、宿海仁太(じんたん)の前に、死んだはずの本間芽衣子(めんま)が現れます。
少年少女たちの成長の物語
映画『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は、不慮の事故で死んでしまった少女への思いと、その事故が原因で、トラウマを抱え込んでしまった少年、少女たちが、その傷を乗り越え、成長していく物語です。
【お家で旅気分の映画のご紹介】まとめ
これまで、旅をテーマにした映画や、ロケ地が観光地の映画、アニメのロケ地を訪れるアニメーションツーリズムについてご紹介しました。
映画を見て旅気分を味わうもよし、映画を見て、いきたい観光地を今からチェックしておくもよし、家の中でも楽しめる、今しかできない旅の楽しみ方はたくさんありますね。
この記事で取り上げた映画の中から、あなたが見たいと思う映画を見つけてくださったら嬉しいです。この記事を最後まで読んでくださってありがとうございました。