初めての小豆島観光となると、小豆島の名産やおすすめのスポットなどいろんなことが気になりますよね。
また、小豆島は離島であるため、本州からのアクセスや島内での移動手段について知りたい方も多いのではないでしょうか?
そんな疑問を持つ方のために、今回は初めての小豆島観光におすすめなスポットを5ヶ所紹介します!また、観光でよく使われる移動手段も紹介するので、これから観光プランを練る方はぜひ参考にしてみてくださいね。
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3329747?title=香川%E3%80%80小豆島%E3%80%80風車&searchId=42851784)
小豆島ってどんな島?
まずは初めて小豆島へ行く方のために、小豆島がどんな島なのか簡単に紹介しますね!
香川県に属する小豆島は、瀬戸内海では「淡路島」に次いで2番目・日本では19番目の大きさとなる離島(面積約153㎡・周囲約126km)で、日本初のオリーブ栽培に成功した島としても有名です。
また、「醤油」「佃煮」「手延べ素麺」「ごま油」の産地としても有名で、醤油のもろみを使った「醤丼(ひしおどん)」やオリーブの果実を練り込んだ「オリーブ素麺」など名産を活かしたグルメもたくさんあります。
近年は、美しい自然や昭和の懐かしい風景などフォトジェニックな景観を楽しめることから“女子旅”にも大人気です!
小豆島観光で抑えておきたい3つのポイント!
おすすめの観光スポットを紹介していく前に、小豆島観光で抑えておきたい3つのポイントを紹介しますね!
この3つのポイントを抑えておけば万全な状態で観光に臨めるので、初めての小豆島観光もスムーズに進められますよ!
動きやすい服装がおすすめ
バスやレンタカーもある小豆島ですが、基本的には徒歩の移動が多く、短距離の移動であればレンタサイクルが便利となる場合もあります。
また、想像以上にアップダウンもあるので、足が疲れにくいスニーカーなど動きやすい服装がベターですね!尚、小豆島にはゆったりと過ごせる砂浜も多いのでビーチサンダルがあると便利ですよ!
お店の営業時間に注意
島内にある商店や観光施設は夕方に閉まるところが多いので、お目当てのお店がある場合は予め営業時間をチェックしておきましょう!
ちなみに小豆島にもコンビニはありますが、離島ということもあってとても数が少ないです。(2020年9月時点では6店舗のみ・全てセブンイレブン)
現金を多めに用意しよう
近年はキャッシュレス化が進んでいますが、小豆島ではキャッシュレス対応していないお店も多いです。
また、霊場の多い小豆島ではお賽銭が必要になることもあるので、小銭も用意しておくとより安心ですよ!
①1日2回のみ出現!神秘的な観光スポット【エンジェルロード]
この章からは、インスタ映えも楽しめる小豆島の人気スポットを5つ紹介していきますね!まず紹介するのは、“天使の散歩道”とも呼ばれている人気スポット「エンジェルロード」です。
エンジェルロードは1日に2回、干渉時に現れる“砂の道”のことで、向かいにある「余島」まで歩いて行くこともできます。神秘的かつフォトジェニックなスポットとして観光客からも大人気です!
また、恋人の聖地としても知られており、“大切な人と手を繋いで渡ると願いが叶う”とも言われています。小豆島デートをするなら絶対に外せないスポットですね!
手前にある小高い丘を登ると、エンジュルロードを見渡せる「約束の丘展望台」というスポットがあります。
小豆島屈指の絶景を楽しめられ、フォトジェニックな写真も撮れるおすすめのスポットですよ!
- 住所:香川県小豆郡土庄町銀波浦
- 電話番号:0879-62-7004(土庄町商工観光課)
②インスタ映え確実の人気観光地【道の駅 小豆島オリーブ公園】
続いて紹介するのは、インスタ映え確実な人気スポット「道の駅 小豆島オリーブ公園」です。公園内にはギリシャ風車が設置され、瀬戸内海を見下ろす小高い丘には約2,000本のオリーブ畑が広がる美しい場所です。
2014年に公開された映画『魔女の宅急便』のロケ地になったこともあり、公園内では「魔法のほうき」を無料で借りることもできます。(魔法のほうきは「オリーブ記念館」でレンタル可能)
ここでは映画の主人公・キキのようにほうきへまたがり、ジャンプした瞬間を写真に収めるのが定番です!ギリシャ風車を背景に収めると、よりフォトジェニックな1枚になりますよ!
他にもカフェ・レストラン・温泉など様々な施設があり、小豆島の特産品やお土産も販売しています。初めて小豆島へ行く方は絶対に抑えておきたいスポットですね!
- 住所:香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
- 電話番号:0879-82-2200
- 営業時間:8:30〜17:00
- 定休日:年中無休
- 入場料:無料
- 公式サイト:道の駅 小豆島オリーブ公園
③空中散歩が楽しめる迫力満点の観光スポット【寒霞渓】
続いて紹介するのは、小豆島屈指の景勝地として知られる「寒霞渓(かんかけい)」です。“日本三大渓谷美”とも称されており、その絶景はミシュラン・グリーンガイドで1つ星を獲得しています。
日本三大渓谷美:香川県の「寒霞渓」・大分県の「耶馬渓(やばけい)」・群馬県の「妙義山(みょうぎさん)」
麓から山頂まではロープウェイが通っており、深い渓谷や広大な海を見渡しながら空中散歩を楽しめます。約5分間の空中散歩はスリル満点で、中でも秋の紅葉はコントラストが美しくて絶景ですよ!
また、展望台からの眺望も抜群で、的にお皿を投げ入れる幸せ祈願「かわらけ投げ(1組200円)」も大人気です。壮大な渓谷に向かって投げるので、日頃溜まったストレスも発散できますよ!
山頂駅付近には寒霞渓限定「オリーブ牛コロッケーバーガー」「もみじサイダー」などを楽しめるフードコートもあるので、大自然の中でのんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか?
- 住所:香川県小豆郡小豆郡小豆島町神懸通乙168(山頂駅)
- 電話番号:0879-82-2171(山頂駅)
- 営業時間(ロープウェイ):時期によって変動(公式サイトにて要確認)
- 定休日(ロープウェイ):年中無休
- 料金:往復大人1,890円・小人950円 片道大人1,050円・小人530円
- 公式サイト:寒霞渓
④ノスタルジックな町並みが観光客に大人気【醤の郷】
続いて紹介するのは、産業の歴史が色濃く残る「醤の郷(ひしおのさと)です。ここには20軒以上の醤油蔵や佃煮工場が集中していて、ノスタルジックな町並みが観光スポットとしても人気を集めています。
ここにある多くの建物が国の登録有形文化財に指定されており、仄かに漂う醤油の香りも産業の歴史を物語っています。漆黒の板壁がとても印象的で、風情ある景観はフォトスポットとしても大人気です!
また、醤油を使った「しょうゆソフトクリーム」「佃煮ソフトクリーム」「しょうゆプリン」など、趣向を凝らしたスイーツを味わえるのも魅力の1つですね。甘くてしょっぱい新感覚が意外とクセになりますよ!
ちなみに「醤(ひしお)」とは、麹や食塩によって発酵させた調味料または食品のことで、小豆島では「醤油」や「佃煮」などが挙げられます。小豆島の名産なので、お土産に購入してみてはいかがでしょうか?
- 住所:香川県小豆郡小豆島馬木甲1032-1
- 電話番号:0879-82-1011(小豆島商工会)
- 営業時間:店舗によって異なる
- 定休日:店舗によって異なる
- 入場料:無料
- 醤の郷の詳細:うどん県旅ネット
⑤昭和時代へタイムスリップ!【二十四の瞳映画村】
最後に紹介するのは、古き良き昭和の世界を楽しめる「二十四の瞳映画村」です。二十四の瞳映画村は、小豆島の名を広めた不朽の名作『二十四の瞳』のロケセットを改築した日本映画・文学のテーマパークです。
今となっては珍しい木造校舎をはじめ、近年はアートウォールやカフェなども併設されており、施設の魅力が格段にアップしています。瀬戸内海を見渡せるロケーションの良さも魅力の1つですね!
「キネマ庵」というギャラリーの中にある「Cafe’シネマ倶楽部」では、レトロな雰囲気の中で昔懐かしい「給食セット」や小豆島で人気のB級グルメ「醤丼(ひしおどん)」などを味わえますよ!
また、ここでしか買えないオリジナル商品や小豆島の特産品も販売しているのでお土産選びも楽しめます。二十四の瞳を知らない方も十分に楽しめるフォトジェニックなスポットですよ!
- 住所:香川県小豆郡小豆島町田浦
- 電話番号:0879-82-2455
- 営業時間:9:00〜17:00
- 定休日:記載なし
- 入場料:大人790円 小学生390円
- 公式サイト:二十四の瞳映画村
小豆島へのアクセスは?
魅力たっぷりの小豆島ですが、初めて訪れるとなると島へのアクセスが気になりますよね。小豆島には空港がないため、「フェリー」や「高速艇」を使って移動することになります。
小豆島へは本州からは5つの港・四国からは2つの港を利用してアクセスすることが可能ですよ!
- 神戸港(兵庫県)→坂手港
- 姫路(兵庫県)→福田港
- 日生港(岡山県)→大部港
- 宇野港(岡山県)→土庄港
- 岡山港(岡山県)→土庄港
- 高松港(香川県)→坂手港
- 高松東港(香川県)→土庄港・池田港・草壁港
尚、小豆島観光協会の公式サイトには「時刻表」や「運賃表」が載っているので、出発時間・移動時間・運賃も簡単に確認できますよ!
小豆島内での移動手段は?
小豆島へのアクセスも気になりますが、離島での観光となると島内の移動手段も気になりますよね。小豆島では以下の移動手段を使って観光することができますよ!
- 送迎・観光タクシー
- 島めぐり観光バス
- 路線バス
- レンタカー
- レンタサイクル
一般的には路線バスやレンタカーを利用する方が多いですが、路線バスの運行数があまり多くないので、広い範囲を効率的に回るならレンタカーの利用がおすすめです。
運転に自信がない方は、ベテランドライバーが運転する観光タクシーや小豆島の観光地を巡る島めぐり観光バスを利用すれば気軽にスポット巡りを楽しめますよ!
各移動手段の詳細(料金・レンタル場所など)も小豆島観光協会の公式サイトから確認できるので、どの移動手段が観光プランに合っているか1度検討してみると良いでしょう。
「路線バス」を利用する方は、全線乗り放題になる「小豆島フリー乗車券」の利用もおすすめですよ!(1日券:大人1,000円・2日券:大人1,500円)
尚、小豆島フリー乗車券は、「土庄港ターミナル内」や一部の「フェリー」などで購入することができます。(購入場所の詳細も公式サイトから確認できます。)
小豆島観光まとめ
今回は小豆島観光のポイントやアクセス、おすすめのスポットを5つ紹介しました。どのスポットも小豆島観光の王道スポットなので、初めて訪れる方にはぜひとも足を運んでいただきたいですね!
尚、紹介した5つのスポットであれば1日で十分に回れますが、「エンジェルロード」へ行く方は干潮時間もしっかりと確認しておきましょう。
また、小豆島は“温暖少雨”で、特に夏場は日差しが強く照りつけます。「サングラス」や「日焼け止めクリーム」も持参して、万全な状態で観光を楽しみましょう!