今回の記事では、イモトのWi-Fiが盗難にあったと時の補償内容や対処方法についてまとめてあります。
安心して旅行を楽しむためにも、万一に備えておく必要があります。現地で盗難にあった時にするべきことも紹介してあるので、ぜひ最後まで読み進めてください。
旅行者の約6%は盗難・紛失の被害がある
株式会社トラベルジャーナルの調査(2012年)によると、海外旅行者の約1849万人のうち159万人、つまり8.6%の方は何らかのトラブルに遭遇し、そのうち75%が、「盗難・紛失」の被害を受けています。
つまり、旅行者全体の6%が盗難・紛失の経験があったということを示しており、100人に6人の割合になります。
どの国に行っても日本ほど治安の良い国はありません。そのため、自分には関係ないと思わず、盗難の被害に遭うかもしれないと警戒する必要があります。
イモトのWi-Fiが盗難にあったら、弁償代は高い!
もし、イモトのWi-Fiが盗難に遭ったら弁償代はどれくらいになるのかを試算してみましょう。
基本的なレンタルセットの中身としては、ポケットWi-Fi本体、充電器、収納ケースの3つです。
全てを盗難されたと仮定すると、それぞれ40,000円、4,000円、1,000円で合計45,000円となり、非常に痛い出費となります。
さらに、モバイル充電器(10,000円)やUSBポート(3,000円)など追加でレンタルした物まで盗難された場合は、オプションで頼んだ分だけ弁償料金が上乗せされてしまいます。
盗難に備え、イモトのWi-Fiの補償プランに加入するべし
現地で安心して旅行を楽しむためにも、イモトのWi-Fiの盗難に備え、補償プランに加入することをおすすめします。補償プランは、3つ用意されており、下の表にまとめてあります。
補償プラン | 未加入 | あんしんパック | あんしんパックフル | あんしんパックプラス |
加入料 | – | 200円/日(+税) | 300円/日(+税) | 500円/日(+税) |
ポケットWi-Fi本体の弁償料金 | 40,000円 | 8,000円 | 0円 | 0円 |
充電器の弁償料金 | 4,000円 | 800円 | 0円 | 0円 |
収納ケースの弁償料金 | 1,000円 | 200円 | 0円 | 0円 |
モバイル充電器(エネハイパーの場合) | 10,000円 | 2,000円 | 0円 | 0円 |
それぞれの補償プランは、1日にかかる料金となっています。例えば、3日間のWi-Fiレンタルであんしんパックフルに加入していれば、300円×3日+消費税(30円×3日)で、990円です。
補償プランに加入していれば、モバイル充電器などのオプション機器の弁償も免除してもらえます。
イモトのWi-Fiの補償プランは借りた台数分契約すること
複数の人数で旅行に行く際は、レンタルするWi-Fiの台数が1台とは限りませんよね。
一つ前の見出しで紹介した、これらの補償プランは、レンタルしたWi-Fi同士で補償をシェアできないので、借りるWi-Fi全てにかけておく必要があります。
例えば、あんしんパックプラスの補償プランを付けて、3台を3日間借りた場合、500円×3日+消費税(50円×3日)の3台分なので、補償代金は4,950円です。
イモトのWi-Fi補償プランの紹介①80%〜100%金額免除
イモトのWi-Fiには3つの補償プランがあることがわかりましたね。一つ一つのプランの特徴をみていきましょう。
80%補償してくれるあんしんパック
あんしんパックでは、レンタル料金の80%の弁償代を補償してもらえます。1日200円(税抜き)と3つの補償プランの中で最も安い料金設定となっています。
全額保証してくれるあんしんパックフル
あんしんパックフルでは、レンタル料金の全額を補償してもらえます。1日300円(税抜き)と、あんしんパックと比べ100円上がるだけで全額補償してくれる、おすすめのプランです。
次の見出しでは、3つ目の補償プランである「あんしんパックプラス」について紹介していきますよ。
イモトのWi-Fi補償プランの紹介②携行品も補償してくれる
あなたが旅行に行った時、Wi-Fiはどこにしまっておくことが多いでしょうか?大抵はバックの中にしまっておくことが多いかと思います。
盗む人からするとWi-Fiを盗もうというより、財布やスマートフォンが欲しくて、それらがしまっているバックごと盗むことが多いです。Wi-Fiと一緒にスマートフォンも盗まれたということがあります。
そういう事態に備えて、3つ目の補償プランのあんしんパックプラスに加入することもおすすめです。
携行品も補償してくれるあんしんパックプラス
あんしんパックプラスは、レンタルセットの全額補償だけでなく、スマートフォンやパソコン、スーツケースなどの携行品も補償してくてくれる手厚いプランです。
料金は1日500円(税抜き)と高めですが、あんしんパックプラスを付ければ安心して旅を楽しむことができますね。携行品の他にも補償してくれますので、詳しくは下の表をご覧ください。
補償項目 | 保険金額(最大) | 補償対象 |
携行品 | 20万 | 携帯品が盗難、破損、火災などの偶然の事故にあって損害を受けたとき (例:パソコン、スマートフォン、スーツケース、メガネ、パスポート再取得費用など) |
航空機寄託手荷物遅延 | 10万 | 航空機に寄託した手荷物が予定の目的地に運搬されず、衣類等の購入・レンタル費用を負担したとき |
航空機遅延 | 2万 | 出発予定時刻から6時間以内に代替となる航空機を利用できず、宿泊費等を負担したとき |
傷害後遺障害 | 10万 | 偶然な事故によるケガが原因で、事故の日を含めて180日以内に後遺障害を生じたとき、その程度に応じて |
盗難に遭ったらすぐにイモトのWi-Fiに連絡すること
もし、レンタルしたWi-Fiの盗難に遭ったら、すぐにイモトのWi-Fiに連絡することをおすすめします。
第3者の手に渡り、不正に利用されるのを防ぐためにも早めに連絡して、レンタルしたWi-Fiの回線を止めてもらいましょう。
問い合わせる電話番号は日本からと海外からでは異なるため注意してください。
- 0120-800-540(フリーダイヤル)
- +81-3-5766-2721(海外から)
盗難に遭ったら、現地の警察にもすぐに連絡すること
大したことないと思い、面倒くさがって警察に被害届を出したくないという人もいるでしょう。
しかし、帰国後の保険請求には海外で出した被害届の控えが必要ですし、カードの再発行でも重要になります。
なので、速やかに現地の警察を訪れましょう。ポリスレポート(police report、被害届のこと)と伝えたらわかってくれるはずです。
あんしんパックプラスに加入している方で、携行品(スマートフォンやクレジットカードなど)が盗難に遭った際は、被害届を出した後、あんしんパックプラス専用ダイヤルに連絡しましょう。
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【国内から】0120-281-108
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【海外から】+81-3-6635-4795
気にかけておきたい盗難防止対策
旅先でお店の情報や道を調べるのに、Wi-Fiを持ち歩くのは避けられません。外国では、日本人はお金持ちの印象があるので、狙われる可能性が高くなります。
そのため、補償プランに加入するだけでなく、盗難防止に気をかけておくことをおすすめします。
丈夫な生地のバックに入れておく
治安の良くないエリアに行くと、ナイフで切られてバックごと盗られる可能性があります。
リュックや肩掛けバッグのベルト部分が細いと切られたり引っ張られやすくなるため、貴重品を入れるバッグはできるだけ丈夫なもの選びましょう。
リュックは体の前で抱えて持つorチャックに鍵をかける
バスや電車などの人ごみの中では、リュックは体の前面で持ちましょう。人が多い状況だと、背中でバックを触られても気付きにくいです。
また、リュックのチャックにダイヤル式の南京錠をかけておくのもおすすめです。面倒かもしれませんが、この一手間が防犯率を高めてくれます。
イモトのWi-Fiのまとめ
今回の記事では、イモトのWi-Fiが盗難にあった時の具体的な対処法を紹介してきました。
旅行にはトラブルがつきものなので、安心して旅を楽しむためにもイモトのWi-Fiで用意されている補償プランに加入しておくことをおすすめします。
日本ほど治安の良い国はないですし、海外旅行者の6%は盗難・紛失の被害に遭うというデータもありますから、自分には関係ないと思わず気にかけてみてください。