「パリ観光に行きたいけど海外の移動手段が分かりにくい!観光バスがあると便利で良いのにな」と、思っていませんか?
フランス語が読める、しゃべれる人であれば問題ないですが、観光で行くと移動手段ってちょっと困りますよね。
そこで、そんなあなたにおすすめの乗り降り自由で、主要な観光スポットへ連れてってくれる「ビックバスツアー」を紹介します。
初めてパリに行く人はこのバス観光ツアーで周るのがお勧めなので、参考にしてくださいね。(筆者撮影)
4つのプランから選べるパリの観光バスツアー
ビックバスツアーは世界主要な都市でおなじみの乗り降り自由なバスツアーです。2種類のルートから選べることが特徴になります。
- レッドライン(パリの主要な観光スポットを網羅したコース)
- ブルーライン(モンマルトルを中心としたパリ北部を回るコース
この2つのコースから選びパリを思う存分に楽しむことができます。チケットが4つあるので1つずつ紹介していきます。
クラシックチケット
クラシックチケットは1日乗り放題のチケットになります。上記のコースをひとつ選択して1日かけてパリを楽しむことができるプランになります。
プレミアムチケット
プレミアムチケットは2日間乗り放題のチケットになります。上記コースを両方選んだり、初日で回り切れなかった場所があれば2日間かけて巡ることもできるプランになります。
デラックスチケット
デラックスチケットはプレミアムチケットの内容に加えて、パリを流れるセーヌ川下りもついてくるプランになります。セーヌ川からはパリの主要な観光スポットを見ることができます。
クラシックチケット+ナイトツアー
こちらはクラシックチケットのプランに加えて、夜のパリをバスで巡るツアーもセットになったプランです。ライトアップされたパリの街をバスに乗って優雅に見学することができます。
観光バスでみられるパリの観光スポット
ビックバスツアーで観光ができる各ライン(レッドライン、ブルーライン)でみられる観光スポットを紹介していきます。
レッドルート見どころ
- エッフェル塔:言わずと知れたパリの名所です。こちらはエレベーターか階段で上ることができます。体力に自信があれば階段をお勧めします。
- オペラ座:オペラ座の怪人でおなじみのオペラ・ガルニエです。こちらでは主にバレエの講演を行っております。
- ルーブル美術館:当日券は行列必須の世界最大級の美術館です。あまりの広さのため、見る作品は最初に決めておいた方が良いです。
- ノートルダム大聖堂:ここは現在火災で焼失してしまったので見学はできませんが、ぜひ行ってほしい場所でもあります。
- 凱旋門(シャンゼリゼ通り):バスツアーでは凱旋門をぐるりと回ることができます。シャンゼリゼ通りでは名店ルイヴィトンの本店やおしゃれなカフェが立ち並んでおり、歩くだけでも楽しいスポットです。
ブルーライン見どころ
- サクレクール寺院:モンマルトルの丘の頂にそびえる教会です。ここからパリの街を一望できますので、絶景が見たい方にはお勧めです。
- ムーランルージュ:言わずと知れた歴史的にも有名なキャバレーです。ドレスコードが必要なので行く際はジャケットと革靴に着替えて行ってください。入場時間は19時,21時,23時になりますので、帰りは地下鉄やタクシーを使うことになります。
上記含めて13の主要スポットを巡ることができるので、一通り主要なパリの観光はできるバスツアーになっています。
パリ観光バス特徴①日本語訳された解説+バスツアーガイド
ビックバスツアーの特徴は、日本語翻訳されたオーディオガイドを貸してくれることです。各スポットの解説をバスの中にいながら日本語の説明で聞けるので、初めてパリに観光に行った方でも理解できますよ。
また、ツアーガイドもついています。英語にてパリの歴史や文化を説明してくれるので、ぜひフランス語だけでなく英語も勉強して乗車するのをお勧めします。
パリは歴史や文化が大変趣深い都市です。ガイドブックや映画で見たものよりも生で見たときの感動は素晴らしいものです。
パリ観光バス特徴②無料のwifi設置
なんとこのバスツアーには無料のwifiが設置されており、ツアー中に撮影した写真をその場でSNSに投稿することもできます。
海外の無料wifiはデータが抜き取られるなど心配もありますが、世界的に有名なツアー会社が提供しているwifiなので安心して活用することができます。
ただ、容量的には優秀なwifiではないので、写真を1,2枚アップロードできるぐらいしかできません。
パリ観光バス特徴③施設や飲食店で使えるクーポン付き
ビックバスツアーに参加するとパリで人気の観光地や飲食店で利用できるクーポン券が無料でもらえます。パリの観光地はどこも入場料があるので少しでも安く入場できるのに越したことはありません。
パリは日本より物価が高く、料理の単価も高めの設定になっています。クーポンが使える店を探して食べるのも賢い選択です。
クーポンで節約できた分美味しいマカロンやワイン、きれいな装飾品などのおみやげを買って帰るのをおすすめします。
パリ観光バス特徴④無料ポンチョ付き
雨の日は、無料で雨具を支給してくれます。ビックバスツアーの醍醐味である2階のオープン席で、景色を楽しみたい人にとてポンチョを配ってくれるのは嬉しいですね。
「オープン席に座りながら景色を楽しみたかったのに、雨だから座れない」とガッカリすることはないでしょう。
せっかくならオープン席に座りたいという方は、ポンチョを被って座ってみてはいかがでしょうか。ポンチョが支給されますが、念の為タオルをカバンに忍ばせておくと良いでしょう。
バスツアーの開始時間は?
ビッグバスツアーはバス停から乗り降りが可能で、各バス停には5分~15分間隔で走ってくる仕組みになっています。
レッドルートを回る場合はルーブル美術館にあるビックバスインフォメーションセンター9時15分発、ブルールートを回る場合は同じくインフォメーションセンター9時半発になります。
最終出発時間もありますので、バスに乗り遅れないようにしっかり時刻表は管理して行動しましょう。ブルールートのモンマルトルでは3か所が降車のみになりますので、間違えないように行動してくださいね。
各バス停の始発と最終はビックバスツアーHPに記載されていますので、しっかり確認しておきましょう。レッドルート運行時間、ブルールート運行時間
料金はいくらぐらいなの?
では気になるパリを一通り観光できるビックバスツアーの料金体系ですが、現地で買うのとオンラインで予約するので金額が変わってきます。
- クラシックチケットで大人39ユーロ・子供19ユーロ
- プレミアムチケットで大人43ユーロ・子供21ユーロ
- デラックスチケットで大人52ユーロ・子供26ユーロ
- クラシックチケット+ナイトツアーで大人56ユーロ・子供30ユーロ
これらは現地で買った場合の料金であり、オンラインで予約すると10%割引の価格で予約することができます。安い価格で購入したい方は公式HPから予約をしましょう。
ビッグバスツアー専用アプリについて
ビッグバスツアーを賢く利用するには、専用をアプリをインストールしていきましょう。アプリではバス停の場所や時刻表、リアルタイムのバスの位置が表示されているので、乗り過ごしを防ぐことができます。
このアプリはiOS,androidどちらにも対応しているので、ビッグバスツアーを申し込む際は日本でこのアプリをインストールしておいた方がいいでしょう。ダウンロードはHPより行うことができます。
もし現地でバスツアーに参加する場合には、アプリからチケットを購入することも可能ですのでいちいち窓口に行かなくても大丈夫です。
まとめ
花の都パリを思う存分楽しむのに、観光バスを利用する選択肢を入れてみてはいかがでしょうか。
意外と各観光地が離れているので、電車で行くよりも乗り降り自由のビッグバスツアーに参加するのも賢い選択かもしれません。
また、パリは路上でのスリや詐欺も多発していますので、バスの移動は安心安全にパリを観光できる手段になります。バス内は周りも観光客なのでグローバルなつながりもできることが魅力ですね。
今回は便利なパリの観光バスを紹介しました。ぜひパリに行く際には1つの選択肢として検討してみてください。