「パリは秋や冬になると雨が多いらしいから、事前に雨の日でも楽しめる観光地を知っておきたいな」
梅雨がないパリの夏は湿度も少なく過ごしやすいですが、秋や冬になると雨の日が多くなります。秋から冬にかけて行く人は、旅行中に雨が降ることを覚悟しておいた方が良いでしょう。
そこで、当記事では雨の日でも楽しめる観光地を5つ、買い物スポットを4つ、カフェを1つ紹介します。これからパリに行く予定の方は、ぜひ参考にしてくださいね。(トップ画像出典:筆者撮影)
パリを代表する美術館!雨でも楽しめる観光地「ルーブル美術館」
ルーブル美術館は、パリを代表する美術館の1つです。古代から19世紀まで約37万点の美術品をコレクションしており、その中から3万6,000点を展示しています。
館内にはモナリザやレースを編む女、ハムラビ法典など有名な作品が展示されていますよ。展示数も有名な作品も多いので、パリを訪れたら1度は行きたい美術館です。
館内には2つのカフェが併設されているので、疲れたら休憩していくのもおすすめです。ルーブル美術館の敷地内にある、ピラミッドを眺めながら、食事をすることができますよ。
見応え十分なので、雨の日はルーブル美術館にこもって芸術鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。屋内施設なので、傘を差さずに楽しめますよ。
雨の日は美術館へ行こう!パリの観光地「オランジュリー美術館」
モネが描いた8枚の連作『睡蓮』を展示する目的で、1927年にオープンした「オランジュリー美術館」。大きな額縁に収められている、睡蓮を鑑賞しに訪れてみてはいかがでしょうか。
横幅が長いとても大きな作品なので、初めて見るときはきっと驚いてしまうことでしょう。
地下にはルノワールやセザンヌなど印象派の作品も展示されているので、飽きることはないですよ。
入り口で傘やコートなど荷物を預けることができるので、手ぶらで芸術鑑賞を楽しむことができます。傘を持ちながらの鑑賞は面倒なので、荷物を預けられるのは嬉しいですね。
幸運を呼ぶ奇跡のメダルがある?パリの観光地「メダイ教会」
白い建物と青い壁画が印象的な「メダイ教会」。教会に入ると、手を広げている聖母マリアの像があなたを迎えてくれます。
指には光り輝く指輪をつけており、光線を放っています。当施設はこの指輪のように光を放っている箇所が多いので、雨の薄暗い日でも十分楽しめますよ。
メダイ教会を訪れたなら、ぜひ購入してもらいたいのがメダルです。聖母マリアのお告げのもと、このメダルを配ったところ、伝染病が収束したというエピソードがあります。
それ以降、メダルを持っていると幸運が訪れるようになると言われているので、訪れたらお土産としてメダルを購入するのがおすすめです。
パリで2番目に大きい教会!パリの観光地「サンシュルピス教会」
サンシュルピス教会は、パリで2番目に大きな教会です。映画「ダヴィンチコード」のロケ地としても有名で、教会内のローズライン(パリ子午線)は物語で重要な意味を担っています。
サンシュルピス教会に行くなら、「ダヴィンチコード」を見てから行くのがおすすめですよ。
当施設はカラフルな容器にキャンドルが輝いていたり、彫刻にスポットライトが当てられていたりします。雨の薄暗い日は、よりキャンドルやスポットライトが際立ち神秘的な雰囲気が漂います。
最寄り駅である「ST-SULPICE駅」から徒歩3分なので、雨の日でも移動が楽チンですよ。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
雨でも楽しめる!パリの観光地「オペラガルニエ」
オペラガルニエは、ナポレオン3世の命により建設された大劇場です。建物内は大理石の大階段やシャンデリアなど、豪華な内装となっていて眺めているだけでも楽しいですよ。
内部見学だけも可能なので、宮殿のような内装のオペラガルニエに行ってみてはいかがでしょうか。屋内施設なので、雨の日でも傘を差さずに楽しめますよ。
また、オペラ図書館や博物館も併設されており、舞台衣装や衣装の模型を鑑賞することも可能です。
雨の日でも天井があるから安心!「パッサージュジュフロワ」
パッサージュジュフロワは、鉄とガラスだけで造られたアーケードです。インテリア雑貨やアート専門の書籍、お菓子、ドールハウス用のミニチュアなど、様々なものが売っています。
屋根が付いているので、雨の日でも傘を差さずに買い物を楽しめますよ。雨に濡れる心配がいらないので、安心ですね。
19世紀の雰囲気を今も残しているので、歩いているだけでも満足できるでしょう。レトロな佇まいである、パッサージュジュフロワに足を運んでみてはいかがでしょうか。
雨の日は買い物を楽しもう「ギャラリーラファイエット」
ギャラリーラファイエットは本館、紳士・食品館、インテリア館の3館で構成されているデパートです。ファッション・食品・お土産など3,500ブランドを扱っています。
屋内施設なので、雨の日は傘を差さずに買い物を楽しめますよ。「CHAUSSEE D’ANTIN-LAFAYETTE駅」から地下道で直結しているので、雨に濡れる心配もいりません。
本館の地下1階には日本人スタッフが駐在していて、免税書類の作成や最新情報の案内なども行ってくれます。フランス語や英語が話せない人でも安心ですね。
また、本館は装飾が凝っていて美しいので、内装を鑑賞するために訪れるのもおすすめですよ。クリスマスの時期なら、天井にぶら下がっているツリーを見ることができます。
雨の日はパリのスーパーで買い物を楽しもう「モノプリ」
安くお土産や食材を買いたいという人は、スーパーマーケットである「モノプリ」で買い物をするのがおすすめですよ。
パリのお土産で人気なボンヌママンシリーズや紅茶なども売っているので、モノプリでお土産を買って行くのも良いですね。
筆者も、モノプリでワインやボンヌママンのお菓子、紅茶などを購入しました。
大きい店舗なら、チーズやお肉など専用コーナーがあり、種類も豊富です。食材を購入して、ホテルで晩酌を楽しんでみるのも良いですね。
パリで買い物!「オフィシーヌユニヴェルセルビュリー1803」
日本でも人気の高い「オフィシーヌユニヴェルセルビュリー1803」。当施設は、1803年創設の老舗総合美容薬局です。自然素材のスキンケアや香水などを販売しています。
19世紀のパリを彷彿とさせるクラシカルな内装は、とても格好良くうっとりしてしまいます。
パリ限定ラベルなどもあるので、当施設で買い物を楽しんでみてはいかがでしょうか。屋内施設ですので、雨の日でも濡れずに買い物ができますよ。
パリでマカロンを食べよう!「ラデュレ」
雨の日は観光地に行かず、カフェでまったりするのもおすすめですよ。ホテル周辺のカフェに訪れるのも良いですが、日本でも有名なラデュレに行くのもおすすめです。
シャンゼリゼ通りにあるラデュレは、シックな佇まいであり、内装もクラシカルでとても可愛らしいです。
元祖パリ式マカロンがメニューにあるので、パリでマカロンを食べるなら、ぜひラデュレを訪れてみてください。美味しいマカロンを食べながら、優雅なひと時を過ごすことができますよ。
雨の日でも安心!パリの観光地まとめ
雨の日でも楽しめるパリの観光地や買い物スポット、カフェを紹介しました。美術館や教会、デパートなど様々なスポットを紹介しましたが、中でもおすすめはオペラガルニエです。
宮殿のような豪華な内装を眺めたり、公演や公演衣装を鑑賞したり、様々な楽しみ方ができますよ。豪華絢爛なオペラガルニエにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
また、オペラガルニエの裏には、ギャラリーラファイエットがあるのであわせて観光をするのもおすすめです。
たくさん買い物をしたとしても地下道で駅と繋がっているので、買ったものが濡れる心配も少なくて済みますね。