フランスへの旅行を検討している時に、必ず気になるのが「フランスへ観光で行く時に必要になるビザ」ですよね。
特に、海外に初めて足を運ぶ時は、ビザをはじめとして観光に行くためには何が必要なのかなどが心配になったり気になったりするものです。
この記事では、フランスへ観光目的で行く方に向けて、必要なビザについて紹介します。また、フランスに行く前にこれだけは知っておきたい観光地やグルメなどの基本情報も紹介していきます。
この記事を読めば、フランスへ観光に行くために必要なビザの知識や、フランスにある有名な観光スポット、美味しいグルメの情報はバッチリ押さえられます!是非参考にしてみてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E5%A1%94-%E3%83%91%E3%83%AA-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9-3349075/)
フランスにあるビザを紹介する前に!観光したいだけなら…
この記事ではフランスにあるビザを紹介します。実は、観光や商用目的で3ヶ月(約90日)以内の滞在をしたいだけなら、ビザについての心配は全く必要ありません!!
というのも、日本国籍を持っている方であれば、先ほど申し上げた3ヶ月以内の滞在期間においては、簡単な条件を満たすだけで、フランスへ気軽に訪れることが出来るのです!!
そしてその条件というのは、「出国用の航空券」と「見開きで2ページ以上が残っているパスポート」を持っていること。ただそれだけなんです!
ただし約3ヶ月といってもフランスはシェンゲン協定というものに加盟しているので、少しだけ注意が必要です。(シェンゲン協定については、次項でご説明します!)
シェンゲン協定と、ビザ無しで数カ国を観光したいときの注意点
シェンゲン協定とは、フランスがヨーロッパを中心とした周辺の国々と結んだ協定のことで、現在20数カ国が加盟しています。
シェンゲン協定加盟国間では、国境を超える際の入出国検査が無いため、気軽に数カ国を周ることが可能です。
もし、フランス以外の国もビザ無しで周遊したいと考えたときは、3ヶ月以内にそれぞれの国の訪れたい場所を巡るためにも、滞在日数をしっかり記録しつつ計画的に行動しましょう!!
シェンゲン協定について
シェンゲン協定に加盟する国(シェンゲン領域)同士での入出国は入出国審査なしに国境を越えることを許可した協定です。シェンゲン領域内でのトータルの滞在日数は90日以内である必要があります。
(出典:https://deow.jp/france/visa/)
訪問したい国はEU加盟国?シェンゲン協定加盟国?
日本はEU加盟国ではないため、日本人はフランスを始めとしたヨーロッパ諸国を旅するときは、訪れようとしている国がシェンゲン協定に加盟しているか否か、という点に注意を払う必要があります。
シェンゲン協定は外国人に対する入国条件を統一していて、私たちもシェンゲン協定に加盟している国家間であれば、入出国時にパスポートの提示をする必要がありません。
しかし、EU圏内にあって、シェンゲン協定に加盟していない国に入国するときには、EU加盟国ではない外国からの入国者には、パスポートの提示が要求されます。
ですのでパスポートや身分証明書などは常に持ち歩き、シェンゲン協定に加盟していないEU加盟国に入国することになったときにも慌てずに対処できるように準備をしておきましょう!!
ビザ無しでも行ける!シェンゲン協定加盟国の紹介!
ここで、フランス以外にビザ無しで訪問可能なシェンゲン協定加盟国と、EUに加盟していながら、シェンゲン協定に加盟していない国を紹介します。
基本的にヨーロッパの主要な国々はEUにも、シェンゲン協定にも加盟しています。EUに加盟しているのにシェンゲン協定に加盟していない国は、アイルランドやクロアチア、ブルガリアなどです。
反対に、EUには加盟していないものの、シェンゲン協定に加盟している国としてスイスや、ノルウェーなどが挙げられます。
訪れたい国がシェンゲン協定に加盟しているかどうかは、渡航する前にしっかり各国大使館の公式ホームページ等で前もって確認しておきましょう!!
フランスを観光するのに適したビザはあるの??
この記事の冒頭で3ヶ月(約90日)以内の滞在であればビザは必要ないと紹介しましたが、3ヶ月以上滞在・観光する場合にはビザが必要です。
ビザ、と一口に言ってもその種類は細かい用途に分かれて10種類以上もあります。しかしほとんどのビザは留学目的の学生のためであったり、仕事の研修を目的としたビジネスマンのためだったりします。
そのなかで観光目的の方でも取得可能で、尚且つ取得しても有効的に利用出来るビザは、1、2種類しかありません。
確かに、単なる観光目的の旅が、3ヶ月以上の期間を費やす長いものになることは一般的には考えにくいので、観光するためだけの人へ向けたビザが少ないのは納得がいきますよね。
どうしてもビザを利用してフランス観光したい方へ
観光に行くために、短期ではなく3ヶ月以上の長期の滞在をしたい方は、ビジタービザを取得するのがオススメです。
3ヶ月以上1年以内の期間であれば、自由に滞在を楽しむことが出来ます!ただし、このビザではフランスの現地で労働をすることが認められていないので、ある程度の金銭的な余裕が必要です。
年齢制限も無く、取得するのが困難なわけではないので、この記事では、ビジタービザが最も取得し易くオススメである、ということで紹介しておきます。
フランス観光に向けて代表的なグルメと観光地をチェック!!
ここまでの内容で、フランスについての観光するために知っておきたいビザの知識や、基本的な情報はかなり押さえられていると思います!
この記事では少し深掘りをして、フランスの代表的なグルメや有名な観光スポットについて、簡単な紹介だけをさせて頂きます!
フランスには華の都パリには勿論のこと、パリの郊外、第2の都市リヨンなどに出ても様々な世界遺産や絶景スポット、美食街が数多く点在しています。どこに行こうかとても迷いますよね。
これから、フランスを代表する料理と観光地を3つずつ紹介します。気になるものがあれば是非メモをとってみてください!
フランスに来たら絶対食べておきたい料理
世界三大料理の1つに数えられるフランス料理。一体どんなものがあるのか、3種類ほど有名な料理を挙げてみます。この3つは要チェックですよ!!
フォアグラ
1つ目は、「フォアグラ」です。日本ではしばしば高級食材として扱われますが、フランスでは身近な食材として親しまれています。本場ならではの調理法でご賞味ください。
エスカルゴ
2つ目は、「エスカルゴ」です。フランスではコースの前菜などで頻繁に見かけることができ、様々な食べ方があります。最初は抵抗があるかもしれませんが、一口食べればやみつきになります!
ムール貝
3つ目は、「ムール貝」です。実は元々ベルギーの有名料理なのですが、ワインとの相性が抜群なので、是非フランス本場の美味しいワインと一緒に味わってみてください!!
観光の名所といえばやっぱりここ!
フランスの観光地といえば皆さんはどこを思い浮かべますか??フランスに来たら絶対に外せない3つの観光地を簡単に紹介しておきます!
ルーブル美術館
フランスと言えばやはりこの美術館!あの有名なモナリザ、ミロのヴィーナスなどここでしか見ることの出来ない芸術品が数多く展示されています。死ぬまでに一度は見てみたいですよね。
エトワール凱旋門
フランスの中心部にそびえ立ち、あの有名なシャンゼリゼ通りを含めた12本の通りが凱旋門を中心に放射状に広がっています。パリに行くなら是非、通ってみて下さい!
エッフェル塔
言わずと知れたフランスのシンボルです。エッフェル塔は塔の先端が展望台となっており、そこからフランスの外観を一望することが出来ます。夜景もとても素敵で壮観です!
フランスのビザ・観光についてのまとめ
ここまでフランスへ観光に訪れるために必要な知識、基本情報を紹介してきました。何かお役に立てる情報がありましたでしょうか。少しでもお役に立てましたら幸いです!!
ビザにつきましては、大使館の公式のサイト等でより詳しく調べて、くれぐれも間違いのないように手続きを完了させてくださいね。
そしてフランスを訪れた際はフランスが持つ魅力を十分に肌で感じて、素晴らしい人生のひとときを楽しまれてください!最後まで読んで頂きありがとうございました!!