「冬の石川県に観光しましょう」と知人から誘われても「石川県?どこ」と聞いてしまう人が多い県です。その後に「金沢のある県だよ」と教えてもらうと、「あ~金沢なら知っているよ。」と答えるのです。
石川県=金沢となっていて、石川県は金沢が有名で、他に「何かあるの」と思われるくらいにあまり分からないという方もかなり多いんです・・
金沢市=石川県ではなく、「あ~石川県ね!」と言ってもらえる、冬に訪れたい石川県の観光スポットやオススメの飲食を合わせて8つご紹介せて頂きますね!
石川県ってどこにあるの?
「石川県?どこ」と思われている県ですから、石川について知らない人が多いと思います。そこで石川県はどこにあり、どんな所か?を知ってもらいたいです。
石川県は北陸三県の一つになります。北陸三県は本州中央部で石川県・富山県・福井の三県からなり、中部地方のうち日本海に面する地域の場所です。
海に面している地域なので海鮮は美味しく、自然も豊かで空気も綺麗で水も美味い。自分は石川県在住ですが、本当に住みやすい県なのです。
石川県=金沢観光ではなく、石川県の冬に訪れてみたくなるスポットを5つ紹介していきますね!
冬の石川県を観光する前に、行きたい白山比咩神社
日本三大霊山の一つで、古くから霊山信仰の聖地の対象として崇められてきました。この白山比咩神社は霊峰白山を御神体とする全国白山神社の総本宮になります。
毎月1日に行われる特別参拝「おついたちまいり」があり、全国から参拝者が集まるくらいに、パワ-スポットです。冬の白山の風景を見ながらハイキングも出来ますから、心や気持ちもリフレッシュできます。
石川県を観光する前に、この神社でお祈りを済ませ、先に神様のパワ-を頂く事で、今回の旅が楽しく無事過ごせると自分は思いますし、良い旅になるはずです。
- 住所:〒920-2114 石川県白山市三宮町105−1
- 電話番号:076-272-0680
冬の海岸を走る、石川県羽咋市の観光地、千里浜なぎさドライブ
日本で砂浜を車で走ることが出来る唯一の場所。海を目の前にして走る珍しい海岸、それが石川県羽咋市にあります千里浜なぎさドライブウェイです。
「海といえば夏!」と連想してしまいませんか?夏場に千里浜なぎさドライブウェイを走っている方は多いので、人が少なく車も少ない冬がおススメ。人や車が少ないので周りを気にせず、自由に運転できて気分爽快です。
一般公道でも車が多いと、快適なドライブと言うわけには行きませんよね?天気によって海は大荒れで走れない、雪が積もりすぎて走れないというのはありますが、周りを気にせずにできるドライブは最高です!
- 住所:〒925-0044 石川県羽咋市新保町
- 電話番号:0767-29-3111(宝達志水町農林課)
観光で行く、イルミネーションが綺麗な冬の石川県白米千枚田
白米千枚田は、石川県の輪島市白米町にある棚田です。棚田が1004枚あり、「能登の里山里海」として世界農業遺産に登録されており、「日本の原風景」と呼ばれています。
冬場に雪が積もると、アートのような冬の景色を楽しむことができ、冬の日本海を見ながら絶景を楽しめます。
白米千枚田では10月~3月の期間中にライトアップが行われ、幻想的で綺麗な景色を堪能できるのです。
ここは、冬ならではの白米千枚田の顔と、ライトアップされた白米千枚田の二つの顔を味わえますから、冬場に行って見るのが一番おすすめです。
- 住所:〒928-0265 石川県輪島市白米町八部99-4
- 電話番号:0768-34-1567(株式会社千枚田)
石川県の波の花と言えば、冬の能登半島の海
日本には波の花が出来る場所がいくつかありますが、石川県輪島市町野町曽々木にもあります。能登の冬の風物詩です。11月中旬から2月下旬の海が荒れて波が高く、さらに寒さが堪える日にできます。
波の花は、海中の植物プランクトンが冬の荒波と交じり合い、泡になったものです。直接海岸まで行かなくても、防波堤の道路から眺める事が出来ます。
海岸にできていきますが、それが風に吹かれ陸地へと運ばれてきますので海から距離が多少遠くても、濃い磯の香りがします。見た目や触り心地も石鹸の白い泡に近いです。
時間が経つと黄色く変色し、服に付くと染みになるため注意して下さい。
- 住所:〒928-0001 石川県輪島市曽々木海岸・鴨ヶ浦海岸
冬の観光地であり、海の幸が美味しい石川の輪島朝市
日本海側にある石川県は金沢の近江町市場が有名なんですが、魚の美味しさから言えば輪島朝市の方がオススメです。
輪島の海は本当に綺麗で透明度も高いので、海の汚染物質が少ないため魚が美味しいのです。
売り手の方は女性が多く、男性は少ないのが特徴です。値段が無いのも多く交渉で値段が決まりますが、親しみがあり、話しやすいおばちゃん達と仲よくなれますから、安く買える確率は高いのです。
金沢の海鮮も、輪島の海鮮どちらも美味しいですが、同じ石川でも味が違う海鮮を味わって下さい!鰯または、イカで出来た「いしる」醤油は海鮮好きは癖になる味です。冬の時期は蟹がおススメです。
- 住所:〒928-0001 石川県輪島市河井町1−115
- 電話番号:0768-22-7653(輪島市朝市組合)
石川県在住の自分から見た、石川県のおススメ
石川県に住んでいて、県外から旅行に来る方に知っておいて欲しいコトを3つご紹介致します。まずはとり野菜みそです。
とり野菜みそは、名前から「鳥や野菜を入れた鍋に使う」と連想してしまうかもしれませんが、「やさいをとりなさい」という思いから、このとり野菜みその名前ができたようです。
この味噌は鍋はもちろんですが、中華や洋食などの隠し調味料としても使えます。万能調味料としてアレンジが利く味噌です。自分は焼き飯の味付けでよく使います。
鍋の調味料は冬の時期にしか売れないイメ-ジがありますが、この味噌は一年を通して需要があり、石川県宅に必ずと言っていいくらいにあります。
食べて味を確かめ、気に入ったら「道の駅高松」かネットで購入してみてくださいね。
- 住所:石川県かほく市二ツ屋フ16-3
- 電話番号」076-281-2221(道の駅高松)
冬の観光に欠かせない石川県の温泉街の選び方!
石川県には大きく分けると、加賀市の片山津温泉と七尾市の和倉温泉の2つの温泉街があります。どちらも有名な温泉街です。
片山津温泉街は、スキ-をしたい方や、金沢観光をされたい方には距離も近く、バスや電車の交通面もしっかりしてますので移動しやすいのが特徴です。
田舎の風景や美味しい食事、ゆっくりとした時間を楽しみたいのであれば、七尾市の和倉温泉街がおススメですが、一日のバスや電車が少なく不便です。
- 住所:〒922-0414 石川県加賀市片山津町71
- 電話番号:0761-74-1123(片山津温泉観光会館)
- 住所:〒926-0175 石川県七尾市和倉町2−13−1
- 電話番号:0767-62-1555(和倉温泉観光協会・和倉温泉旅館協同組合)
観光後に飲みたい、石川県最高の湧き水「藤瀬の水」
石川県は湧き水が出ている場所が、60箇所以上もあります。もちろん水質や味や匂いなども違います。(参照https://www.env.go.jp/water/yusui/result/sub4-2/PRE17-4-2.html)
その中でも「藤瀬の水」は段違いに美味しい水です。自分は今までに、これ以上に美味しくて飲みやすい水に出会ったことはありません。
どんな湧き水であろうと、夏場にポリタンクで水を汲んで家においておけば、2~3日で水は腐敗して臭くなっていきます。ところが「藤瀬の水」は1ヶ月経っても臭くなりませんし、藻も生えません。
自分の住まいから車で二時間以上かかり、毎日は汲みに行けない為、沢山のポリタンクをもって行きます。汲みに行く頻度が一ヶ月に一度です。その時に気づきました。
藤瀬霊水公園で汲めます。この水を一度飲めば、ミネラルウォ-タ-や浄水器の水は飲めなくなるかもしれませんね。
- 住所:〒929-2227 石川県七尾市中島町藤瀬19-38
- 電話番号:0767-66-2500(藤瀬霊水公園組合)
- 入場可能時間:06:00~20:00
- 営業日:年中無休
これからは金沢に観光ではなく、石川県に観光へ
石川県の金沢は本当に観光や食でも素敵な場所ですし、情緒あふれる風情を楽しめる場所です。ですが金沢以外は知らない方が本当に多いです。
石川県の冬に訪れたい観光場所やスポット、石川県在住の自分が思う、これだけは知っておいて欲しいと思うことを記載してきました。
石川県=金沢のイメ-ジは、かなりなくなりましたでしょうか?どうしても石川県=金沢のイメ-ジが強いのですが、この記事で「あ~石川県いいね!」と思ってもらえたら嬉しいです。