自然豊かな山梨県には、冬だからこそ楽しめる観光スポットやイベントがたくさんあります。
本記事では、寒くても行きたい山梨の観光スポットとイベントを8つ紹介します!
山梨県と言えば日本のシンボル「富士山」です。冬のイベントとコラボすることで一味違う景色を見ることができますよ。
他にも温泉や工場見学、テーマパークなどオススメのスポットが満載です。観光プランを考えるだけでワクワクしてきます!ぜひ参考にしてみて下さい。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/富士山-雲海-ふじさん-富士-1696653/)
冬の山梨を観光する前に
冬の山梨は、最低気温が氷点下になることがあります。積雪は北部の山間部ではよく見られますが、南部の地域ではあまり多くありません。
観光場所によって気候や積雪状況が変わってくるので、予め気象情報を確認しておきましょう。今回紹介する観光スポットは、移動手段が主に車となります。
スタッドレスタイヤの準備、場合によってはチェーンが必要となるので車の運転にもご注意下さい。防寒対策もしっかりと行い、スムーズな山梨観光にしていきましょう!
冬に行きたい山梨観光①河口湖
河口湖は、富士五湖の中で最も長い湖岸線を持ち、早くから観光開発が行われてきました。
天上山へ向かう「カチカチ山ロープウェイ」や「河口湖オルゴールの森美術館」、東岸には温泉街も形成されており、見所満載の観光スポットです。中でも冬の風物詩として人気があるのが河口湖「冬花火」です。
例年1月中旬〜2月中旬までの土・日と富士山の日(2月23日)に開催され、約1,800発の花火が打ち上げられます。20分間に凝縮して放たれる花火は、冬の夜空を鮮やかに彩ます。
メイン会場は河口湖畔にある大池公園ですが、富士山を背にして花火を見ることになります。迫力ある花火と共に富士山を見たい方は、大池公園の対岸側がオススメですよ!
- 開催場所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津(大池公園)
- お問い合わせ:0555-28-5177(平日) 0555-72-6700(土日・祝日)
- 開催期間:1月中旬〜2月中旬の土・日 2月23日(富士山の日)
- 開始時刻:20:00(約20分間)
- 公式サイト:FUJIKAWAGUCHIKO TOURIST INFORMATION
冬に行きたい山梨観光②富士本栖湖リゾート
富士本栖湖リゾートは、冬にしか見られない「ダイヤモンド富士」を観測できるスポットです。太陽が富士山頂と重なった瞬間、ダイヤモンドのような輝きを放つ光景をダイヤモンド富士と呼びます。
更に貴重な光景が、水面にもダイヤモンド富士が映る「ダブルダイヤモンド富士」です。無風で快晴、水面が凍結していないなど、あらゆる気象条件をクリアした時に見ることができます。
リゾート内にある「竜神池」は凍結しないように放水が行われます。面積も小さく波が立ちにくいことから、他のスポットより観測できる確率が高いです。
ダイヤモンド富士が見られる12月上旬と1月上旬だけ冬季特別開園を行っており、この景色を見るために多くの人が来園します。中々見ることのできない光景なので、ぜひ足を運んでみましょう!
- 住所:山梨県南都留郡富士河口湖富士ヶ嶺212(富士本栖湖リゾート)
- お問い合わせ:0555-89-2127
- 開園期間・時間(冬季特別開園期間):12月上旬〜1月上旬 7:00〜8:00
- 入場料金:大人1,000円 子供500円
冬に行きたい山梨観光③ファンタジウム
富士山を最も近くで見られる山中湖は、多くの観光客が訪れる人気スポットです。冬には花の都公園で、山中湖イルミネーション「ファンタジウム」が開催されます。
ファンタジウムとはFantasy(幻想)とMuseum(美術館)からなる造語です。星空の下で光の迷路「イルミ迷路」やおみくじが引ける「イルミ神社」、傘を使った光のオブジェたちが温かな光を放ちます。
また、クリスマスシーズンやお正月には花火が打ち上げられ、無料とは思えないほど十分に楽しめます。公園内には温室があり、暖を取ることができるので寒さに弱い方も安心です。
- 住所:山梨県南都留郡山中湖山中1650(花の都公園)
- お問い合わせ:0555-62-5587
- 開催期間:11月下旬〜1月上旬
- 開催時間:17:00〜21:00
- 詳細情報:富士の国やまなし
冬に行きたい山梨観光④ふじてんスノーリゾート
ふじてんスノーリゾートは、子供から大人まで雪遊びが楽しめる人気スポットです。2種類のダウンヒルコースは、上級者も満足できるコースとなっており、河口湖や本栖湖を見下ろしながら滑走することができます。
斜度10度のなだらかな「ファミリーコース」や子供がそりなどで遊べる「ちびっこ愛ランド」もあるので、スキーが得意でない方も安心して楽しむことができます。
また、冬のゲレンデは恋と出会いのメッカです。スキーやスノーボードを通じた「趣味合コン」を開催しており、出会いの場としてうってつけです。
ゲレンデマジックを使えば素敵な人と巡り合えるかもしれません。上手くいかなかった時は少し気持ちが冷え込むので、心の防寒対策をしっかりと準備しておきましょう!
- 住所:山梨県南都留郡鳴沢村富士山8545-1
- お問い合わせ:0555-85-2000
- 営業期間:12月中旬〜4月上旬(気象状況によって変動あり)
- 営業時間:8:30〜17:00(平日) 8:00〜17:00(土日祝日) 16:00〜22:00(ナイター)
- リフト料金(1日券):大人→4,000円、ジュニア(4歳〜小学生以下)・シニア(60歳以上)3,000円(※お得な割引情報は公式サイトより確認)
- 公式サイト:ふじてん
冬に行きたい山梨観光⑤富士急ハイランド
富士急ハイランドには、寒さもぶっ飛ぶようなアトラクションが満載ですが、冬のイベントも楽しみの1つです。
冬の見所は、11月〜3月の夜に行われる約55,000球が彩るイルミネーションです。シャイニング・フラワー(観覧車)に乗れば、園内の光景を見渡すことができます。
実は、4つのゴンドラだけスケルトンになっているのをご存知でしょうか?
床から天井までスケスケなので、スリルを味わいながらイルミネーションを楽しめますよ!告白時に利用する人もいるそうですが、好きな人の心までは見透かせないのでご注意下さい。
また、11月下旬から3月の冬季限定で「クリスタルラグーンリンク」というスケート場が現れます。屋外リンクなので、開放的な空間で富士山を背景にスケートを楽しむことができます。
カップルから家族まで1日中楽しめる人気スポットです。日帰り温泉施設「ふじやま温泉」が隣接されているので、遊び疲れた方や体が冷えてしまった方にオススメです!
- 住所:山梨県富士吉田市新西原5-6-1
- お問い合わせ:0555-23-2111
- 営業時間:9:30〜17:00(土日・祝日は18:00)※季節により変動あり
- 入園料:無料(各アトラクションで支払い) ※フリーパス有
- 公式サイト:富士急ハイランド
冬に行きたい山梨観光⑥ハイジの村
ハイジの村は、宮崎駿が手掛けた人気アニメ「アルプスの少女ハイジ」の世界を再現したテーマパークです。モチーフとなったスイスを彷彿とさせる町並みは、まるで海外にいるような気分になります。
東京ドーム2個分ほどある園内は、ロードトレイン「ハイジ号」やセグウェイで回ることができ、異国情緒溢れる景色をゆっくり楽しめます。
冬季には夜間特別イベント「光のページェント」が開催されます。見所はハイジ村の教会で行われるプロジェクションマッピングです。「冬空に咲く光の花」をテーマに、教会の壁には光の花が映し出されます。
イルミネーションは12月の日没後に始まるようです。詳しい日程に関しては公式サイトを確認してみてくださいね。
また、ゆっくりと満喫したい方は、アンティーク調のお洒落なホテル「クララ館」で泊まるのもオススメです。
他にも、天然温泉「クララの湯」や本場スイス産チーズを使ったチーズフォンデュなどもあり、体を温めながら観光を楽しめますよ!
- 住所:山梨県北杜市明野町浅尾2471
- お問い合わせ:0551-25-4700
- 開園時間:9:00〜21:00(12月1日〜31日) 9:00〜17:00(1月2日〜3月31日)
- 入場料金:大人260円(高校生以上) 小人130円(小・中学生)※11月〜12月及び3月11日〜31日までの料金(1月2日〜3月10日は無料)
- 公式サイト:ハイジの村
冬に行きたい山梨観光⑦シャトレーゼ白州工場
山梨県は豊富な水質源や酪農が盛んなことから、多くの企業が進出しています。外の寒さが苦手な方は工場見学なんていかがでしょうか?
今回オススメする工場は「シャトレーゼ白州工場」です。山梨県甲府市に本社を置く食品メーカー「シャトレーゼ」の焼き菓子やアイスを製造している工場です。
夏場は駐車場に入るまで渋滞するような人気スポットですが、冬場は渋滞も見学者も少ない穴場スポットです!
シャトレーゼ白州工場では、約120種類のアイスと約80種類の餡子(あんこ)を製造しています。ガイドがいない自由見学なので、自分のペースで工場見学を楽しめますよ!
最後に待っているのが「アイスの食べ放題」です!季節によって異なりますが、コーン系やモナカ、バーアイスなど色んな種類のアイスを堪能できます。しかも無料です!
「冬なのにアイスかよ。」と思った方は安心して下さい。工場の中は温かく、製造工程を見ているうちに嫌でも食べたくなります。スイーツをアイスる者に寒さなど関係ありません!
- 住所:山梨県北杜市白洲町白須大原8383-1
- お問い合わせ:0551-35-4611
- 営業時間:9:00〜16:00(最終受付時間:15:00)※予約必須
- 定休日:水曜日(変更あり)
- 入場料:無料
- 公式サイト:シャトレーぜ白州工場
冬に行きたい山梨観光⑧ほったらかし温泉
名前がユニークな「ほったらかし温泉」は、山頂に作られた絶景露天風呂が有名です。2種類の温泉があり、富士山を真正面にして楽しめる落ち着いた雰囲気の「こっちの湯」と、甲府の街並みを眺められる「あっちの湯」があります。
どっちの湯もオススメです。あっちかこっちか迷っている人はほったらかしにして、自分が入りたいと思ったそっちの湯を選びましょう!
地元の常連客から観光客まで多くの方が訪れる冬の人気スポットです。夜は満天の星空が天井となり、開放感溢れる温泉で疲れを癒すことができます。
温泉で温まった後に食べられるグルメも評判です。トロトロ卵の半熟揚げや山梨名物の「もも酢」などがあり、お腹と心まで満たしてくれますよ!
- 住所:山梨県山梨市矢坪1669-18 ほったらかし温泉
- お問い合わせ:0553-23-1526
- 営業時間:日の出1時間前〜22:00(最終受付:21:00)
- 入浴料金:大人800円、小人400円(0歳〜小学6年生)
- 公式サイト:ほったらかし温泉
まとめ
今回は、冬に行きたい山梨の観光スポットとイベントを紹介しました!寒い冬だからこそ、空気が澄んでいて景色がより綺麗に見えます。
自然の景色や富士山を間近に堪能したい方は、河口湖方面や富士五湖での観光がオススメです。
壮大な自然は、日頃の疲れやストレスを取り除いてくれます。アウトドアが好きな方はキャンプをするのも楽しそうですね!
寒いのが苦手という方は、工場見学を観光プランに入れましょう!シャトレーゼ以外にも「サントリーの蒸留所」や山梨土産で有名な信玄餅の「桔梗屋工場テーマパーク」もあるので、屋内観光も楽しめます。