ポイント還元率が1.2%、そして海外旅行保険も付帯されているリクルートカード。nanacoをはじめとした電子マネーへのチャージをすると、ポイントが貯まるんです。
実は、電子マネーへのチャージでポイントが貯まるクレジットカードは少ないので、リクルートカードはかなり貴重なカードです。
そこで今回は、「nanaco」を中心に、リクルートカードを利用してチャージを行なう際のルールや、国際ブランドによって違うポイント還元対象となる電子マネーについて紹介していきます。
(トップ画像出典:https://recruit-card.jp/)
- リクルートカードは電子マネーにチャージしてポイント還元
- リクルートカードでnanacoにチャージするとポイント還元
- 電子マネーへのチャージのポイント還元対象は月間「3万円」まで
- 家族カードの場合には「合算で」月間3万円まで
- リクルートカードが複数枚ある場合には1枚につき月間3万円まで
- リクルートカードでチャージしたnanacoで税金を支払う
- nanacoで支払い可能な税金・公共料金
- nanacoへのチャージはどうやってやるの?
- nanacoへの「オートチャージ」はリクルートカードは対象外
- nanacoは年会費無料
- リクルートカードがJCBの場合のポイント還元対象の電子マネー
- リクルートカードがJCB以外の場合のポイント還元対象の電子マネー
- まとめ
リクルートカードは電子マネーにチャージしてポイント還元
リクルートカードは、電子マネーにチャージすることで、チャージ金額x1.2%のポイントが還元されます。電子マネーへのチャージでポイントが還元されるのは、実は珍しいことなんですよ。
当サイトで紹介している「Booking.comカード」と「ハマカード」は、電子マネーにチャージをしてもポイントが還元されません。
電子マネーへのチャージは、ある意味「お金の移動」をしているだけなので、支払いをせずお金の移動をするだけでポイントがもらえたら、非常に便利ですよね。
リクルートカードでnanacoにチャージするとポイント還元
リクルートカードは、電子マネーにチャージすることでポイント還元になると前章で紹介しましたが、大手コンビニエンスストア「セブン・イレブン」で使用可能なnanacoへのチャージでもポイントが還元されます。
後ほど詳しく紹介しますが、チャージしてもポイント還元の対象とならない電子マネーもあります。
後ほどnanacoへのチャージ方法を紹介しますので、そちらも併せて確認してくださいね。なお、「オートチャージ」はできないのでご注意を!
電子マネーへのチャージのポイント還元対象は月間「3万円」まで
前章でも紹介したように、リクルートカードを利用すればnanacoへのチャージでもポイントが還元されるとわかりましたね。ただ、実はいくらでもポイントが還元されるわけではありません。
というのも、リクルートカードを利用して「電子マネー」にチャージした場合、月間3万円分しかポイント還元の対象とならないのです。
このたび、年会費無料のリクルートカードは、ポイントの加算対象を一部改定することとなりました。
2018年4月16日(月)より、対象の電子マネーチャージご利用分については、 ご利用金額の合計で月間30,000円までがポイント加算の対象となります。
合計金額30,001円以上のご利用分はポイント加算の対象外となります。引用:https://help.recruit-card.jp/s/article/000011392
「月間3万円分しかポイント還元の対象とならない」とはどういうことなのか、具体例をみながら説明していきますね。
例えば、「nanaco」、「モバイルSuica」、「楽天Edy」の3つの電子マネーにチャージをしたとしましょう。
- nanaco:チャージ金額1万円
- モバイルSuica:チャージ金額2万円
- 楽天Edy:チャージ金額1万円
上記チャージ金額を合計すると、4万円となります。この中でリクルートカードのポイント還元対象となるのは、「3万円まで」ですので、還元されるポイントは360ポイント(3万円x1.2%)となります。
通常4万円を利用した場合に還元されるポイントは480ポイント(4万円x1.2%)です。
しかし、「毎月3万円までしかポイント還元の対象とならない」ため、4万円をチャージしたとしても360ポイントしか還元されないのです。
家族カードの場合には「合算で」月間3万円まで
リクルートカードは家族カードを発行することができるのですが、家族カードを持っている場合には、本カードと家族カードを合算し、月間3万円のチャージ金額までが、ポイント還元の対象です。
家族カードを利用している場合は、本カードと家族カードを合算して、月間30,000円までがポイント加算の対象となります。
引用:https://help.recruit-card.jp/s/article/000011392
リクルートカードのFAQには上記の通り記載がありました。具体例をあげて、どのようにポイントが還元されるのか見ていきましょう。
- 本カード:2万円チャージ→240ポイント(2万円x1.2%)
- 家族カード:1万円チャージ→120ポイント(1万円x1.2%)
ちなみにですが、チャージ”自体”は3万円以上も可能です。ただ、3万円を超えた場合には、超過したチャージ金額はポイント還元の対象とならないのです。どういう意味なのか、こちらも具体例を見ていきましょう。
- 本カード:2万円チャージ→240ポイント(2万円x1.2%)
- 家族カード:2万円チャージ→120ポイント(1万円x1.2%)
→3万円を超過しているので、超過分はポイント加算の対象にならない。
リクルートカードが複数枚ある場合には1枚につき月間3万円まで
前述したように「家族カード」の場合には、本カードと家族カードを合算して、月間3万円までしかポイント加算の対象にはなりません。
ただし、本カードを複数枚持っている場合には、1枚につき月間3万円までのチャージ金額がポイント加算の対象となります。
それぞれのカードで、月間30,000円までがポイント加算の対象となります。
※リクルートカード(リクルートカードプラスも含む)は、お一人様につき各発行カード会社(Mastercard(R) / Visa:三菱UFJニコス株式会社、JCB:株式会社ジェーシービー)1枚ずつしか発行ができません。引用:https://help.recruit-card.jp/s/article/000011392
リクルートカード は「三菱UFJニコス株式会社」が発行しているマスターカードとVisaの国際ブランドがあり、株式会社ジェーシービーが発行しているJCBカードがあります。
発行している会社が異なるため、「マスターカード(orVisa) + JCB」として2枚の本カードを発行することができるのです。(もちろん、審査があります。)
複数枚のリクルートカードを持っている場合には、1枚につき月間3万円までのチャージ金額がポイント加算の対象となるのです。具体例を見ながら確認していきましょう。
- マスターカード:3万円チャージ→360ポイント(3万円x1.2%)
- JCBカード:3万円チャージ→360ポイント(3万円x1.2%)
1枚のカードにつき、3万円までのチャージ金額がポイント還元対象となるので、2枚のリクルートカードを持っている場合には6万円分のポイントが還元されます。
リクルートカードでチャージしたnanacoで税金を支払う
月間3万円までしかポイント還元の対象とならないとわかったところで、nanacoの賢い使い方を学んでいきましょう。
普段、セブン・イレブンで買い物をするときにはおにぎりや飲み物、お菓子など比較的安い物を購入することが多いでしょう。月間で3万円をコンビニで使うことも少ないのではないでしょうか?
月間で3万円を使う機会がなければ、例えnanacoに3万円をチャージしたとしても余ってしまいますよね。そこで注目して欲しいのが、税金や公共料金の支払いなんです。
nanacoはセブン・イレブンなどで普段の買い物から利用することができますが、税金や水道料金などもnanacoで支払い可能です。
クレジットカード払いが可能な場合には、税金や公共料金の支払いもクレジットカードを利用しましょう。コンビニや銀行の窓口でしか支払いができない場合に、nanacoを利用しましょうね。
クレジットカードで支払いができない税金や公共料金の支払いをセブン・イレブンで行う場合、まずしておくべき準備があります。当然かもしれませんが、それが「チャージ」です。
税金や公共料金の支払い後の残高がマイナスにならないように、多めにnanacoにチャージをしておきましょう。
チャージをする際にリクルートカードを利用することをお忘れなく!
nanacoにチャージをしたら、チャージをしたnanacoと税金や公共料金の支払いに必要な書類を持って、セブン・イレブンへ行き、支払いを行ってくださいね。
税金や公共料金の支払いは、毎月決まった金額を支払うことが多いですよね。そんな「固定費」の支払いは、賢い方法を利用すればクレジットカードのポイントを貯めることもできるんですよ。
ただし、税金や公共料金を支払っても「nanacoポイント」は加算されません。この章にて紹介した内容は、nanacoにチャージした際に貯まる「リクルートカードのポイント」です。
nanacoで支払い可能な税金・公共料金
念の為、nanacoで支払い可能な税金や公共料金についても紹介しておきましょう。支払い可能なものは、以下の通りです。
- 国民年金
- 国民健康保険
- 住民税
- 所得税
- 消費税
- 自動車税
上述したものは、あくまでも一部です。基本的にクレジットカードで支払いができない税金などは、コンビニや銀行窓口での支払いとなります。
ですので、「クレジットカードで支払えない税金・公共料金」が、nanacoで支払い可能と考えても問題ないでしょう。
nanacoへのチャージはどうやってやるの?
続いて、リクルートカードを利用したnanacoへのチャージ方法を簡単に紹介しますね。
リクルートカードを利用したチャージは、「nanacoの会員ページ」あるいは、「nanacoモバイルアプリ」から行います。
詳細は省きますが、「nanacoの会員ページ」でも「nanacoモバイルアプリ」でも、「クレジットチャージ」の項目があります。
「クレジットチャージ」の画面からチャージ金額を指定し、チャージを行いましょう。なお、あらかじめリクルートカードを登録しておかないと、クレジットチャージは利用できませんよ。
nanacoへのチャージは店頭でもできますが、店頭では「現金」でしかチャージすることができません。
nanacoへの「オートチャージ」はリクルートカードは対象外
前章にてnanacoへのチャージについて紹介しましたが、リクルートカードは、「オートチャージ」の対象外です。
オートチャージは一定金額を下回った時に自動的にチャージをしてくれる機能ですが、オートチャージが可能なクレジットカードは限られており、リクルートカードは含まれていません。
なお、オートチャージが可能なクレジットカードは以下の通りです。
- セブンカード・プラス(一体型・紐付型)
- セブンカード・プラス(ゴールド)
- セブンカード
- セブンカード(ゴールド)
nanacoは年会費無料
なお、今回主に紹介した電子マネーの「nanaco」は、年会費が無料です。(発行時に、発行手数料300円がかかります。)
nanacoカードへの入会は、セブン・イレブンやイトーヨーカドーなどの店頭に設置されている申込書を記入するか、パソコンやスマートフォンなどで事前に申込書を作ってから、店頭に持って行く方法があります。
今まで、現金で支払いをしていたならば、リクルートカードを発行するタイミングでnanacoカードも発行しませんか?
nanacoを利用して普段の買い物をすれば「nanacoポイント」が貯まりますし、チャージ時にリクルートカードを利用すれば、リクルートカードのポイントも貯まりますよ。
リクルートカードがJCBの場合のポイント還元対象の電子マネー
冒頭にて「チャージしてもポイント還元の対象とならない電子マネーもある」と紹介しましたが、リクルートカードの国際ブランドによってもポイント還元対象となる電子マネーの種類に違いがあります。
まずはリクルートカードの国際ブランドが「JCB」の場合に、ポイント還元対象となる電子マネーから紹介していきましょう。
- nanaco
- モバイルSuica
「JCB」の場合には、上述した2つの電子マネーしかチャージ時にポイントが還元されません。
後述する「マスターカード・Visa」の場合よりもポイント還元対象となる電子マネーが少ないので、注意してくださいね。
リクルートカードがJCB以外の場合のポイント還元対象の電子マネー
続いて、リクルートカードの国際ブランドが「JCB」以外となる、「マスターカード」あるいは「Visa」の場合に、ポイント還元の対象となる電子マネーを紹介します。
- nanaco
- モバイルSuica
- 楽天edy
- スマートイコカ
前述した「JCB」の場合よりも、ポイント還元対象となる電子マネーが多いことがわかりますよね。
nanacoをはじめ、電子マネーをよく使う人は、「マスターカード」あるいは「Visa」を発行することをオススメします。
まとめ
リクルートカードは、電子マネーへのチャージでポイントが還元される珍しいクレジットカードです。
「JCB」や「マスターカード / Visa」の国際ブランドによってチャージ可能な電子マネーは異なりますが、電子マネーをよく使う人にとっては、チャージをするだけでポイントが貯まるのは非常にお得ですよね。
特に、今回紹介してきた「nanaco」は、非常におすすめの電子マネーです。
クレジットカードでの支払いができなかった税金や公共料金の支払い時にも利用することができるので、リクルートカードでチャージをして、賢くお得にリクルートカードのポイントを貯められますよ。