実は湯量が豊富だった⁈熊本の1度は行きたい温泉地9選!

熊本は温泉が多くある地域だということを知っていましたか？実は豊富な湯量を誇っており、美肌に効果がある温泉が、熊本にはたくさんあります。

なので、熊本観光をした後に温泉に浸かれば、1日の疲れをリフレッシュで出来ると共に美肌にもなれるので嬉しいですね。

当記事では湧水量が豊富な熊本のオススメな温泉地を9つ、泉質・効能と共に紹介します。

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まるで1つの旅館のような温泉街「黒川温泉」

黒川温泉は、緑に囲まれたのどかな温泉街です。30軒の旅館が集まるこんじまりとした雰囲気であり、まるで温泉街全体が1つの旅館のような趣きです。

黒川温泉を囲むように生い茂る自然は、四季折々の表情を見せてくれます。旅館の灯りに照らされた、情緒溢れる黒川温泉で静かに過ごすのも良いですね。

昭和の薫りが残るノスタルジックな温泉街「杖立温泉」

町のあちこちから立ち上る湯けむりが見える、杖立温泉。98度という高温の源泉が、自噴していることにより湯けむりが立ち上ります。

今なお昭和の薫りが残る当温泉街では、ノスタルジックな雰囲気を感じられます。静かな温泉街のため、ゆっくりと静かな時を過ごすことが出来るでしょう。

泉質の良さから湯治を目的としたお客さんが多く訪れていましたが、最近では美肌効果を望む女性のお客さんも増えてきたそう。効能も期待できる杖立温泉へ、旅の疲れを癒しに、訪れてみてはいかがでしょうか。

阿蘇山の麓に湧く!熊本の「阿蘇温泉」

阿蘇温泉は、阿蘇山の麓に湧く温泉街です。雄大な自然を眺めながら、入浴することが出来るでしょう。

日本国内で5位の源泉数・総湧水量を誇っています。源泉かけ流しを楽しめるだけでなく、様々なお湯に入ることが出来ます。

かつては夏目漱石や与謝野晶子夫妻も訪れたことのある、当温泉街に行ってみてはいかがでしょうか。

レトロな趣きを残す「山鹿温泉」

山鹿温泉（やまがおんせん）は、国の重要文化財でもある芝居小屋「八千代座」をシンボルにする温泉街です。「山鹿千軒たらい無」と言われるほどの、湯量を誇っています。

約370年前に誕生した共同浴場「さくら湯」では、重厚な佇まいを残す木造建築の中で入浴することが可能です。源泉かけ流しの、柔らかな湯を楽しめるでしょう。

1300年の歴史がある古湯!熊本の「玉名温泉」

1300年の歴史がある玉名温泉は、かつて「立願寺温泉」と呼ばれ湯の里として栄えてきました。美人の湯としても有名であり、ツルツルとした湯ざわりが特徴的です。

当温泉街には循環も加熱もしていない、源泉かけ流しで入れる湯が多くあります。また、近くには江戸時代の趣きを残す高瀬地区があるので、観光のあとに玉名温泉に立ち寄るのも良いですね。

熊本市街地から1番近い温泉「菊南温泉」

菊南温泉は、熊本市街地から最も近い温泉地です。熊本城や水前寺成趣園の観光帰りに立ち寄るのも良いですね。

炭酸水素塩泉である当温泉は、柔らかい湯で水分をたっぷりと補給させてくれます。その為、入浴後も保湿効果が期待されており、美人の湯としても名高いんですよ。

女性にオススメ!若返りの湯「人吉温泉」

人吉温泉は、球磨川沿いに分布する温泉地であり、50程の源泉があります。日本三大急流である球磨川では、川下りやラフティングを行うことが出来るので、球磨川で遊んだあとに温泉に入るのもオススメです。

当温泉は飲泉も可能であり、温泉を飲めば「よか男、よか女に大変身できる」と語り継がれています。「若返りの湯」としても人気なんですよ。

なお、美肌効果も期待出来るので、女性には特にオススメな温泉地となっています。

菊池渓谷に湧く!熊本の「菊池温泉」

菊池温泉は、九州一の名勝地である、菊池渓谷に湧き出る温泉地です。肌ざわりが優しく柔らかい源泉であり、「美肌の湯」「化粧の湯」と呼ばれるほど！

飲泉も可能であり、ほんのりと硫黄臭と甘味があります。菊池温泉を飲むことにより、胃腸病や肝臓病に効果があるので飲んでみてはいかがでしょうか。

近くには熊本城を築城した加藤清正作の水路横もあり、散策することも可能です。ホタルの名所としても親しまれているので、辺りが暗くなってから出掛けるのも良いですね。

神のお告げにより発見された温泉!熊本の「日奈久温泉」

日奈久温泉は1409年に発見された温泉であり、約600年の歴史があります。神のお告げにより発見されたと言い伝えられており、刀傷が治ったと言われている当温泉では湯治客が多く足を運んでいます。

湯治を目的とした多くのお客さんが町に集まったことから、村人たちは感謝を示すために神社を建立しました。その時に建てられた神社が「温泉神社」です。

日奈久温泉に行った際には、ぜひ温泉神社に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

熊本の温泉まとめ

熊本には全国的に有名ではないものの、多くの温泉地があります。観光の帰りに温泉で1日の疲れを癒すのに丁度良い！と思っていても、どの温泉街に行けば良いか迷ってしまいますよね。

そんな時は、地域や泉質、効能を目安にして決めると良いですよ。下記の表で各温泉地の地域・泉質・効能をまとめたので参考にしてくださいね。

名前	地域	泉質	効能
黒川温泉	阿蘇郡	単純温泉、炭酸水素塩泉など	疲労回復、慢性婦人病、高血圧症、動脈硬化症
杖立温泉	阿蘇郡	弱食塩泉	リウマチ、慢性皮膚病、健康増進、やけど、冷え性
阿蘇温泉	阿蘇市	硫酸塩泉	動脈硬化症、切り傷、やけど、貧血、慢性婦人病
山鹿温泉	山鹿市	単純温泉	神経痛、リウマチ、筋肉痛、腰痛
玉名温泉	玉名市	単純温泉	神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき
菊南温泉	熊本市	炭酸水素塩泉	リウマチ、糖尿病、健康増進、冷え性、胃腸病
人吉温泉	人吉市	単純温泉	リウマチ、筋肉痛、関節痛、慢性皮膚病、慢性婦人病
菊池温泉	菊池市	単純温泉	疲労回復、健康増進、リウマチ、神経痛、関節痛
日奈久温泉	矢代市	単純温泉	関節痛、神経痛、リウマチ、冷え性