今回紹介する『白井屋ホテル』は、「前橋のまちなかを活性化したい」という想いから生まれたアートホテル。
日本を代表する建築家・藤本壮介氏がデザインし、外観から内観までアートに溢れたホテルなんです!普通のステイに飽きがちな方は、唯一無二のアート空間で感性を刺激してみてはいかがでしょうか?
この記事では、白井屋ホテルの魅力をたっぷり紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
(トップ画像出典:https://www.ikyu.com/00002840/)
アートと食文化の発信の場『白井屋ホテル』
白井屋ホテルは、群馬県前橋市にオープンしたアートホテル。建築家・藤本壮介氏が建築・内装設計を担当し、“新しい都市空間”をイメージして造られたホテルなんですよ。
白井屋ホテルの大きな特徴は、旧白井屋を大胆にリノベーションした「ヘリテージタワー」と、旧河川の土手を模した「グリーンタワー」の2棟に客室が分かれていること。
写真は新築された「グリーンタワー」ですが、一見ホテルとは思えないユニークなデザインですよね!
至る所に芸術作品の数々が配されていて、まるで“泊まれる美術館”とも言えるような独特な雰囲気!
どこを切り取っても絵になるので、自然と想像力も刺激されちゃいますよ♪
旧白井屋をリノベーションした「ヘリテージタワー」の客室
白井屋ホテルでは、全25室・計10タイプの客室を用意。ユニークな客室が多いので、まずは「ヘリテージタワー」の客室から紹介しますね!
写真のスタイリッシュな客室は、ヘリテージタワーで最も小さな「スーペリアルーム」。
1番小さいながらも32㎡の広さがあるので、快適なホテルステイを楽しめますよ。
ヘリテージタワーの客室は、荒々しいコンクリートの天井など「旧白井屋」の面影を残しているのも特徴の1つ。(写真は「デラックスルーム」)
シックな雰囲気やインダストリアル系が好きな方は、ヘリテージタワーへの宿泊がおすすめですね!
モダンかつミニマルな「グリーンタワー」の客室
続いては、新築された「グリーンタワー」の客室について紹介しますね!
写真のミニマルな客室は、グリーンタワーで最も小さな「スーペリアルーム」。
客室の広さは24㎡で、白を基調としたアースカラーでまとめているのも特徴です。
グリーンタワーの客室は、全室バルコニー付で自然を身近に感じられるのが魅力的なポイント。(写真は「デラックスルーム」)
カジュアルにアートホテルを楽しみたい方は、グリーンタワーへの宿泊がおすすめですね!
特別なホテルステイを楽しむならスペシャルルームもおすすめ!
ここまでスタンダードな客室を紹介しましたが、「ヘリテージタワー」には有名なデザイナーとコラボした「スペシャルルーム」が4室用意されています。
こちらの幻想的な客室は、“イタリア建築界の巨匠”と呼ばれるミケーレ・デ・ルッキが手掛けた世界に1つだけのスペシャルルーム。
「板葺き(いたぶき)」という伝統的なテクニックを活用し、約3,000枚の木片が使われているんですよ。
こちらの斬新な客室は、国際的に活躍するアルゼンチン出身のアーティスト、レアンドロ・エルリッヒが初めて手掛けた客室。
縦横無尽に走る「水道管」が印象的で、忘れることのないような特別な時間を演出してくれますよ。
このようにユニークな客室を備えているので、自分好みの空間でホテルステイを楽しみましょう!
白井屋ホテルの設備・アメニティーは?
初めて泊まるホテルとなると、設備やアメニティーも気になりますよね。
公式サイトを見てみると、共通の設備やアメニティーについて以下のように記載されています。
- バスタブ・ハンド/レインシャワー
- 洗面
- トイレ
- ヘアドライヤー
- バスローブ
- バスアメニティー
- ミニバー(無料のミネラルウォーターなど)
- 電気ケトル
- セーフティーボックス
- タブレット電話
- Bluethoothスピーカー
- パジャマ
- スリッパ
- テレビ(スペシャルルームには記載無し)
必要なアイテムは一通り揃っていますが、女性の方は「基礎化粧品」が置いてあるか確認しておくとより安心ですね。
また、1日2組のみ利用できる本格的な「フィンランドサウナ」や、保湿効果が高い「ミストサウナ」も完備。(1組5,000円・完全予約制)
心身共にスッキリしたい方は、サウナの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
一息つきたいときはおしゃれなオールデイダイニングへ!
ヘリテージタワーの1階には、緑が溢れるオールデイダイニング「the LOUNGE」を用意。
スペシャルルームも手掛けたレアンドロ・エルリッヒの「ライティング・パイプ」が、よりアートな空間を演出しています。
「the LOUNGE」では、「ビーフカレー」や「サンドイッチ」といった馴染みのある料理や、インパクトが抜群な大きな「エビフライ」など驚きあるメニューも用意していますよ。
また、女性に人気の「パンケーキ」もあり、オーストラリアで有名な「SINGLE O」の豆を採用したコーヒーなども用意しています。
多彩なメニューを揃えているので、一息つきたくなったらぜひ利用してみてくださいね!
群馬の食文化を体感!オープンカウンター席のみのレストラン
せっかく地方に泊まるなら、地元の食文化も楽しみたいですよね!こちらはオープンカウンター席のみのメインダイニング「the RESTAURANT」。
このダイニングでは、群馬の食文化を生かした“グローカル・キュジーヌ”を、その日の料理に合わせたドリンクペアリングと一緒に楽しめますよ。
「the RESTAURANT」は、「ミシュランガイド東京」で2つ星を獲得したフレンチレストラン「フロリレージュ」の川手寛康シェフが監修。
ディナーには生産者を訪ねて吟味した群馬食材も使っていて、8品のおまかせコースで楽しめますよ。
ここの料理は、地元群馬出身のシェフが独創的な解釈で、地域の食文化や原風景を表現しているのがポイント!
空間デザインにシェフの技、視覚でも楽しめるコース料理と、随所から“芸術”を感じられる素敵なダイニングですよ♪
白井屋ホテルの宿泊料金はどれくらい?
公式サイトを見てみると、ヘリテージタワーの「スーペリアルーム」で1人当たり25,618円〜、グリーンタワーの「スーペリアルーム」で21,538円〜となっています。
また、スペシャルルームで最も安価な「藤本壮介ルーム」は33,638円〜。(上記は朝食付・2名1室利用時・2021年2月時点の宿泊料金)
客室タイプによって料金の幅があるので、予約するときは1度見比べてみてくださいね!
白井屋ホテルの基本情報とアクセス
最後に、白井屋ホテルの基本情報とアクセスについて紹介します。
- 住所:群馬県前橋市本町2-2-15
- 電話番号:027-231-4618
- チェックイン/チェックアウト:15:00/11:00
- 公式サイト:白井屋ホテル
- JR両毛線「前橋駅」より徒歩約15分・タクシーで約5分
- 関越自動車道「前橋IC」より約15分
- アクセスの詳細:白井屋ホテル
アートや群馬の魅力を発信する『白井屋ホテル』のまとめ
今回は、群馬県前橋市にオープンした『白井屋ホテル』を紹介しました。外観から客室まで独創的なホテルでしたね!
白井屋ホテルは、美術館のような空間であり、前橋のコミュニティースペースでもあるアートホテル。
感性を揺さぶられながら地域の魅力にも触れられるので、より刺激的なホテルステイを楽しめますよ♪
どこを切り取ってもアートに溢れているので、群馬のおしゃれなホテルを探している方は、ぜひ宿泊してみてはいかがでしょうか?