神奈川県南足柄市にある「最乗寺」。天狗伝説が残るお寺であり、パワースポットが8つもあります。
さらに、色濃く残った自然が境内にはあるので、日頃の疲れを癒すことができるでしょう。
この記事では、実際に最乗寺へ行ったことのある筆者が、おすすめポイントを中心に紹介しています。神奈川県西部に行く予定のある方、リフレッシュしたい方はぜひ最後まで読んでくださいね。
天狗伝説の残るお寺【最乗寺】
最乗寺と天狗の関係は、開山のころからです。道了尊者は師匠が最乗寺を建立すると聞き、天狗の姿になって建設を手伝ったと言われています。そこから、天狗伝説が始まりました。
天狗と深い関係があるこのお寺では、天狗の履き物である”高下駄”が奉納されています。大きさは様々であり、1番大きいものだと高さ1m以上、重さ3.8トンもあるそうです!
どれほど大きいのか、あなた自身の目で確かめてみてくださいね!
森林浴をしながら最乗寺を巡ろう!
私が訪れたのはGW中の5月4日。まだ春でありながら、日差しが強い日でした。
しかし、最乗寺は多くの木々が植えられているので、日差しを遮ってくれます。普通なら歩いていると暑くなってきますが、木漏れ日の下を歩くので気持ちが良いです。
新鮮な空気と心地よい風の中、歩くことができます。また、GW中でありながら人は多くないので、快適に歩けました。
敷地内には小川も流れているので、水のせせらぎに耳を傾けながら歩みを進めます。
少し覗いてみると、いくつか小銭が投げ込まれていました。
最乗寺には8つのパワースポットがある
最乗寺にはパワースポットであり、ご利益をいただきエネルギーを感じる場所や建物が8つあります。
たとえば、御共橋を渡り結界門をくぐれば、心身を清めてくれるようですよ。そのほかにも、妙覚宝殿内にある下駄を潜ると、ご利益があると言われています。
- 本堂
- 清心の滝
- 結界門
- 妙覚宝殿
- 奥の院
- 三面殿
- 慧春尼堂
- 座禅石
最乗寺は季節ごとに風景を楽しめる
最乗寺は春になるとしだれ桜や藤、夏になるとあじさい、秋になると紅葉、冬になると雪景色を楽しめます。
季節によって魅せる姿が変わっていくので、時期を変えて何度か訪れるのも楽しいですよ。雰囲気がガラっと変わりますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
年末年始には除夜の鐘や祈祷も行われているので、この時期に行くのも良いでしょう。
最乗寺の基本情報
最乗寺までは、電車とバスを利用して行きます。まず小田原駅から大雄山線に乗り、21分かけて大雄山駅まで行きます。そのあとは、駅から最寄りの道了尊バス停まで10分です。
車を利用して行く場合は、住所をカーナビに登録して行くと良いでしょう。無料の駐車場は全部で250台分あります。
- 住所:神奈川県南足柄市大雄町1157
- 電話番号:0465-74-3121
最乗寺まとめ
最乗寺は、神奈川県南足柄市にあるお寺です。境内は木々に囲まれており、歩いているだけでもリフレッシュできてしまいますよ。
「少し疲れたな…」という方は、最乗寺の自然に囲まれて日々の疲れを癒してはいかがでしょうか?
ローカル線である大雄山線を使用することもあり、アクセスは少々不便ですが、その分人が少ないのでゆっくりと過ごすことができます。
小田原駅で乗り換えを行うので、ついでに小田原観光をするのもおすすめですよ。