この記事は、「知床(しれとこ)ってどんな観光地があるのか知りたい」「知床へ観光旅行に行きたい」という人向けの記事です。
知床は、世界自然遺産に登録され、国内のみならず海外からも注目を集めています。素敵な場所がとても多いので、旅行をする際にはどこに行こうか迷ってしまいますよね。
そこで、知床のおすすめの観光地を8つ紹介します。是非最後まで読んでください!
北海道の知床はどんなところ?
知床(知床半島)は、北海道の東部に位置し、2015年7月17日にユネスコの「世界自然遺産」に登録されました。
自然遺産の対象は、知床半島だけでなくその沿岸の海洋も含まれており、日本で初めての海洋を含んだ自然遺産になりました。
雄大な自然と独特な生態系を保持しており、珍しい植物やクジラなどを見ることができます。ただし、ヒグマの生息地でもあるので注意しましょう。
また、道路は一本道が長距離に渡り続いているので、ライダーにも人気の観光地です。
知床観光の入口 知床自然センター
「知床についてもっと知りたい!」「ヒグマに出会ったらどうしよう…」「観光地への行き方が分からない」など、様々な疑問を解決してくれるのが、「知床自然センター」です。
知床自然センターでは、ビジター向けに自然情報や遊歩道情報を提供しているほか、ヒグマに出会った時の対処法のレクチャーや、知床につての映画を上映しています。
その外にも、長靴や双眼鏡のレンタルや、カフェコーナー、オリジナルグッツ販売なども行っています。
- 住所 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩宇別531番地
- 電話番号 0152-24-2114
- 営業時間 8:00~17:30(4/20~10/20)、9:00~16:00(10/21~4/19)
※年末年始は休館 - 駐車場 あり (182台/無料)
- 公式ホームページ 知床自然センター
知床のおすすめな観光地① オシンコシンの滝
「オシンコシンの滝」は、「日本の滝100選」にも選ばれる有名な滝です。流れが途中から二つに分かれていることから、「双美の滝」とも呼ばれています。
滝の中ほどまで近づける階段があり、間近でその迫力を体感することができます。真冬には、滝がライトアップされて、とても神秘的な光景を見られるでしょう。
滝の上には、展望台があり、オホーツク海や知床連山を遠望することができます。
ちなみに、「オシンコシン」とは、アイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」という意味の「オ・シュンク・ウシ」から転じた言葉です。
- 所在地 〒099-4354 北海道斜里郡斜里町ウトロ西
- 電話番号 0152-22-212 (お問い合わせ先:知床斜里町観光協会)
- 駐車場 あり (乗用車35台、バス35台/無料)
- 公式ホームページ オシンコシンの滝
知床のおすすめな観光地② カムイワッカ湯の滝
「カムイワッカ湯の滝」は、流れる温泉とも呼ばれており、活火山である知床硫黄山の中腹から湧き出る温泉が滝として流れています。
夏場は約30度の温泉が流れ、水着を着て入浴する人や、水遊びをしている人が沢山います。
温泉の川をたどって途中まで上流へ歩いていくことができます。しかし、岩場はとても滑りやすいので、サンダルを準備し、注意して上りましょう。
カムイワッカという名前の由来は、アイヌ語のカムイ(神)・ワッカ(水の意)です。強い硫黄成分を含んでいるため、魚などの生物が生息できない、「魔の水」という解釈がされています。
- 所在地 〒099-4100 北海道 斜里郡斜里町 遠音別村
- 電話番号 0152-22-212 (お問い合わせ先:知床斜里町観光協会)
- 利用期間 毎年6月初旬~11月初旬頃まで(予定)
- 駐車場 あり(20台/無料)
- 公式ホームページ カムイワッカ湯の滝
知床のおすすめな観光地③ 夕陽台
「夕陽台」は名前の通り、夕陽の名所として有名な場所です。若い旅行者やカップルにとても人気な観光地です。
春から秋にかけては、沈む夕日が海面に写り、冬は流氷で白く覆われた海面が黄金色に輝く様子を見ることができます。
知床には、綺麗な夕陽が見えるところが沢山ありますが、ここの夕陽は格別です。インスタ映えにも最適な場所です。
- 所在地 〒099-4351 北海道 斜里郡斜里町 ウトロ香川
- 電話番号 0152-22-212 (お問い合わせ先:知床斜里町観光協会)
- 利用期間 4月下旬~12月上旬(無雪期)
- 駐車場 あり(無料)
- 公式ホームページ 夕陽台
知床のおすすめな観光地④ 羅臼岳/羅臼湖
羅臼岳(らうすだけ)は、別名「知床富士(しれとこふじ)」と呼ばれています。標高1661mで、知床で一番愛されている山と言っても過言ではありません。
山開きは、通常7月の第一日曜日からで、貴重な高山植物を見ることができます。
羅臼湖(らうすこ)は、羅臼岳のふもとにある湖です。50年前までは人が近づくことはなかったので、「幻の湖」と呼ばれています。天気のいい日には、羅臼湖の水面に反転した羅臼岳が写ることがありますよ。
羅臼岳・羅臼湖の周辺には、ヒグマが出没します。登山などをする際には十分注意し、初心者はガイドやツアーを利用しましょう。
- 所在地 北海道目梨羅臼町・斜里郡斜里町
- 電話番号 0152-22-212 (お問い合わせ先:知床斜里町観光協会)
- 利用期間 7月第一日曜日~9月中旬
- 駐車場 あり(無料)
- 公式ホームページ なし
知床のおすすめな観光地⑤ ホエールウォッチング
知床の海では、たまにクジラが泳いでいる姿を見ることができます。高確率で見ることができるのは、船でクジラがよく訪れるスポットまで行く「ホエールウォッチング」です。
クジラだけでなく、春にはシャチを見ることができるかもしれません。目の前に大型の生き物が現れた時の迫力と感動は、言葉にできないほどです。
ホエールウォッチングは、色々な企業がツアーを出しているので、旅行に行く時期や値段と相談しながら調べてみてください!
知床のおすすめな観光地⑥ 神の子池
摩周湖(ましゅうこ)の近くの森の中にこぢんまりとあるパワースポットが「神の子池」です。
周囲220m、水深5mととても小さな湖ですが、エネラルド色に光る水がとても美しく、有名な観光地の一つです。
名前の由来は、摩周湖はアイヌ語で「カムイト(=神の湖)」と呼ばれており、神の子池はカムイトの伏流水からできているという言い伝えから来ているそうです。
- 所在地 〒099-4526 北海道斜里郡清里町字清泉
- 電話番号 0152-25-4111 (お問い合わせ先:きよさと観光協会)
- 利用期間 6月上旬~10月下旬
- 駐車場 あり(無料)
- 公式ホームページ 神の小池
知床のおすすめな観光地⑦ 道の駅 うとろ・シリエトク
「現地の美味しい料理を気軽に食べたい」「お土産を買いたい」という時には、是非「道の駅 うとろ・シリエトク」がおすすめです。
「知床の玄関口」とも呼ばれるこちらは、知床で採れた新鮮な海鮮や、知床のお土産が沢山並んでいます。
知床の自然を学べるコーナーや、おすすめの観光地の紹介も行っています。
- 住所 斜里郡斜里町ウトロ西186番地8
- 電話番号 0152-22-5000
- 営業時間 8:30~18:30(5月~10月)、9:00~17:00(11月~4月)
- 駐車場 あり(無料)
- 公式ホームページ 道の駅 うとろ・シリエトク
まとめ
北海道知床のおすすめの観光地を8つ紹介させていただきました。
- 知床自然センター
- オシンコシンの滝
- カムイワッカ湯の滝
- 夕陽台
- 羅臼岳/羅臼湖
- ホエールウォッチング
- 神の子池
- 道の駅 うとろ・シリエトク
行ってみたい場所は見つかりましたか?少しでも知床旅行の参考になれば幸いです。
知床は、雄大な自然と貴重な動物や植物が生息する地域です。多少の危険もあり、それらを守るマナーもあります。知床のことをしっかりと調べて、楽しい旅行にしましょう。
北海道全体の観光地を知りたい方は、以下の記事を参考にしてくださいね!