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ローマ観光における9つの注意点!マナーや治安、文化の違いについて紹介!

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日本でも人気のあるローマですが、観光するにあたりいくつかの注意点があります。ローマ観光を計画しているあなたは、日本との「マナー」や「文化」の違いが気になっているのではないでしょうか。

この記事では、ローマを観光する上で特に注意するべきことを9つ紹介します。どれもローマ観光において大切なことばかりなので、是非最後までご覧下さい。

(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/アーキテクチャ-旅行-市-歴史-4529605/)

ローマ観光での注意点①挨拶

出典:https://pixabay.com/ja/photos/ローマ法王-francis-1248270/

ローマに限ったことではありませんが、イタリアでは、人に会う時やお店に入店する時は必ず挨拶をします。

入店時だけでなく、お店を出る時も「Grazie(ありがとう)」と伝えることが大切です。大抵の場面は挨拶から始まるので、イタリア語が話せなくても、最低限の挨拶は覚えておきたいですね。

基本の挨拶
  • おはよう/こんにちは:Buon giorno(ボンジョルノ)
  • こんばんは: Buona sera(ボナセーラ)
  • こんにちは/さようなら:Ciao(チャオ)
  • ありがとう:Grazie(グラッツェ)
  • どういたしまして:Prego(プレーゴ)
  • さようなら:Arrivederci(アリヴェデールチ)
  • すみません(呼び掛け):Scusi(スクージ)
  • ごめんなさい:Mi dispiace(ミ・ディスピアーチェ)

日本人でも馴染みのある「Ciao」は、親しい人に対して使うのが一般的です。少しくだけた表現なので、初対面の相手や公の場などでは「Buon giorno(ボンジョルノ)」を使用した方が良いでしょう。

ローマ観光での注意点②食事のマナー

出典:https://pixabay.com/ja/photos/ピザ-ベジタリアンのピザ-チーズ-1150031/

ローマ観光の楽しみの1つが食事であり、日本でも人気のある「パスタ」や「ピザ」など、ローマには美味しいグルメが沢山あります。

日本とイタリアでは、食事のマナーが異なるので、以下のことに注意をしながら食事を楽しみましょう。

食事のマナー
  • パスタはフォークのみを使用して食べる
  • パスタなどを食べる際は音を立てない(すすらない)
  • お皿を持って食事をしない
  • パンは直接かじらない(一口サイズにちぎる)
  • 食べ掛けのパンはテーブルクロスの上に置く(取皿がある場合もある)

上記は食事のマナーの一部であり、日本人にとって不慣れなマナーでもあります。ローマ観光を機に、イタリアの食事マナーについて勉強してみるのも良さそうですね。

日本人も大好きな「ピザ」を食べる時は、ナイフとフォークを使って食べることが多いです。カジュアルな店であれば、手づかみで食べることができるので、迷った時は周りの状況を確認してみましょう。

ローマ観光での注意点③チップ

出典:https://pixabay.com/ja/photos/ユーロ-紙幣-コイン-1159935/

ローマへの旅行となると、チップ事情が気になりますよね。結論を言うと、イタリアにおいてチップを渡すのは義務ではありません。

但し、イタリアではチップの文化・習慣が根付いており、良いサービスを受けた時や頼みごとをした時はチップを渡すのが一般的となっています。

チップの目安は、1〜5ユーロ(約120〜600円)と考えておくと良いでしょう。チップとは、サービスを利用した側の気持ちで渡すものなので、サービスの質や自分の気持ちで判断しても問題ありません。

レストランでは、サービス料として金額が加算されていることが多いので、基本的にチップを支払う必要はありません。もし、質の良いサービスを受けた場合は、端数を切り上げて支払うことも可能です。

ローマ観光での注意点④商業施設の営業時間

出典:https://pixabay.com/ja/photos/パスタ-ローマ-市場-イタリア-326865/

ローマ観光でショッピングを楽しみにしている方も多いと思いますが、日本とは商業施設の営業時間が異なるので、観光する際は注意が必要です。

店舗によっても異なりますが、ローマの商業施設の営業時間は以下のような特徴があります。

商業施設の営業時間
  • 19時辺りで閉店する店が多い
  • 日曜・祝祭日に休業する店が多い
  • 昼休みを行う店がある(約2〜3時間)
  • 夏期・冬期には長期休暇をとる店がある

ローマには個人経営の店も多く、夏期・冬期になるとバカンスへ出掛けてしまい、休業する店もあります。また、イタリアでは「シエスタ」と言う習慣があり、昼休みをとる店も多いです。

近年のイタリアでは、ブランド店やデパートなど、昼休みなし・日曜営業という店も増えてきています。もし、ショッピングを計画している方は、事前に営業時間を確認しておくと良いでしょう。

ローマ観光での注意点⑤有料トイレ

出典:https://pixabay.com/ja/photos/壁-レンガ-コンクリート-3087292/

日本では、至る所にトイレが整備されており、コンビニやスーパーなどでも無料で借りることができます。

しかし、ローマのトイレ事情は日本と異なり、気軽に借りられるトイレが非常に少ないです。また、大抵のトイレが有料となるのも日本との大きな違いです。

主にトイレがある場所
  • バール
  • 観光地の公衆トイレ
  • デパート

バールとは、コーヒーや軽食がとれるカフェのような店です。バールのトイレを利用する際は、コーヒーを1杯注文したり、食べ物を注文したりするのがマナーとなります。

有料トイレの相場は、0.5〜1ユーロ(約60〜120円)です。無料で利用できるトイレもありますが、有料トイレの数が多いので、常に小銭を持ち歩くようにしましょう。

また、日本のトイレのように綺麗とは言い難く、トイレットペーパーがない場合もあります。

トイレを利用する際は、「ウェットティッシュ」や「ポケットティッシュ」、荷物を吊り下げる「S字フック」を携行しておくと安心です。

ローマ中心部にある「三越」には、無料のトイレが設置されています。

緊急時の場合であれば、ホテルのロビーにお願いするのも1つの手段です。

ローマ観光での注意点⑥チケットへの打刻

出典:https://pixabay.com/ja/photos/ローマ-マイクロバス-輸送-1513368/

ローマを観光するにあたり、交通機関を利用する方も多いと思います。ローマの主な移動手段としては、「地下鉄」「バス」「トラム」の3つがあり、これらの移動手段は共通チケットで利用することができます。

交通機関を利用する上で注意したいのがチケットへの「打刻」です。地下鉄は改札が設置されているので問題ないですが、バス・トラムを利用する際は、専用の「打刻機」にチケットを通す必要があります。

打刻機は、バス・トラムの車内に設置されているので、乗車時に打刻するのを忘れないよう気を付けましょう。(既に打刻・刻印されているチケットであれば、打刻機に通す必要はありません。)

打刻をしていなかったり、チケットを持っていなかったりした場合は、罰金を課せられるので注意が必要です。

ローマ観光での注意点⑦タクシー

出典:https://pixabay.com/ja/photos/タクシー-自動-ローマ-道路-1184799/

観光客も利用することが多いタクシーですが、不当な請求をしてくるぼったくりタクシーもあるので注意が必要です。

ローマでは、タクシー乗り場から乗車するのが一般的であり、流しのタクシーは「白タク」(営業許可を得ていないタクシー)であることが多いです。

また、客引きを行っているタクシーも「白タク」なので、必ず正規タクシーを利用しましょう。正規タクシーの特徴は、以下の通りです。

正規タクシーの特徴
  • 車体が「白色」
  • ドアに「ローマ市の市章」「タクシー番号」を掲示
  • 車体の屋根に「TAXI」のサイン

ローマのタクシーはメーター制となっているので、必ずメーターが正常に作動しているか確認しましょう。

タクシー乗り場は、主要な駅や観光地に設置されていますが、目的地に必ずあるとは限りません。海外ではお馴染みの移動手段である配車アプリ「Uber」などの利用もおすすめです。

上記の章で「チップ」について紹介しましたが、タクシーにおいてもチップを払う義務はありません。チップを支払いたい場合、料金を多めに支払ったり、おつりの端数を切り上げたりすると良いでしょう。

ローマ観光での注意点⑧窃盗犯罪

出典:https://pixabay.com/ja/photos/バックパック-iphone-1149544/

ローマ観光で最も注意しておきたいのが窃盗犯罪です。中でも「スリ」が多発しており、観光客が最も被害に遭いやすい犯罪となります。

観光スポットや地下鉄など、人が密集する場所での犯行が多く見られます。どこで狙われているのか分からないので、観光中も荷物に気を配ることが必要です。

犯行手口も巧妙であり、会話や体の接触で気を逸らされているうちに、貴重品を盗まれる場合があります。グループや子供による犯行も多発しているので、周囲にも目を配ることが大切です。

また、「置き引き」「ひったくり」の被害も報告されています。所持品は目が届く所・手が届く位置で管理し、観光中は車道側で荷物を持たないように心掛けましょう。

イタリアでは、14歳以下の子供を放置してはいけない法律が定められています。地下鉄などで同伴者がいない子供の集団を見掛けた場合、スリの被害に遭わないよう警戒しておきましょう。

ローマ観光での注意点⑨物乞い


ローマを観光する上で覚えておきたいのが「ジプシー」の存在です。ジプシーとは、ヨーロッパで生活する少数民族や移動型民族を指す民族名です。

近年の日本では、「ジプシー」という言葉自体が差別用語・放送禁止用語とされており、「ロマ」という言葉に置き換えられる傾向があります。イタリアでは、ジプシーのことを「ジンガリ」と呼んでいます。

このジプシーと呼ばれる人たちは、教会やスーパーの前など、至る所で物乞いを行っています。特に電車や地下鉄の券売機付近では、必ずと言うほどジプシーがおり、券売機の使い方を説明をしつつ物乞いをしてきます。

何か危害を加えてくる訳ではありませんが、安易な気持ちで関わらない方が無難でしょう。

ジプシーはインド系の移民が多く、特徴としては「ロングスカート」や「スカーフ」を巻いてる人が多く見られます。普通の格好をしている人も多いので、判断しにくい場合もあります。

ローマの注意まとめ

今回は、ローマ観光で特に注意するべきことを9つ紹介しました。日本とローマでは、文化・マナーなど異なることが多いので、観光中も戸惑うことが多いでしょう。

本記事で紹介したことは、ローマ観光において大切なことばかりです。特に「イタリア語」やイタリアにおける「食事のマナー」は携わる機会が少ないので、ローマ観光を機に勉強してみるのも良さそうですね。

また、ローマではスリが多発しているので、被害に遭わないよう注意しましょう。今回紹介したことを踏まえた上で、ローマでの楽しい時間をお過ごしください。

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ゆうと
SEOライター歴4年。金融、インテリア、格安SIMなど複数メディアにてGoogle検索上位を獲得。 無類のバスケ好きで幼い頃からNBA(特にレイカーズ)の大ファン。 現在は漫画・アニメ鑑賞にどハマり中。