台北を旅行するにあたって絶対に外せないのがそう!「グルメ」ですよね。台北には、日本では中々お目にかかれないような美味しいグルメがたくさんあるのです。
というわけで今回は、台北で絶品と言われているグルメを7つご紹介していきます。ご飯ものからスイーツまで幅広いラインナップですよ。
とりあえず台北ではこの7つだけ食べておけば安心です。ぜひ最後までお読みくださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3245601?title=%E5%8F%B0%E6%B9%BE-%E5%8F%B0%E5%8C%97%EF%BC%88%E8%90%AC%E8%8F%AF_%E5%8D%97%E6%A9%9F%E5%A0%B4%E5%A4%9C%E5%B8%82%EF%BC%89)
台湾の物価と外食費について
台湾の通貨は色々な呼び方がありますが、この記事では元で統一します。(中国の通貨の元とは全く別物です)2020年4月現在、1元=3.56円です。
他にも、NT$(ニュー台湾ドル)、TWDと表記されることもありますが、すべて元と同じ意味なので安心してください。
物価は日本よりも基本的に安いですが、外資のチェーン店であるマクドナルドやスターバックスの商品価格は日本とほぼ変わらないので、台湾ならではの食事を楽しんだ方が安上がりです。
また、台湾では自炊をする習慣があまりないため、外食文化が発達しています。それゆえお手頃価格で食事を提供しているお店がたくさんあるのです。
例えば肉まんなら1つ10元(約35円)からありますし、地元の飲食店の定食だと100元~200元(約360円~720円)程度の価格です。大衆食堂で食べる分には日本よりかなり安く食べられるでしょう。
では次からはいよいよ台北の絶品グルメを7つご紹介していきます。ローカルな飲食店中心なので、現地の人と同じものを食べたい!という人には特におすすめですよ。
台北の絶品グルメ① 超有名なローカル飯。豚肉好きにおすすめ
まず最初にご紹介するのが、金峰魯肉飯 (ジンフォンルーロウファン)のルーロウファンです。いつも地元の人で賑わっている老舗店で、ローカルな雰囲気を肌で感じることができます。
ルーロウファンとは豚肉のそぼろご飯のことです。大中小のサイズがありますが、他のおかずも食べたい場合は小がおすすめです。タレと豚肉がマッチしてコク深いですが、不思議としつこさを感じさせない味です。
またルーロウファンは肉の量がそんなに多くないので、ルーロウファン単品だと物足りなく感じる人もいるかもしれません。その場合はホンロウという豚のバラ肉煮込みを頼むといいでしょう。
トロトロに煮込まれたバラ肉が絶品で、ルーロウファンと食べても飽きることなく、美味しく食べることができます。豚肉好きにはたまらないですよ。
- 住所…台北市中正區羅斯福路一段10號
- 電話番号…+886-2-2396-0808
- 営業時間…8:00-翌1:00(第2、3日曜は20:30まで)
- 定休日…無休(年末年始、清明節、端午節、雙十節の場合は定休)
- 予算…ルーロウファン(中)は40元(約140円)、ホンロウは50元(約180円)
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2020年の清明節は4月4日、端午節は6月25日、雙十節10月10日となっています。
台北の絶品グルメ② 肉汁溢れる!夜市の大人気グルメ
2つ目にご紹介するのが台北二大夜市の1つ、饒河街(ラオフージエ)観光夜市にある福州世祖胡椒餅(フーゾウシーズーフージャオビン)の胡椒餅です。饒河街観光夜市では必ず食べておきたいイチオシグルメです。
胡椒餅とは豚肉とネギ、コショウを混ぜた餡を、モチモチとしたパイのような生地で包んだもので、ルーツは中国の福建省福州市の郷土料理からきています。店では常に焼き立てを食べることができますよ。
中には肉汁たっぷりのお肉が詰まっており、胡椒のおかげでパンチがある味に仕上がっています。一度食べたらやみつきになっちゃいますよ。外はパリッと中はもっちりなので結構お腹が膨れます。
夜にお店へ行くと、テイクアウトの店なのにたくさんの人が並んでいます。並びたくない方は開店直後の17時に行くといいでしょう。
- 住所…台北市松山區饒河街249號
- 電話番号…+886-8869-5812-6223
- 営業時間…17:00-24:00
- 定休日…年中無休
- 予算…胡椒餅は1個50元(約180円)
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台北の絶品グルメ③ 牛肉ごろごろ!地元民のソウルフード
3つ目にご紹介するのが老王記牛肉麵(ラオワンジニューロウメン)の牛肉麺です。この店は50年以上の歴史があり、地元にも多くのファンを抱えています。
牛肉麺は屋台でも高級料理店でも食べることのできる、台湾人のソウルフードです。老王記牛肉麵の牛肉麺は2種類あり、紅燒(こってり味)と清燉(あっさり味)があります。
こってり味はちょっとピリ辛で醤油ベースの味、あっさり味の方は油っぽくなく辛くもない、優しい味付けです。
スープの中にはホロホロの牛肉がこれでもか!っていうほど入っており、麺はうどんとラーメンの中間のような感じでモチモチしています。お肉大好き!ラーメン大好き!な人にまさにおすすめの1品です。
- 住所…台北市桃源街15號
- 電話番号…+886-2-2361-6496
- 営業時間…11:00-14:30、17:00-19:30
- 定休日…不定休
- 予算…牛肉麺は180元(約640円)
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台湾の絶品グルメ④ 台北の朝ごはんは優しいお味
4つ目にご紹介するのが阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)のシェンドウジャンとヨウティアオです。シェンドウジャンは熱々の豆乳に浸ったおぼろ豆腐のようなもので、ヨウティアオという揚げパンを浸して食べます。
シェンドウジャンのふわふわの食感は、調味料のお酢や塩分が作用して凝固したものです。他にも干しエビやザーサイ、ネギが入っており、最後ににパクチーとヨウティアオを加えます。
パクチーがダメな方は注文の際に店員さんに伝えましょう。「不要香菜(プーヤオシャンツァイ)」と言えば伝わります。
シェンドウジャンのまろやかで優しい味のとりこになってしまう日本人は数知れず。最近になって日本人のお客さんが多くなってきたためか、日本語のメニューまで置いてあります。
朝は5時半から開店ですが、その時間はすでに行列ができている可能性高いです。比較的待ち時間が短い時間帯に行きたいのなら平日の10時半以降がいいでしょう。
- 住所…台北市忠孝東路一段108号2F-28
- 電話番号…+886-2-2392-2175
- 営業時間…5:30-12:30くらい(無くなり次第終了)
- 定休日…月曜日
- 予算…シェンドウジャンとヨウティアオで30元(約100円)
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台北の絶品グルメ⑤ 夏でも冬でも食べたい鍋料理!
5つ目にご紹介するのが鼎王麻辣鍋(ディンワンマーラーグオ)の火鍋です。夏でも冬でも、台湾人が無性に食べたくなるのが火鍋だそうです。
この店のおすすめ火鍋は、2種類の火鍋を半分ずつ楽しめる「鴛鴦鍋(ユアンヤンフオグオ)」です。ピリ辛のマーラーグオと白菜の漬物と豚肉がベースの、辛くない鍋(サンツァイバイロウグオ)が楽しめちゃいます。
追加で肉類、海鮮、サツマイモ団子などをトッピングすることでさらに美味しさが倍増します。しかも鍋を頼むと、ご飯と漬物はなんと食べ放題で、スープの追加も無料です。
値段は今回紹介するグルメの中で1番高いですが、量が多いので非常に満足感を得ることができますよ。しかも残ってしまったら鍋の中身をスープ専用の袋にいれてそのまま持ち帰れるのも台湾ならではです。
- 住所…台北市光復北路89号
- 電話番号…+886-2-2742-1199
- 営業時間…11:30-翌4:00
- 定休日…年中無休
- 予算…1人約1,000元を目安に(約3,500円)
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台湾の絶品グルメ⑥ フレッシュなマンゴーを食べ尽くそう
6つ目にご紹介するのが冰讃(ピンザン)のシュエファービンです。シェアファービンはたっぷりのマンゴーと練乳がトッピングされたかき氷のことです。
マンゴーがとても濃厚で美味しいと有名なお店なのですが、それもそのはず、他店でよくある冷凍マンゴーは使っておらず、そのままのフレッシュな台湾マンゴーを使っているんです。
それゆえ、フレッシュな台湾マンゴーが収穫できる時期(4月から10月)の期間限定の営業ですが、地元にはたくさんのファンがいます。日本人観光客からも大人気のお店です。
「こんなにたくさんマンゴーをトッピングしたら値段が高くなるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、なんと100元というお手頃価格!これは絶対食べておくべきでしょう!
- 住所…台北市雙連街2号
- 電話番号…+886-2-2550-6769
- 営業時間…11:00-22:30
- 定休日…4月から10月までの期間限定オープン
- 予算…シュエファービンは100元ほど(約350円)
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台湾の絶品グルメ⑦ 台北女子に人気の新感覚ドリンク
最後にご紹介するのが麥吉machi machi(マチマチ)のチーズティーです。チーズティーとは台湾の紅茶の上にきめ細かいチーズクリームがのっている新感覚ドリンクのことです。
チーズティーにもいろいろ種類があるのですが、特におすすめなのが、芝士日月潭紅茶(ズスルーユエダンホンツァ)です。紅茶は台湾の日月潭産の茶葉を使用しており、味も香りもしっかりしています。
ほんのり塩気のあるチーズクリームは、紅茶との相性がばっちりです。また、甘さと氷の量を調節でき、お店のおすすめは「甘さ少なめ、氷少なめ」だそうです。
お店の雰囲気はインスタ映えしそうな女の子らしい雰囲気で、気分が上がりますよ。イートインはできないので注意してくださいね。台北女子の間で流行っているチーズティー。スイーツ好きの人は要チェックです!
- 住所…台北市大安區大安路一段51巷16號1樓
- 電話番号…+886-2-2752-5069
- 営業時間…(月)〜(金)は12:00-21:00、(土)(日)は11:00-21:00
- 定休日…年中無休
- 予算…ズスルーユエダンホンツァはMサイズ60元(約210円)、ジーシーツァオメイは85元(約300円)
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台北のローカルなグルメを食べる時のルール
台北の大衆的な食堂や屋台では、台北ならではの食のルールがあります。もちろん日本にだって私たちが意識してないだけで、海外の人から見たらびっくりするようなルールがたくさんあるのです。
ですから私たちも台北では外国人なわけですから、現地ルールを事前に知っておく必要があります。
- 相席は台北の日常である
- オーダーシートは自分で持って行く
- ローカル店での長居はNG
- 飲み物は持参する
相席は台湾の日常です。少し抵抗があるかもしれませんが、ここは受け入れましょう。台湾の人と知り合いになるいい機会かもしれませんね。
また台湾では注文を取りに来てくれない店がほとんどです。自分の席やレジの近くに置いてあるオーダーシートに、自分で注文を書いて店員さんに持って行きましょう。
日本でもそうですが、ローカルな食堂は話をする場所ではないので、ササっと食べましょう。食べ終わったらすぐお会計をして店を出ます。長く滞在したい場合はカフェなどに行きましょう。
そして1番びっくりするのが、お水が提供されないことだと思います。ローカルの店は、飲み物の持ち込みOKなので、コンビニで無糖のお茶やミネラルウォーターを買ってお店に持参しましょう。
まとめ
今回は台北の絶品グルメを7つまとめました。どのお店も地元の人に愛されている人気店です。では一覧で振り返っておきましょう。
- 金峰魯肉飯(ジンフォンルーロウファン)のルーロウファン(豚そぼろごはん)
- 福州世祖胡椒餅(フージョウスーズーフージャオビン)の胡椒餅
- 老王記牛肉麵(ラオワンジニューロウメン)の牛肉麺
- 阜杭豆漿店(フーハンドウジャン)のシェンドウジャン(豆乳スープ)とヨウティアオ(揚げパン)
- 鼎王麻辣鍋(ディンワンマーラーグオ)の火鍋
- 冰讃(ピンザン)のシュエファービン(マンゴー練乳かき氷)
- 麥吉machi machi(マチマチ)のチーズティー
台北にはたくさんの美味しいグルメがあり、まさに食の宝庫ともいえるでしょう。だからこそ、どのお店に行けばいいのかわからなくなってしまうことがあると思います。
そんな時はぜひこの記事のグルメ情報を参考にして、絶品のグルメを味わってみてくださいね。最後までお読みいただきありがとうございました。