「冬にウラジオストクへ観光に行きたいけど、ロシアって寒そうだしどんな感じなんだろう?」
お任せください!今回はウラジオストクへの行き方から気になる観光ビザまで、丁寧に解説いたします!
そして、ウラジオストクでオススメの観光スポットやレストランを厳選して紹介します。この記事を読んで、ぜひ旅行計画に役立ててくださいね。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%86%AC-%E9%A2%A8%E6%99%AF-%E9%9B%AA-%E8%87%AA%E7%84%B6-%E9%9B%AA%E3%81%AE-3758523/)
ウラジオストクへ行くには
ウラジオストクへは、成田国際空港からの直行便で、約2時間半ほどで行くことができます。
入国する際には電子ビザ(E-visa)が必要です。申請から5日以内に発行されるので、最低でも出発する5日前までには申請をしておきましょう。
このビザで1週間までならウラジオストクを含む沿海州での滞在ができます(モスクワなどの他都市へ行くことはできません。)
ビザは必ずプリントアウトして携帯するようにしましょう。空港でのチェックやホテルのチェックインで必要となります。
冬にウラジオストクへ行く際の注意
冬のウラジオストクはとにかく寒いんです!!2018年1月のデータでは、月平均気温がなんと−12.7℃を観測しています。一日の最高気温ですら−7℃なので、日本では体験できないような寒さです。
ですので、防寒着には十分気を使ってください。ウラジオストクは風もとても強いので、防寒・防風機能に優れたアウターを購入するのが良いでしょう。
外に出歩く際は出来るだけ肌を露出しないよう、ニット帽やマフラーなどで顔を隠すようにしてください。室内は暖房が効いていて暖かいので、脱ぎ着しやすいものが望ましいです。
続いて、ウラジオストクでオススメの観光スポットを紹介していきます。
冬のウラジオストクの観光スポット ウラジオストク駅
最初に紹介するのはウラジオストク駅です。ウラジオストク駅はロシア最東端の駅で、シベリア鉄道の終点であり、モスクワへ出発する際の始点でもあります。
第二次世界大戦後には、70万人の日本人捕虜がこの駅からシベリア鉄道を利用して輸送されました。
駅構内に入るには荷物検査を通過しなければいけませんが、列車に乗らなくとも駅構内見学することができます。
真冬の中、9000kmの距離を駆け抜けてきた列車は迫力満点ですよ!
- 住所 Ulitsa Aleutskaya, 6, Vladivostok, Primorsky Krai, ロシア 690007
- 電話番号 +7 800 775-00-00
- 公式サイト
冬のウラジオストクの観光スポット ルースキー島連絡橋
次に紹介するのはルースキー島連絡橋です。ルースキー島連絡橋は、東ボスポラス海峡に架けられた橋で、ウラジオストクのムラヴィヨフ・アムールスキー半島とルースキー島を結びます。
高さが324m、脚橋の間の距離が1,104mあり、世界でも屈指の長さを誇ります。空気が澄んでいる冬に見られるライトアップされた橋は格段に美しいです。
ウラジオストクのシンボルでもあるルースキー島連絡橋をバックにぜひ思い出の記念写真を撮ってみてくださいね。
- 住所:Barkhatnaya Ulitsa, Primorsky Krai, ロシア 690017
冬のウラジオストクの観光スポット S56潜水艦博物館
次に紹介するのはS56潜水艦博物館です。S56潜水艦博物館は、第二次世界大戦でソ連軍が実際に使用していた本物の潜水艦を改装して、博物館にしたものです。
中に入ると、本物のミサイルや計器などが展示されており、戦時中の雰囲気を感じることができます。
展示の説明はすべてロシア語なので理解するのは難しいですが、写真を見ればなんとなくイメージはできることでしょう。
博物館内は暖房が効いているので、冬でも暖かい中で見学することができるのでオススメですよ。
- 住所Korabel’naya Naberezhnaya, Vladivostok, Primorsky Krai, ロシア 690091
- 電話番号+7 423 221-67-57
- 営業時間9:00〜20:00
- 入場料金100ルーブル
- 公式サイト
冬のウラジオストクの観光スポット マリインスキー・沿海州劇場
次に紹介するのはマリインスキー・沿海州劇場です。マリインスキー・沿海州劇場では、「世界三大バレエ団」の一角であるマリインスキー・バレエを鑑賞することができます。
東京からたった2時間半の距離で行ける地で世界最高峰のバレエを鑑賞できるだけあって、日本人に大人気のスポットとなっています。
チケットは空いていれば当日購入することもできますが、事前にWEBサイトで予約してしまうのがオススメです。
暖房が効いている暖かい室内で、優雅にバレエを鑑賞する貴族気分を味わってみてはいかがですか?
- 住所:Fastovskaya Ulitsa, 20, Vladivostok, Primorsky Krai, ロシア 690012
- 電話番号:+7 423 240-60-60
- 営業時間:公演による
- 入場料金:公演による
- 公式サイト
冬のウラジオストクの観光スポット トカレフスキー灯台
次に紹介するのはトカレフスキー灯台です。トカレフスキー灯台は金角湾の入り口にあり、灯台へと続く道と合わせてインスタ映えするスポットとして人気の観光スポットです。
この道は干潮の時にしか現れないので、事前に干潮時刻を調べておいてから行くのがオススメです。冬のおおよその干潮時刻は、12~14時付近です。日によって前後するので注意してくださいね。
トカレフスキー灯台へは、ヴォグザール・ウラジオストク駅からタクシーを使って行くことができます。真冬は凍った海の上を歩いて灯台までアクセスすることもできるので、楽しいですよ!
- 住所:Ulitsa Tokarevskaya Koshka, 4, Vladivostok, Primorsky Krai, ロシア 690065
冬のウラジオストクの観光スポット 金角湾
次に紹介するのは金角湾です。金角湾はウラジオストクを代表する人気観光スポットで、ロシアの中で、冬でも水面が凍らない数少ない不凍港です。
金角湾に架かる黄金橋と合わせて二つは、ウラジオストクを象徴する絶景と言えます。ぜひとも写真を撮っておきたいですね。
また、11時〜19時の間には遊覧船も航行しているので、乗ってみるのもいいですね。ウラジオストクの街と海に囲まれて、贅沢な時間を過ごせますよ。
ロシア料理が食べられるオススメのレストラン Svoy
せっかくロシアまで来たのですから、ロシア料理は食べておきたいですよね!ウラジオストクにももちろんロシア料理を食べることができるお店はいくつもあります。
その中でも「Svoy」というお店がオススメなので紹介します。Svoyはヴォグザール・ウラジオストク駅から15分ほどで行ける距離にあり、本格的なロシア料理を楽しめるレストランです。
ロシア料理の代表であるボルシチはもちろん、他にもさまざまな料理を味わえるのでオススメです。お酒は安価でたくさん飲むことができるので、ゆったりして心も体も温まってくださいね。
- 住所:Ulitsa Admirala Fokina, 3, Vladivostok, Primorsky Krai, ロシア 690091
- 電話番号:+7 423 222-86-67
- 営業時間:11:00〜25:00
- 公式サイト
まとめ
ここまで、冬のウラジオストクでオススメの観光スポットとレストランを紹介しました。
ロシアの極東に位置し、日本からのアクセスが大変良いウラジオストク。ビザの申請が簡単になってからは日本人観光客の数も年々増えています。
冬は信じられないくらい寒いですが、冬に行かないと体験できないことや見られない景色があるので、しっかりと防寒対策をして、楽しい思い出を作ってくださいね。