日光は、日光東照宮をはじめ、世界遺産に登録された社寺もあり魅力多的な観光地です。また、女子旅ではかかせない、おいしいスイーツや、おしゃれなカフェなども点在しています。
この記事では、特に日光で行ってほしい観光スポット6選と、おすすめなお店5選も合わせてご紹介!是非、日光への旅を企画しているならこの記事を参考にしてみてください。きっと満足のいく旅になりますよ。
日光女子旅おすすめスポット①関東の駅百選!JR日光駅の駅舎
年間を通して国内や海外からの観光客が多く訪れる、世界遺産日光の玄関の一つが古く美しい姿を見せる、大正時代の白亜の洋館JR日光駅舎。
2階には旧国鉄時代に一等旅客専用特別待合室として使われていた「ホワイトルーム」があります。こちらは白い漆喰の壁と、明治時代後半のシャンデリアがそんままの姿で出迎えてくれます。
現在では多目的ホールとして写真展などのイベントで使用されています。豪華なシャンデリアを見ながら大正時代の雰囲気を味わってみてください。
女子旅スタートはタイムスリップしたような大正ロマンの世界からスタートがおすすめですよ!
駅エントランスには、天井に鳴龍を見つけることができます。日光で鳴龍と言えば、東照宮境内にある本地堂天井の鳴龍が有名ですが、このJR日光駅でも「鳴龍」が楽しめるんです。
駅エントランス天井に描かれている龍の下で手を叩くと、天井が共鳴して龍が鳴きます。足元に印がありますので、人が少ない静かな時に手を叩いてみてください。
もしも、龍の鳴き声のような共鳴音が聞こえたら、きっとこの旅は最高の旅になるでしょう。
- 住所:栃木県日光市相生町115
- 電話:0288-54-0073
日光女子旅おすすめスポット②華厳の滝
48もの滝が点在する日光周辺で、最も有名なのが華厳ノ滝です。日本三大名瀑の一つであり、中禅寺湖の流出口にあります。観瀑台までエレベーターで昇れて、97メートルの岩壁を一気に落ちる様子が見られます。
間近で見る滝つぼは迫力満点です。爆音とともに水しぶきが弾ける豪快な姿が見れて圧巻ですよ。紅葉のころもおすすめですが、1年を通していろんな姿を見せてくれます。
女子旅ではインスタ映えする写真が撮りたいところ。それなら、春がおすすめです。山からの雪解けみずが増える春は、新緑で青々とした緑に覆われた華厳の滝と、運が良ければ七色の虹を見ることができます。
最高の1枚を採れる可能性が高いです。また、華厳の滝からのマイナスイオンを浴びて気持ちもリフレッシュできますよ。
- 住所::栃木県日光市中宮祠
- 電話:0288-55-0030
日光女子旅おすすめスポット③日光の社寺の入口 神橋
JR・東武日光駅前の日本ロマンチック街道を北西へと向かい、お土産屋さんやカフェなどが並ぶ街並みを25分ほど歩くと、大谷川に架かる木造朱塗りの優雅な曲線を描く神橋(しんきょう)に到着です。
神橋は、日光二荒山神社の建造物で、世界遺産 日光の社寺への玄関口ともいえます。
もとは神事や、将軍社参・勅使参向などのときだけ使われてきましたが、二荒山神社の1200年祭りをお祝いし、1973年(昭和48年)から一般の人も渡れるようになりました。
この神橋の御利益は、開運、良い縁へ橋わたしをしてくれる橋とされていて、この橋を渡って結婚式を挙げたご夫婦は末永く円満だと云われます。女子にとっては気になる御利益ですよね。
神橋には橋姫様と言う守り神が祀られていて、橋の向こう側ある社 深沙大王と言う男の神様と一対で神橋の守護神として、この橋を渡る人を見守っているとされています。
橋の長さは28m、幅7.4m、川の水面からの高さは10.6mほどです。神橋付近の社務所で授与している祈願紙ヒコーキ(100円)に願い事を書いて神橋から大谷川へ飛ばすことができます。
水に溶けた紙ヒコーキは、願いと共に天へと舞い上がり神々のご加護を受けられるとされます。あなたの願い事も叶うかもしれませんね。
- 住所:栃木県日光市上鉢石町
- TEL:0288-54-0535 (日光二荒山神社)
- 参拝時間:4月~10月 8:00~16:00 11月~3月 9:00~15:00
- 神橋拝観料:300円
日光女子旅おすすめスポット④日光二荒山神社
日光二荒山(ふたらさん)神社は、1200年を超す歴史があり、世界文化遺産「日光の社寺」の構成遺産のひとつです。
二荒山(男体山・なんたいさん)がご神体で日光連山を含む3400ヘクタールがご神域となっています。
ひっそりと静寂な雰囲気が漂うこちらの神社は、強力なパワースポットとして注目されていて、様々なご利益があるといわれています。
主祭神がオオクニヌシノミコトであることから、特に縁結びスポットとして女性に人気のスポットです。
上記の写真は、境内にある「縁結びの御神木」。杉(スギ)と楢(ナラ)という2種類の木が、まるで1本の樹木のように重なった御神木です。
「好き(杉)なら(楢)一緒に」という意味で、良縁のご利益があるとされています。良縁を願う方は、立ち止まってお参りしてみてください。
二荒霊泉(ふたられいせん)は、神社境内「神苑」に湧いている泉です。こちらの水は、神様の力が宿った霊水とされ、飲んだり肌に塗ったりすると、若返りや眼病治癒の効果があるといわれています。
神社を訪れたら、ぜひ霊水に触れてパワーをいただいてみてください。
- 住所:栃木県日光市山内2307
- 電話:0288-54-0535
- 参拝時間:4月〜10月 8:00〜17:00 /11月〜3月 9:00〜16:00
- 参拝料金:小学生 100円 神苑入苑料/中学生 100円 神苑入苑料/大人 200円 神苑入苑料
日光女子旅おすすめスポット⑤日光東照宮
日光東照宮は、日光二荒山神社、日光山輪王寺(りんのうじ)とともに、日光の社寺として世界文化遺産に登録され、国内外から多くの観光客が訪れる観光スポットです。
日光東照宮は、1617年亡き徳川家康を久能山から移し、御祭神としてお祀りした神社で、現在の社殿群は三代将軍家光が1636年に造営しました。
境内は国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が、自然の地形を生かした地形に配置され、その姿は圧倒的な美しさです。
2017年3月に4年がかりの修理工事が完了し、鮮やかな色彩が蘇った陽明門(ようめいもん)です。
故事由来や子どもの遊びなど500以上の彫刻が施された門には、江戸時代初期の工芸・装飾技術のすべてが集約された最高傑作です。一日中見ていても飽きないと言われ日暮(ひぐらし)の門とも呼ばれています。
表門を入ってすぐの神厩舎(しんきゅうしゃ)に彫られている三猿、奥宮の入り口・東回廊にある眠り猫も有名です。
神厩舎には三猿以外にも猿の彫刻がります。これらは人間の一生を表現しています。子育て、自立、挫折、恋愛、結婚、出産など、女性には考え深いメッセージが秘められていますので是非立ち寄ってみてください。
眠り猫は、徳川家康が永眠する霊廟の入り口に飾られていて、この猫を正面から見ると気持ち良さそうに居眠りしています。
「猫も眠るほど平和な世の中」を象徴しているとされています。しかし、眠り猫を違う斜めの角度から見ると、今にも襲い掛かりそうな戦闘体制をとっている猫の姿が見られます。
これは、寝てると見せかけ何時でも徳川家康を守るために襲い掛かれるという意味だとか。見る角度により真逆の意味になるのは興味深いですよね。
豪華絢爛も魅力的ですが、それぞれの建造物の本当の意味を知るとより一層興味深く感じることができます。
- 住所:栃木県日光市山内2301
- 電話:0288-54-0560
- 参拝時間:4月~10月 8:00~17:00/11月~3月 8:00~16:00(各期間とも受付は閉門30分前に終了)
- 参拝料金:大人・高校生1,300円 小・中学生450円
日光女子旅おすすめスポット⑥輪王寺 大猷院
輪王寺 大猷院(りんのうじだいゆういん)は、日光山輪王寺にある3代将軍家光の霊廟(れいびょう)で、世界遺産に登録されています。※霊廟とはお墓を意味します。
大猷院とは家光の法号のことです。家光の、死後も家康に仕えるという遺言に従い、4代将軍家綱によって建てられました。
日光東照宮に比べてると、華やかさは控え気味ですが、建物は本殿、相の間、拝殿が国宝となっているほか、壮麗な二天門(にてんもん)、竜宮城を思わせる皇嘉門(こうかもん)など見どころが満載です。
三代将軍・徳川家光公を祀(まつ)った大猷院は、日光に数多くある、パワースポットの中でも特別な場所です。女性は感性が優れていると言います。きっと大猷院で最高のパワーを体感できますよ。
- 住所:栃木県日光市山内2300
- 電話:0288-54-0531
- 参拝時間:4月~10月 8:00~17:00/11月~3月 8:00~16:00(各期間とも受付は閉門30分前に終了)
- 参拝料金:大人 550円、小・中学生 250円(大猷院) /大人900円、小・中学生400円(三仏堂&大猷院)
次の章からは、女子には気になる、おすすめなお店を紹介していきます。
日光女子旅おすすめ店①日光珈琲 御用邸通店
日光珈琲 御用邸通店は、御用邸通りにたたずむ古民家カフェです。趣のある建物は、大正時代は米問屋だったとか。女性には嬉しいゆったりとした雰囲気。写真も素敵な出来栄えになるでしょう。
34席ある店内には、古民家の雰囲気によく合うヴィンテージ家具が使われていて、落ち着いた空間に包まれています。日当たりのいい中庭を眺めつつ、日光ゆかりの本を読んで過ごすのもおすすめです。
- 香り高い自家焙煎のドリップコーヒー
- 日光珈琲オリジナルブレンド
- 食事とドリンクやスイーツが付いたセットメニュー
- 御用邸通の黒カレー
- オムライス
- 夏場は天然氷のかき氷【栃木県産いちごを使ったとちおとめが人気】
- 住所:栃木県日光市本町3-13
- 電話:0288-53-2335
- 営業時間:10:00~18:00(17:00 ラストオーダー)
- 定休日:月曜日・第1、3火曜日(祝日の際は翌日)
日光女子旅おすすめ店②Fudan懐石 和み茶屋
Fudan懐石 和み茶屋は、国道119号沿い、金谷ホテル近くの小さな茶屋。薬局をリノベーションしたお店で、店内は落ち着いた雰囲気で、テーブル席と小上がり席があります。
ランチは女性には嬉しい、高タンパクで栄養価も高く健康食品としても注目されているゆばのお料理が楽しめますよ。
メニューは、ゆば懐石ランチと、懐石ランチの2種類で、それぞれ一品ずつお食事が提供されます。ゆっくり味わいながら進むのでお腹もいっぱいになるはずです。
ゆば懐石ランチは、月替わりの先付や揚げ物、小鉢といった懐石ランチの内容に加え、クリーミーな引き上げゆばや、うまみをしっかり煮含めた揚げ巻きゆばなど、様々なゆば料理を味わうことができます。
- 住所:栃木県日光市上鉢石町1016
- 電話:0288-54-3770
- 営業時間:11:30〜16:00 ラストオーダー14:30
- 定休日:毎週水曜日
- 店内は完全禁煙。予約がおすすめです。
日光女子旅おすすめ店③西洋料理 明治の館
明治の館は、明治後期日本で初めて蓄音機・レコードを製造販売した、アメリカの貿易商F.W.ホーンの別荘として建造された石造りの洋館です。女性にも人気の明治当初の雰囲気が味わえます
壁面は日光石で積み上げられていて、風格さえ漂います。国の登録有形文化財として指定されているんです。レストランは1977年創業で、人気はオムレツライスです。
チキンライスにふんわりとした卵、デミグラスソースのバランスが絶妙。オムレツ好きにはたまらない一品です。他にも、ビーフシチューの壺焼きや、タンシチューなど食べ応えのあるメニューもあります。
他にも、女性に人気のチーズケーキ・ニルバーナがおすすめです。持ち帰りも可能ですが、明治の雰囲気を鑑賞しながらゆっくりと味わってみるのもいいですよ。
- 住所:栃木県日光市山内2339-1
- 電話:0288-53-3751
- 営業時間:11時~19時30分LO(冬期11月末~4月中旬は11時30分~)
- 定休日:不定休
日光女子旅おすすめ店④日光プリン亭
日光ぷりん亭は、2017年に古民家をリノベーションして、オープンしたばかりのプリン専門店です。見た目のかわいさと、プリンの美味さで女性の間で、瞬く間にSNSで話題となって日光で人気のお店になりました。
プリンの材料には、大笹牧場のブラウンスイス牛乳が使用されていて、濃厚な味わいが魅力です。おすすめは、苺を使った乙女ぷりん。
苺のジュレとプリンの味を両方楽しめるようにと、他のプリンより少し硬めに作られています。他にもSL大樹の運行日限定のプリンなど、魅力的なプリンがたくさんあり選ぶのも迷ってしまうかもしれません。
- 住所:栃木県日光市上鉢石町1017番地
- 電話:0288-25-6186
- 営業時間:10:00~16:00
- 定休日:不定休
日光女子旅おすすめ店⑤渡邊佐平商店
渡邊佐平商店は、1842年の創業以来日光山麓の清らかな名水を汲んで酒造りを行ってきました。全製造量中の約90%が純米醸造酒というこだわりです。
築100年以上の店舗では限定のお酒や酒器なども販売しています。11月~3月の酒造期間中は、実際に仕込んでいる様子を見学もでき日本酒の製造を学んだり、試飲を楽しむことができます。
7代目社長渡邊さんの楽しく非常にわかりやすいトークも評判です。最近では、日本酒好きな女性も増えているようです。利き酒も行われるので、お酒好きな方は是非寄ってみてください。
- 住所:栃木県日光市今市450
- 電話:0288-21-0007
- 営業時間:8:00~18:00
- 定休日:無休 ※8月14日~17日/12月31日~1月4日は休業
- 電車でのアクセス:東武下今市駅から徒歩約8分/JR今市駅から徒歩約8分
日光女子旅 まとめ
日光の魅力的な観光スポットと、女子旅では外せない美味しいグルメスポットをご紹介してきました。日光は建造物がとにかく他の地域よりも豪華で、当時の職人の技術を結集させた見ごたえ抜群な場所ばかりです。
色も、装飾も見ていて飽きません。修学旅行で訪れた人も多いかもしれませんが、今一度、日光の神秘的で、パワースポットに囲まれた世界を楽しんでみてください。
日光のお店は、古い建物や、リノベーションしたものが多く趣のある街並みです。雰囲気を楽しんでいただけるお店もたくさんありますので、参拝周りに疲れたら是非とも寄ってみてください。